らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

#読書 #ブックレビュー

【オーストラリアで大の字】最近北半球が物騒なので南半球に目が行くようになった

ロシアや中国のせいで ユーラシア大陸は なにかとキナ臭い。 東南アジアも 前ほど物価が安くなくなってきた。 EUもゴタゴタしてる。 そんなわけで 南半球の オーストラリアや ニュージーランドに 興味が向くようになった。 さおり&トニーの冒険紀行 オースト…

【できないのはあなたのせいじゃない/勝間和代】再読。今回は「公正世界仮説」と「現状維持バイアス」が刺さった

毒親・メディア・企業の 「社会的洗脳(ブレインロック)」に 人生を奪われるな。 できないのはあなたのせいじゃない――ブレインロック解除で潜在能力が目覚める 作者:勝間 和代 プレジデント社 Amazon 再読して良かった。 まず、 「公正世界仮説」の パワー…

【「サボる」防災で、生きる】「サボり」と「防災」をアウトドアでマリアージュ! 

「サボり」と「防災」。 何てインパクトの強い 組み合わせだろう。 思わず手に取ってしまった。 「サボる」防災で、生きる 作者:寒川一,寒川せつこ 主婦と生活社 Amazon アウトドア無縁のインドア属性だけど 「防災」には関心を持たざるを得ない 台風15号・1…

【へんなものみっけ】クジラを砂浜に埋めて骨になったら掘り出す。漫画の世界をリアル中学生が実現!

珍しく、うらやまなニュース。 こんな学校に通いたかった……「中高生らがクジラの骨〝発掘〟 3Dデータ化も 千葉・南房総」https://t.co/LoN0GkB0Yd— らくだ (@rakuda951) 2023年2月5日 クジラ一頭、まるごと骨格標本。 こういうの、やってみたかったな〜。 …

【わたしが日本を出た理由/朝日新聞】を読んで、10年前の【漫画版 アジアで花咲け! なでしこたち/NHK 取材班】を再読したら……。過剰サービスと同調圧力サービスをやめない限り日本は衰退途上国!

最近、 朝日新聞で 海外へ移住した女性たちの 連載をやっている。 よく、 日本の回転寿司屋で働いても 年収が200万円から300万円だけど、 ニューヨークの寿司屋で働けば、 年収が2000万から3000万円はいく、 て話を耳にするようになっていたので 興味深く読…

【ハイパーインフレーション】武器は「商談」。Win-Winが勝利の経済バトル。「贋金で国家を転覆」から真の良性インフレーションへ!

どうすれば 贋金で国家を転覆できる? これを突き詰めると 貨幣経済が分かる。 ハイパーインフレーション 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:住吉九 集英社 Amazon ハイパーインフレーション 5 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:住吉九 集英社 Amazon 主…

【キミのお金はどこに消えるのか】あの日、市役所の窓口へ行って現金で払った税金の現生はどこへ行ったんだろう?

経済マンガ3部作を再読。 キミのお金はどこに消えるのか (角川書店単行本) 作者:井上 純一 KADOKAWA Amazon キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編【電子特典付き】 (角川書店単行本) 作者:井上 純一 KADOKAWA Amazon がんばってるのになぜ僕らは豊…

【ナリワイをつくる】ための四股やテッポウ?!

鷹を手にした姿がカッコ良い。 朝日新聞で 「ナリワイをつくる」の作者、 伊藤さんが紹介されていた。 ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方 作者:伊藤洋志 東京書籍 Amazon プロフィールで目を引いたのが 「相撲の四股やテッポウで 体を鍛えている」て…

【オラ! スペイン旅ごはん】「うまいメシ」「うまい店」より「うまい街」のスペイン! 越冬移住も大人気!!

物価は安いし 立ち呑みバルで ピンチョスつまめる 美食の街スペインは 意外とリーズナブル?! オラ!スペイン旅ごはん (コミックエッセイの森) 作者:ハラユキ イースト・プレス Amazon 海外旅行や 海外滞在に 海外グルメ。 これらのコミックエッセイは たく…

【世界のニュースを日本人は何も知らない 4】ヨーロッパから見たロシアと日本から見たロシアが違うことを日本人は何も知らない

ようするにロシアは巨大な灯油屋さん 世界のニュースを日本人は何も知らない4 - 前代未聞の事態に揺らぐ価値観 - (ワニブックスPLUS新書) 作者:谷本 真由美 ワニブックス Amazon おなじみのシリーズも第4巻。 読んでいると、日本人が羨ましがってる海外が さ…

【8コマ地政学】なぜ米は沖縄から軍隊を引き上げないのか? なぜ北朝鮮はミサイルをポンポン飛ばすのか? 地球温暖化でロシアの南下政策は変わるのか?

