らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

―漫画と本と自転車通勤。そして、がんばらないライフスタイル―

【バカと無知】バカは自分がバカであることを知らない。利口な人間はバカに引きずられる。かくてリベラル民主主義は独裁者の専制主義国家に遅れをとる……。

 


進化論を様々な学問分野に応用した

ムーブメントの紹介。

あいも変わらず

ミもフタもないタイトルだけど、
読み進めていくにつれて
人間が、

いかに不都合で

どうしようもない生き物だかが

分かってくる。

このようにしてわたしたちの祖先は、深刻なトレードオフに直面することになった。

① 目立ち過ぎて反感を買うと共同体から放送されて死んでしまう。

② 目立たないと性愛のパートナーを獲得できず、子孫を残せない。

これって

日本の同調圧力社会に

ぴったりと当てはまる。

 

いや、

日本人に限らず人間という生き物は、
お互いに協力しながら、
その一方では

ライバルを蹴落として

いかなければならない。

 

こんな矛盾するややこしいことを
絶えずしていかなければいけないとしたら、
そりゃ生きづらいのも無理はない。

 

やたらと有名人をバッシングする

キャンセルカルチャーも

この考え方で理解できそう。

 

「抜けがけ」も「ただ乗り」も許せない。

 

 

では、話し合おうとしても

「バカと無知」の壁がそびえ立つ。

 

自分も含めて

バカは自分がバカだということに

気づかないし、
利口な人間は

自信たっぷりに主張するバカに

どうしても引きずられてしまう。

 

山で遭難するパターンがこれ。

 

リベラルな民主主義が

愚集政治におちいると、
どうしても

独裁者が治める専制主義国家に

遅れをとってしまうのは、
こうした理由からだったのだ。

 

 

救いのない話ばかりなので、
読み終わると、

ぐったりと消耗してしまうのだが、
人間なんて、

ほんと、

どうしようもない生き物なのだから、
多少話が通じなくても仕方がない、
自分がバカでもしょうがないと
あきらめがつくところが

救いと言えば救い。

 

不都合な真実」三部作の

先行書籍はこちら──。

 

新しい進化論の話では、
こちらの本もおもしろかった。

 


【プロフィール】

節約系底辺FIRE
セミリタイア)目指す
ナマケモノ&寝そべり族。

寝そべりながら
年100冊の本を読み、
年1,000冊のマンガを読む。

片道一時間の自転車通勤は
10年を突破。

食事は
肉・卵・チーズのMEC食&
メガビタミン実践中。

料理はレンチン&時短料理。

親が遺してくれた実家に棲息中。。。