■ゴーストタウンの舞台裏
しょっぱなから、「中国10大鬼城観光」の写真で圧倒される。
整然と立ち並ぶ高層アパート群。
ライトに照らされた夜景は近未来的だ。
しかし、ほとんどが「鬼城=ゴーストタウン」なのだ。
こんなにデカいものを作り上げておいて、それが全く使われていない。
万里の長城を作った国はケタが違う……。
■中国の成長と人口の影響
中国は今や世界で最も勢いのある国とされている。
その背景には人口爆発的な成長がある。
とにかく、人が多すぎるのだ。
だから、コネが物を言う社会になってしまう。
身内以外の人々はどうでもいい存在となり、裏切りが前提の社会となっている。
■中国共産党は本当に一党独裁?
中国共産党は一党独裁と思われがちだ。
でも、先ほど書いたように、とにかく人が多すぎる。
だから、全てを一元管理することは難しい。
だから、中国共産党と地方行政との二重構造を取ることで支配を維持している。
これは、ちょっと意外な事実だ。
まぁ、これだけ広大な国土と膨大な人口を抱える中国においては、民主主義の実現は容易ではなさそうだ……。
■岡田武史監督の革命
意外なことに、日本サッカー界の名将、岡ちゃんこと岡田武史監督が中国サッカーチームの指導者をしていたころ、岡田監督はとても中国人に人気があったそうだ。
岡田監督はグローバルスタンダードを持ち込み、中国サッカー界に革命をもたらす。
サッカー界においてもコネが支配していた中国において、岡田監督は中国のサッカーファンに歓迎されたようだ。
■中国人は反日か?
作者自身の経験だと、中国人は実は日本人に対して親切なことが多いそうだ。
反日イメージがあるけど、少なくとも戦争責任を問われるようなことはなかった。
日本人に対しては思っていたより友好的な姿勢が広がっているようだ。
日本人も中国人も大切なのは自分自身の生活で、国と国との間のことや、過去のいきさつは、日常生活ではそれほど表に出てこないのかも……。
■無視できない隣人、中国
中国人のインバウンド観光客がいないと日本の経済は成り立たなくなってしまっている。
その一方で、中国は台湾を統一する予防を隠そうとしていない。
何かと日本に対して大きな影響力を及ぼす中国。
これからも情報収集していくつもりだ。
次は、池上彰さんの解説を読んでみるつもり。
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■プロフィール
セミリタイア済みサイドFIRE民です。
セミリタイア後は読書生活に突入して年間365冊の本と1500冊のマンガを読了中。
読んだ中から、おもしろくてタメになる本やマンガをオススメしています。
(今は橘玲さんの本を読み漁っています)
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読書以外では、築50年の生家を両親から受け継ぎ、ミニマリスト目指して断捨離中です。
もともと寝そべり族なので、何ごとも「がんばらない」、シンドない生活を継続中。
ライフハックとテクノロジーでチートする都市型スローライフを目指しています。。。