らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【8コマ三国志】ファスト漫画の傑作か暴挙か?! 横山三国志とは別の角度から三国志を俯瞰する!

 

あの長い三国志

8コマ漫画半分、文章半分で

一冊に要約!

 

最初は恐る恐る読み始めた。

 

だって

横山光輝さんの三国志なんか

全部で60巻。

 

日本の三国志観に

大きな影響を与えたとされる

吉川英治さんの小説でも全8巻。

 

要約にも程がある。

 

それでも読んでみたのは、
全体をざっくりと見てみたいのと、
横山三国志とは別の角度から

三国志を読んでみたかったからだ。

 

 

実際、読んでみると、
横山三国志とは別の感想が出てくる。

 

横山三国志

劉備玄徳と諸葛亮孔明が主人公。

 

だから

蜀が滅んだ時に

物語は終わった。

 

「8コマ〜」では、その後も描かれる。

 

まず蜀が滅んで、

次に魏がクーデターで晋になって、

最後に呉が晋に滅ぼされる。

 

一番地味だった呉が

最後まで生き残っていたのは意外。

 

全てを滅ぼした晋も
けっきょく40年で滅んだという。

 

諸行無常……。

 


そして、
横山三国志では

赤壁の戦い」が

前半のハイライトだったけど、
全体を通してみると、
魏は度々南下を繰り返していて、
その度に呉と激突している。

 

赤壁の戦いなんかより

大掛かりな戦もあった。

 

なかでも「合肥の戦い」や
その戦いで活躍した張遼には
興味をそそられた。

 

なんでも、

しばらく呉では

泣く子供に「張遼が来るよ」と言えば

泣きやんだらしいw

 

横山三国志では

どんなキャラだったっけと

画像検索したけど

見ても思い出せない。

 

横山本でも読み返してみたくなって

図書館サイトでリクエストした。

「8コマ〜」も横山三国志
図書館で借りられるのは助かる。

 


同じく図書館で借りられる

三国志短縮版は
こちらもある。

Ⅳ〜Ⅸはどうなってんだ?

ま、こちらも読んでみるつもり--。

 

ある程度わかっている歴史物語を

別の角度から眺めるのも楽しい作業だ。

 


そういえば「8コマ〜」では、
なぜか主人公格の孔明

首の長い妙なキャラになっていて

おかしかった。

 

異世界? で活躍する孔明もあったなぁ。

 

どちらかと言うと

自分はこちらの

コミュ障気味な孔明の方が良き--。

 


たまたま孔明の話が続いたけど、

実を言うと自分は

サバイバー司馬懿仲達推しなので、
誰か司馬懿仲達を主人公にした

三国志を描いてくれないかと思ってる。

 

編集者さん一つよろしく--。

 


最後に、

この「8コマ」シリーズ、
なかなか面白い試みで、
特に人類史の話は面白かった。

このシリーズも読んでいくつもり。

 

 


【プロフィール】

節約系底辺FIRE
セミリタイア)目指す
ナマケモノ&寝そべり族。

寝そべりながら
年100冊の本を読み、
年1,000冊のマンガを読む。

片道一時間の自転車通勤は
10年を突破。

食事は
肉・卵・チーズのMEC食&
メガビタミン実践中。

料理はレンチン&時短料理。

親が遺してくれた実家に棲息中。。。