らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【生物学的に、しょうがない】進化心理学・進化生物学は生老病死の悩みに答えを出せる?!

 

進化論を様々な学問に応用する

新しい進化論の波が起こっている。

 

本書も面白かったので再読した。

再読して感じたのは、

進化論って

もしかしたら

生老病死の悩みを

説明できる?

てことだった。

人間の生きる苦しみのほとんどは

長い狩猟採集時代の遺伝子が

現代の文明社会に

適応できていないからだ。

 

人間が年をとるのは、

生殖年齢の識別が

わかりやすくなって

遺伝子が交配しやすくなるためだ。

 

人間が病気になってしまうのは

より環境に適応して

進化していく過程で

遺伝情報がエラーサインを

出してしまうからだ。

 

そして

人間が死ぬのは

世代交代して

まっさらでより優秀な遺伝子を

後に残すため。

 

「ポジティブに諦める」ことを

推奨する進化心理学の考え方は

仏教の「諦観」に通じる。

こんな風に

ざっくりだけど

人間の生老病死について

説明できる。

 

もちろん

中には無理があるのもあって、

なんでもかんでも

「長い狩猟採集時代の遺伝子が……」

ですませるのも

なんだかなーって気もする。

 

けれども、

もやもやとしていたものが

とりあえず説明されて

すっきりするってことはある。

やっぱり

魅力的なジャンルなんだよなぁ。

 

「新しい進化論」は

これからもフォローしていくつもり。

 

 


【プロフィール】

節約系底辺FIRE
セミリタイア)目指す
ナマケモノ&寝そべり族。

寝そべりながら
年100冊の本を読み、
年1,000冊のマンガを読む。

片道一時間の自転車通勤は
10年を突破。

食事は
肉・卵・チーズのMEC食&
メガビタミン実践中。

料理はレンチン&時短料理。

親が遺してくれた実家に棲息中。。。