8コマ漫画と用語集とで地政学をギュッと圧縮して 教えてくれた。 ざっくりわかる 8コマ地政学 作者:一色 清,よしたに 朝日新聞出版 Amazon ロシアのウクライナへの侵攻以来、地政学本が本当に増えた。 歴史好き地理好き地政学好きには ありがたいけど、平和…

【運動脳】なんだか狩猟採集民のような年末年始を過ごしてしまった。

一人きりなので 思いっきり自堕落な 年末年始を過ごした。 朝は少し暖かくなるまで 布団の中でぐずぐずと過ごした。 遅い朝飯を食べた後、また寝そべって 本や漫画を読んだり スマホをいじったり。 いつのまにか眠ってしまったり。 午後2時頃、 最高気温の時…

【8コマ三国志】ファスト漫画の傑作か暴挙か?! 横山三国志とは別の角度から三国志を俯瞰する!

あの長い三国志を 8コマ漫画半分、文章半分で 一冊に要約! ざっくりわかる 8コマ三国志 (ざっくりわかる 8コマシリーズ) 作者:渡邉 義浩 朝日新聞出版 Amazon 最初は恐る恐る読み始めた。 だって 横山光輝さんの三国志なんか 全部で60巻。 三国志 (1) 桃園…

【海外在住コミックエッセイ ヨーロッパ編】ワールドカップ開催中に読むと臨場感マシ

大好物な 海外滞在記&国際結婚ものの コミックエッセイを読んだ。 今回読んだのは イタリアものだったけど、 ヨーロッパ各国ものは けっこう読んでる。 漫画家は 絵という世界共通の武器があるせいか、 かるがると国境を越えるよなぁ。 思いつくまま並べて…

【いいかげんなイタリア生活】「適当でも、だいたいなんとかなる」マインドこそ生きづらい日本人に必要!

イラストレーターの ワダシノブさんによる イタリア滞在記。 文章中心、 ときどき8コマ漫画--。 いいかげんなイタリア生活 - イタリア在住15年の私が見つけた頑張りすぎない生き方 - 作者:ワダ シノブ ワニブックス Amazon 今時のイタリア生活が どんな感…

【もし世界が1つのクラスだったら】国際紛争もスクールカーストの争いも根は同じ?!

世界を一つのクラスに例えて国々を擬人化すると 現代史がとてもよくわかる--。 もし世界が1つのクラスだったら 上 日本開国編 世界史と日本史の教養が知識ゼロから身につく 作者:大橋弘祐,竹流 文響社 Amazon 上巻では 幕末から第一次世界対戦までの流れ…

【バカと無知】バカは自分がバカであることを知らない。利口な人間はバカに引きずられる。かくてリベラル民主主義は独裁者の専制主義国家に遅れをとる……。

進化論を様々な学問分野に応用した ムーブメントの紹介。 バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) 言ってはいけない 作者:橘玲 新潮社 Amazon あいも変わらず ミもフタもないタイトルだけど、読み進めていくにつれて人間が、 いかに不都合で ど…

【赤狩り】ハリウッドと近現代アメリカの裏面史。マリリンモンロー怪死とケネディ暗殺の謎解きも!

今年読んだマンガの中で ベスト1かも--。 赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD(1) (ビッグコミックス) 作者:山本おさむ 小学館 Amazon コミュニスト弾圧で標的にされたハリウッド。 そんな中でも次々と名作は作製されていく。 「ローマの休日」 ローマの休…

【ツタンカーメン/山岸凉子】11月4日はツタンカーメンの墓発見100年記念日だった!

世紀の発見から、 もう100年たっていた。 漫画読みとしては、山岸涼子さんの 「ツタンカーメン」を思い出す。 ツタンカーメン(1) (モーニングコミックス) 作者:山岸凉子 講談社 Amazon イギリスの考古学者、ハワード・カーターがツタンカーメンの墓を 発…

【マンガでわかる災害の日本史】歴史は繰り返すし災害も繰り返す。現在の日本は地震の活動期。南海トラフ地震と富士山の噴火は……。

災害年表を眺めているだけで、日本はこんなに災害の多い国だったのか と呆然としてしまう。 マンガでわかる災害の日本史 (池田書店のマンガでわかるシリーズ) 作者:磯田道史 池田書店 Amazon このコミックエッセイは 大災害を生きのびる知恵を歴史から学ぼう…

【しぶちん京都】バックパッカーと京都暮らしの意外な共通点は「しぶちん」

「しぶちん」、つまり「節約を楽しむ」がキーワードだったんだ……。 しぶちん京都 (コミックエッセイ) 作者:グレゴリ 青山 KADOKAWA Amazon グレゴリ青山さんの コミックエッセイが好きで よく読んでいた。 アジアン系バックパッカーの旅。 ふたたびの旅 (コ…

【宇宙一ずぼら絶品めし】だれでもウマく簡単に。ずぼら飯は一つのジャンルになった。中華・韓国調味料の代用アイデアがGood!

