#読書 #ブックレビュー
新型 コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻以来、日本のメディアって肝心なことを伝えていないと思うようになった。 だからこれを読んだ――。 世界のニュースを日本人は何も知らない2 - 未曽有の危機の大狂乱 - 作者:谷本 真由美 Audible Amazon 新型 コロ…
旅と温泉愛がぎゅっと詰まった コミックエッセイ❤️ 49歳、秘湯ひとり旅 (ソノラマ+コミックス) 作者:松本 英子 朝日新聞出版 Amazon ただの温泉ではなくて秘湯、しかも、ひとり旅――。 まだまだ日本にもこんなところが残っているんだと感心してしまう。最寄…
毒親・メディア・企業の「社会的洗脳(ブレインロック)」に人生を奪われるな。 できないのはあなたのせいじゃない――ブレインロック解除で潜在能力が目覚める 作者:勝間 和代 プレジデント社 Amazon 「ブレインロック」とは聞きなれない言葉だけど、チンプ…
実は日本人って、そんなに特殊でもなかった? (日本人) 作者:橘玲 幻冬舎 Amazon 日本人って外国人と比べるとかなり違ってるように思っていたけど、実はそうでもない、てのが橘玲さんの主張。 今までの日本人像ってのは、ルース・ベネディクトの「菊と刀」…
「進化論」がさらに進化してビッグバンを起こしてる?! 「読まなくてもいい本」の読書案内 ──知の最前線を5日間で探検する (ちくま文庫) 作者:橘玲 筑摩書房 Amazon 大胆なタイトルだけど、作者の主張はこうだ――。 進化論をベースにして新しい学問が出現…
古典的 恋愛文学ダイジェストを漫画で、ツッコミ 100連発で楽しく読める――。 恋につける薬 (中経☆コミックス) 作者:吉村 琉香 KADOKAWA Amazon ロミオとジュリエットが出会ってから死ぬまでたったの5日間しかないというのは聞いていた。 でもこの話は元々シ…
日本人がイメージする日本と、外国のイメージする日本とがズレまくっている? 世界のニュースを日本人は何も知らない (ワニブックスPLUS新書) 作者:谷本 真由美 ワニブックス Amazon 作者は、「めいろま」アカウントでキレたツイートを連発している人だ。 …
橘玲さんの本の中ではピカイチの分かりやすさ――。 幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 作者:橘 玲 ダイヤモンド社 Amazon 橘玲さんの本を読んでいる。 正直、マネーリテラシー低目の自分には難しいんだけれど、…
ずるいのが流行っているのか? 佐久間宣行のずるい仕事術――僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた 作者:佐久間 宣行 ダイヤモンド社 Amazon ひろゆき流 ずるい問題解決の技術 作者:西村 博之 Audible Amazon ナマケモノ & 寝そべり族 なの…
エッセイ・コラム風味で読みやすかった。 橘玲初心者にはこの本から読み始めることを オススメしたい。 雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays 作者:橘 玲 幻冬舎 Amazon とは言え、「言ってはいけない」「不都合な真…
「図解――」でも「地図でわかる――」でもなく、「ランドパワー」も「シーパワー」も出てこない地政学本――。 13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海 作者:田中 孝幸 東洋経済新報社 Amazon 高校生と中学生の兄妹がアンティークショップ店長(通称カイゾク…
伽藍を捨ててバザールに向かえ。 恐竜の尻尾の中に頭を探せ。 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 (幻冬舎文庫) 作者:橘玲 幻冬舎 Amazon 著者の主張する「たったひとつの方法」を超意訳すると、「ムラ社会を飛び出して、フリー化・グローバル化した…
負けたら 滅亡 日本史と世界史がつながる 最強 18バトル バトルマンガで歴史が超わかる本 作者:茂木誠,大久保ヤマト 飛鳥新社 Amazon 本書は2022年3月に刊行された。 あとがきを読む限り、作者はロシアのウクライナ侵攻をかなり意識している。 学校の教科書…
孫世代の扉子がいきなり高校生になっていてびっくり! ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~ ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫) 作者:三上 延 KADOKAWA Amazon 思わず親戚のおっさん的リアクションを…
