■ 生物の死と進化
いきなりヘビーな話ですが、やっぱり死ぬって怖いですよね。
歳をとると、一歩一歩死へ近づいているような気がしてしまいますし。
「死」については、様々な哲学や宗教がアプローチを試みていますが、特別に決定版というものはまだ出ていないようです。
しかし、現代の進歩した科学では、科学的アプローチによって「生物はなぜ死ぬのか?」について答えを出そうとしています。
それを理解するためには、進化と生命の関係を考える必要があるようです。
■生物はなぜ生まれ、死ぬのか?
進化とは、生物が長い時間をかけて変化していくプロセスです。
この変化は、生物たちが環境に合わせて生き抜くために進んできたものです。
生物は誕生して、成長して、そして死ぬという一連のサイクルを持っています。
地球上の生物は、新しい生命が生まれることで多様性を保ち、進化を進めてきました。
宇宙から撮影した地球の写真がみずみずしくて美しいのは、「『生命が生まれては死ぬ』を繰り返して絶えず変化しているから」というのも納得です。
■生物の死は進化の一部
進化によって生命が誕生した一方、「生物が死ぬことも進化の一部」ということになるようです。
新しい種や特性が生まれるためには、古い生物が死ぬ必要があるんです。
死は進化を促進し、多様性を維持します。
多様性を維持しておかないと、突然に環境の変化が起こった時に、「種」全てが滅んでしまうからです。
隕石によって恐竜が滅んでしまったことは有名ですよね。
■老いも進化の一部
人間も進化の過程で長生きするようになりました。
しかし、それが原因で老化現象が生じるようになってしまいました。
ひたすら細胞分裂を繰り返していると、ミスコピー=ガンが発生してしまいます。
このガンを殺すために、免疫や老化の仕組みを獲得して細胞を入れ替えることができるようになりました。
その結果、私たちは長寿化していますが、その一方で老化も進行するようになってしまったわけです。
何とも皮肉な話ですね。
■「死」への科学的アプローチ
ここまで読んできて、どのように感じたでしょうか?
少なくとも自分の場合、「そもそも生命とはこういうもので、だから歳をとるのも死んでいくのもやむを得ないんだ」と聞かされると、「まあ、しょうがないのかな」などと思ったりします。
単純すぎるでしょうか(笑)。
「生物はなぜ死ぬのか」の作者・小林武彦さんの本はこれからも読んでいきたいと思っています。
いわゆる生老病死についての科学的アプローチについては、いろんな本が出版されるようになっています。
このテーマについては、これからもフォローしていくつもりです。
例えばこれまでに読んだ本では、こちらが印象的でした。
そもそも生命は「増えることを目的として誕生した」という視点から書かれた本です。
なぜ「男と女やオスとメスが存在するのか」の話が面白かったです。
市橋伯一さんの本もコンプリートしたいですね。
また、生命について、面白い本があったら紹介していきたいと思います。
では、 また!
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■プロフィール
セミリタイア済みサイドFIRE民です。
セミリタイア後は読書生活に突入して年間365冊の本と1500冊のマンガを読了中。
読んだ中から、おもしろくてタメになる本やマンガをオススメしています。
(今は橘玲さんの本を読み漁っています)
Amazonアソシエイトに申請中。。。
読書以外では、築50年の生家を両親から受け継ぎ、ミニマリスト目指して断捨離中です。
もともと寝そべり族なので、何ごとも「がんばらない」、シンドない生活を継続中。
ライフハックとテクノロジーでチートする都市型スローライフを目指しています。。。