フライパンひとつでできる、 レンジでチンするだけ、トースターで焼くだけ、炊飯器におまかせなどなど--。 宇宙一ずぼら絶品めし 作者:だれウマ KADOKAWA Amazon 簡単料理の情報収集を継続中──。 最近は「ずぼら」が一つのジャンルになってるようだ。 花の…

【透明アクセル】女子フィギュアスケーターを競艇選手へ。「女はいくら稼げるか?」

広告代理店ビジネスの 裏側が分かる--。 透明アクセル(1) (イブニングコミックス) 作者:三田紀房 講談社 Amazon 主人公の青木は 広告代理店一年生。 父親は超有名な演歌歌手。 そう、親のコネで広告代理店に入った ボンボンだ。 広告代理店は こんな社…

【この世でいちばん大事な「カネ」の話/西原理恵子】世の中には落とし穴がたくさんあってハマると負のループから抜け出すのは難しいから「カネ」が必要なのだ

(漁師町の)「カネ」はいつも、 魚の匂いがした--。 この世でいちばん大事な「カネ」の話(新装版) 作者:西原理恵子 ユーメイド Amazon いいかげん、 お金について 少しずつ勉強を始めなければと 手に取った最初の一冊。 もともとは ジュニア用の本だけ…

【赤狩り】ロマンチック・コメディ「ローマの休日」はハリウッド粛清に対抗して「信頼」を呼びかけた骨太のドラマだった

妖精オードリー・ヘップバーンの 代表作「ローマの休日」の背後には 生臭い政治的闘争があった--。 赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD(1) (ビッグコミックス) 作者:山本おさむ 小学館 Amazon 第二次世界対戦後、 アメリカとソ連の冷戦の時代、 米では共…

【ブラック企業やめて上海で暮らしてみました】外国人観光客受け入れ再開のニュースを聞いて中国インバウンドのコミックエッセイを読んでみた

「昼は反日、夜は親日」 そして「親日ではなく知日」。 ブラック企業やめて上海で暮らしてみました 作者:漫画 にしかわたく,原作 初田 宗久 扶桑社 Amazon このコミックエッセイは 2017年に刊行された。 原作者は上海、台湾、香港で活動していて、 若者とも…

【中国嫁日記全8巻ほか】日中関係がいよいよおかしいので、せめて日中関係が可笑しいコミックエッセイを読んでみた

10月16日日曜日に 中国共産党全国代表大会が開かれる。 軍国主義を強める中国だけど、 これから先はどうなるんだろう? そして普通の中国人は どんな人達なんだろう--。 中国嫁日記(一) 作者:井上 純一 KADOKAWA Amazon 40才オタク夫✕20代中国人嫁の 4コ…

【MEC食】人類史漫画版を読んでみたら人類は肉食になってから脳が大きくなっていた

肉✕火✕余暇✕石器この好循環が脳を大きくした 肉・卵・チーズのMEC食者だ。 肉・卵・チーズをたっぷり食べて 1年で50kg痩せました 作者:椎名マキ 講談社 Amazon 日本人だからこそ「ご飯」を食べるな 肉・卵・チーズが健康長寿をつくる (講談社+α新書) …

【ざっくりわかる8コマ人類史】ネアンデルタール人研究者がノーベル賞を獲ったので人類史漫画版を読んでみた

人類の歴史ってこんな感じ、 と思いこんでいたものが ひっくり返された--。 ざっくりわかる 8コマ人類史 (ざっくりわかるシリーズ) 朝日新聞出版 Amazon 人類の進化の過程を表した 有名なイラストがある。 左から 猿人→原人→旧人→新人の順に 並んでいるや…

【生物学的に、しょうがない】進化心理学・進化生物学は生老病死の悩みに答えを出せる?!

進化論を様々な学問に応用する 新しい進化論の波が起こっている。 本書も面白かったので再読した。 生物学的に、しょうがない! 作者:石川 幹人 サンマーク出版 Amazon 再読して感じたのは、 進化論って もしかしたら 生老病死の悩みを 説明できる? てこと…