■インデックス投資家ファースト世代!
作者の水瀬ケンイチさんは、日本人のインデックス投資家としては ファースト世代の方。
13万部突破のベストセラー「お金は寝かせて増やしない」がマンガ化されたので読んでみました。
2022年発行なので最新バージョン。
長年インデックス投資をやってこられただけあって、リーマンショック前後のマンガのシーンはとてもリアルでした。
出口戦略について詳しく書かれていたのも信頼できますね。
■自分のリスク許容範囲を知る
「お金は寝かせて増やしなさい」はインデックスファンドによる長期つみたて投資の入門書です。
長い間、投資をしているとどうしても大暴落に出くわしてしまいます。
そんな時、売らずに持ちこたえるためには、自分がどれだけリスクに対して我慢できるかを知っておくことが大切。
これはヘタな数字より、株価が下がっても「夜ぐっすり眠れるか」が基準になります。
リーマンショックを経験してる方が言うと説得力がありますね。
■出口戦略① 資産配分
ケンイチさんによれば、大切なのは銘柄の選択よりも 資産配分、アセットアロケーションとのこと。
一つの目安として、アメリカには「100から年齢を引いた割合で株式を持て」という言葉があるそうです。
つまり 30歳だったら、資産のうち株式は70%、60歳であれば 40%の株式を持つ、という具合に考えます。
この基準はとても分かりやすいですね。
■出口戦略② 「定額ではなく定率の取り崩し」
ケンイチさんはもう一つの目安として「4%ルール」を紹介しています。
積み立てる時は定額で積み立てて、取り崩す時は定率で取り崩す、てことになります。
取り崩しは毎月でなくてもよく、半年に1回とか年に1回でもいいらしいです。
これも分かりやすいですね。
人生100年時代、80歳・90歳になっても投資を続けていて大丈夫なのかな? と疑問に思っていましたけど、ケンイチさんのおかげですっきりしました。
■大暴落の心配について
長く投資を続けていると、どうしても大暴落に出くわします。
80歳や90歳になってから大暴落に遭遇すると大ダメージですよね。
どう考えれば良いんでしょう?
これに対しては「相場が永遠に下がり続けることはない」と覚えておけばよさそうです。
「100年に1度の大暴落」と呼ばれたリーマンショックでも、株価は半分近く下落しましたが、実は2〜3年で回復しています。
コロナ・ショックにいたっては、わずか1年で回復しているんです。
大暴落について、あまり神経質になる必要はなさそうです。
■水瀬ケンイチさんの本
ケンイチさんの本は分かりやすくてとても説得力があったので、次はこれを読んでみるつもりです。
実際には Audible 聴き放題の対象になっていたので、こちらを「耳読」するつもりです。
漫画版や Audible のおかげで ハードル高そうな投資についても気軽にアクセスできるのがありがたいです。
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■2024年は新 NISA の年
2024年には新しい NISA も始まるようですし、スムーズに投資生活を始めたいですね。
インデックスファンドによる長期積立投資については、これからもフォローしていくつもりです。
では、また!
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■プロフィール
セミリタイア済みサイドFIRE民です。
セミリタイア後は読書生活に突入して年間365冊の本と1500冊のマンガを読了中。
読んだ中から、おもしろくてタメになる本やマンガをオススメしています。
(今は橘玲さんの本を読み漁っています)
Amazonアソシエイトに申請中。。。
読書以外では、築50年の生家を両親から受け継ぎ、ミニマリスト目指して断捨離中です。
もともと寝そべり族なので、何ごとも「がんばらない」、シンドない生活を継続中。
ライフハックとテクノロジーでチートする都市型スローライフを目指しています。。。