長期投資や積立投信が静かなブームのようだけど、過去130年単位で株価の動きを眺めたことがある人って意外といないんじゃないだろうか――。 お金は「歴史」で儲けなさい (朝日文庫) 作者:加谷 珪一 朝日新聞出版 Amazon 本書は2015年の発行――。 少々古くなっ…
自転車通勤者が増えて、いよいよこんな本も出るようになった。 自転車利活用のトラブル相談Q&A─基礎知識から具体的解決策まで─ (トラブル相談シリーズ) 作者:仲田 誠一,内田 邦彦,菊田 憲紘,杉江 大輔 民事法研究会 Amazon 固いタイトルからもわかるように法…
「昭和と平成の常識」をぶち壊し、生き延びるためのバイブル――。 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる 作者:橘 玲 PHP研究所 Amazon 本書は2019年刊行。 橘玲さんの本は、「無理ゲー社会」「裏道を行け」と読んできたわけだけど、たっぷり絶望…
隠者文学最高峰の「方丈記」を水木しげるさんが漫画化! 方丈記: 創業90周年企画 (マンガ古典文学シリーズ) 作者:水木 しげる 小学館 Amazon この漫画はなぜか水木さんが、方丈記の作者「鴨長明」にインタビューする摩訶不思議な形で物語が進む。 ゲゲゲの水…
このような先が見えないときこそ必要なのは、正規軍の戦い方ではなく、状況に応じて臨機応変に戦術を変える、「ゲリラ」の戦い方なのである。 僕は君たちに武器を配りたい 作者:瀧本哲史 講談社 Amazon 「僕は君たちに武器を配りたい」は2011年に刊行された…
ついに「寝そべり族」についての本が刊行された。 ナマケモノで寝そべり族な自分としては感銘を覚える――。 寝そべり族マニュアル: なるべく働かないで生きていく 作者:ゆるふわ無職 Amazon これまではネットを通じて断片的な情報は入っていたけど、体系的に…
ロシアのウクライナへの侵攻が止まらない。 ここまで長期化するとは誰も思っていなかったのでは? こんな時こそ「地政学」が役に立ちそうだ――。 地政学は、ざっくり言うと、地理と歴史と政治が合わさったもの。 国が繁栄するためにはどうすればいいか、戦争…
複雑な国際情勢も、擬人化したキャラとクラスの人間関係で読み解くと見えてくる? サクサク現代史! (ナレッジエンタ読本 6) 作者:青木裕司×片山まさゆき メディアファクトリー Amazon どうしてロシアはウクライナへ侵攻したのか? 新聞を読んでもニュースを…
ナマケモノは、わたしたちがさらにマインドフルに生きていくための手本としてうってつけの存在です。 ナマケモノでいいんだよ 作者:ルーシー・クック 光文社 Amazon ナマケモノって、なんてキュートなんだろう。 この本は、ざっくり言えばナマケモノの写真…
24の「必勝パターン」を徹底解説――。 戦略がすべて (新潮新書) 作者:瀧本 哲史 新潮社 Amazon それにしても、ものすごいタイトルだ。 戦争でもおっぱじめるんだろうか? と言いたくなってしまう。 しかし、戦略とは「楽勝でできることを、徹底的にやる」と…
あまりにも、どストレートなタイトルにドン引きするかも。 お金は「教養」で儲けなさい (朝日文庫) 作者:加谷 珪一 朝日新聞出版 Amazon でも内容はいたってマジメ。 社会学、経済学、数学、情報工学、哲学、歴史学の分野を横断的に解説してくれてる。 「教…
なるほど「FIRE(経済的独立、早期リタイア)」や「投資」はスタンド能力だったのか……。 ゆるFIRE 作者:アラサーdeリタイア管理人 ちー かんき出版 Amazon このようにわかりやすく例えてくれるとNISAやiDeCoも少しは身近に思えてくる。 とにかく本書はわかり…
光文社古典新訳文庫とスマホのKindle書籍読み上げ機能があれば、ハードルが高かった古典文学が読めるかも――。 光文社古典新訳文庫「古典の森」の読書ナビ 編集長の厳選62冊 光文社 Amazon いちおう「趣味は読書」てことになってるけど、エンタメ中心のヘタ…
元気なときの孔子、いまいちなときの老子――。 人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉 作者:野村総一郎 文響社 Amazon 老子と言えば「無為自然」て言葉が真っ先に浮かぶ。 基本、「がんばらなくていいよ」ていうスタンスなので、ナ…
ナマケモノとして、寝そべり族として生きていこうと決めたわけだけど、ではナマケモノや寝そべり族の強みってなんだろうと日々考えるようになった。 何しろナマケモノなので時間はたっぷりあるし、寝転がって考えをめぐらせるのは得意中の得意なのだ。 で、…
海外移住の本かと思うけど、どちらかといえば日本にいながら沈みゆく日本の悪影響を受けないための本だ。 脱日本入門 (文春e-book) 作者:加谷 珪一 文藝春秋 Amazon 一言で言えば、日本国内にばかり目を向けていないで海外に目を向けよう、と提案している。 …