らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【とつげきドイツぐらし!】意外と知られていないドイツ。日本とは相性良さそうなんだが。


ドイツ人男性と結婚して、ドイツ北部の港町ハンブルクで過ごす女性漫画家のコミックエッセイ――。

最初、ドイツの、しかもハンブルク在住というのは意外に感じてしまった。

何と言うか堅実な選択と言うか。

でも質実剛健なドイツらしいっちゃドイツらしい。

 

 

こんなふうに思ってしまうのは、最近やたらとベルリンに住む漫画家やイラストレーターのコミックエッセイを読み続けてきたせいだ。

なんだか、漫画家はベルリンを目指す!  のか?   とでも言いたくなる。

今や時代の最先端を行く国際都市ベルリンと比べると、ハンブルクは保守的なイメージ。

だからこそ普通のドイツって感じもする。

 


ちなみにハンブルクはドイツ北部だけあってかなり寒い。

短い夏、人々は少しでも日光を求めて肌寒くても日光浴しようとするし、冷たくても水に入って夏を満喫しようとする。

 

その一方で、夏はクーラーを使わずに終わってしまうことも多いようで、もちろん湿気は日本より少ない。

ゴキブリやムカデや蚊などの虫もいないので、夏は過ごしやすそうだ。

あと、寒い分、花粉が少ない。

自分のような、虫が嫌いで花粉症で暑いのが苦手の人間にとっては天国のように思える。

 


さて、「とつげきドイツぐらし!」を読んで、一番印象的だったのは、ドイツの外国人受け入れ制度だ。

さすが移民を多く受け入れている国だけはある、と感心。


かなり語学に力を入れているのだ。

語学テストに合格しないと入国出来ないし(けっこう選考がアバウトだったりもする)、入国しても、語学学校へ通うことを義務づけられるし、テストにも合格しなければならない。

語学を学ぶと同時にドイツの文化を学ぶことになる。

これだけカリキュラムがしっかりしてれば、地元民と移民の軋轢も少なそう。

実際はそんな簡単にいかないだろうが……。

 


もともと日本とドイツは勤勉な国民性が良く似ていて相性も良さそう。

海外に出た日本人サッカー選手も、ドイツで活躍している選手が多いと聞く。


もっとドイツのコミックエッセイを読んでみたい。

「とつげきドイツぐらし!」の続編だけでなく、他の作家のコミックエッセイも読んでみたい。

 

と、ここまで書いてから念のために検索してみたら、ちゃんと出ていました、続編――。

北部都会のハンブルクから、今度は南ドイツの田舎町だ。

今度は、どんなドイツだろうか?

 

絵柄が違うので気づかなかったが同じ作者だ。

 

さっそく図書館へリクエストするつもり。

 

 

他の作家でおもしろそうだったドイツ漫画はこれ――。

 

自分が使っているDMMレンタルコミックでも借りられるので、こちらもレンタルしよう。

最新刊は4巻――。

 

しばらくはドイツで楽しめそう。

 


【プロフィール】

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。


のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!


・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリスト
・歴史と地理とニュースの社会科好き!


これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
古武術介護
小笠原流礼法
・沈没バックパッカー外こもり?!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論3】医療崩壊の「不都合な真実」?!


コロナ論も3冊目。

「コロナの『不都合な真実』をすべて暴く」が帯コピー。

 

6月現在、ちょうど緊急事態宣言が解除されたころに読んだ。

と言っても、大騒ぎしているのはマスコミだけ。

周りを見ると、自粛疲れを通り越して無関心になりつつある。

街を歩いていても、マスクをつけない人がチラホラ。

通り過ぎる自分も、向こうからやってくる人がマスクをつけてないからと言って、特別身構えることもない。

ごく普通に通りすぎてる。

こんな今だからこそ「よしりん」の過激な主張も冷静に読むことができた。


なにしろ、これまで「日本ではコロナは恐くない」、「あえて言う!  経済の方が命より重いのだ」などと過激な主張を繰り返してきた。

 


コロナ論3でも、マスクは無意味、コロナはインフルエンザよりもたいしたことない、パンデミックよりも、マスコミによる「インフォデミック」の方が外が大きい、などゴーマン全開だ。

 

一番印象的だったのは医療崩壊についての話。

新型コロナウイルスは重度の指定感染症になっているので、特別な指定医療機関でしか扱えない。

そのためにどうしても使えるベッドが少なくなる。

その少ないベッドに感染者が殺到する。

だから入院できない人が増える。

そして、自宅で亡くなる人が出る。

季節性インフルエンザと同じ扱いにしておけば、町医者でも診療できるし、軽症者は自宅療養ですむのに、てことだ。


「コロナ論 3」が出版された3月時点では、まだ新型コロナウイルスによる死亡者数は、年間1万人とも言われる季節性インフルエンザによる死亡者数を上回ってはいなかった(6月現在、新型コロナウイルスによる死亡者数は合計約14000人。約一年と半年分の合計となる)。


確かに、どうして保健所や一部の医療機関だけが死に物狂いで働かなければいけないのかについては不思議に思っていたし、それに対して分かりやすく解説してくれるニュースを聞いたこともなかった。

そもそもニュースとして取り上げられなかったのかもしれない――。

 

今回の新型コロナウイルス騒ぎでよくわかったことは、政府にしろマスコミにしろ、本当に都合の悪いことはニュースにしない、てことだ。

そしてマスコミというのは、思っていたよりも政府にべったりな組織だ、ということだ。

今だって自殺者の数については、さっぱりニュースで取り上げられなくなったので、もしかしたら、かなりの数に上っているのではないか、と疑っている。

 

やっぱり、どんなに暴言を吐いたとしても、「ゴーマニズム宣言」は必要なのだ。

もちろん全てを無条件に信じる姿勢は禁物だけど、何も考えずにマスコミの言うことを鵜呑みにするのではなく、ワンクッション置いて、自分の頭で考えようと気付かせてくれる――。

 

 

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【ざんこく探偵の生きもの事件簿】「ザリガニの鳴くところ」をおもしろいと思った人にぜひオススメの動物行動学マンガ!


オスのカマキリは交尾中にメスのカマキリに食べられてしまうというエピソードはよく知られている。

でも生物や動物の世界では、もっと残酷なことが普通に行われている。

でもそれは生物たちが一生懸命生きている証なのだ。

ちなみにカマキリの交尾の話――。

オスのカマキリは毎回必ず食べられるわけでもなくて、5回に1回くらいの割合だと言う。

しかもオスは交尾のためにメスの背中に乗ると約4時間ほど乗っかりぱなしと言う。

まあ、どっちもどっちか……。

 


この漫画を読んだきっかけは、小説の「ザリガニの鳴くところ」を読んだことだった。

「ザリガニの鳴くところ」は、ミステリーであり、薄幸の少女物語であり、サバイバルものでもあり、独学者の話でもあり、青春小説でもあり、法廷サスペンスでもあるフルコースのような小説だ。


主人公である「湿地の少女」カイアは、湿地の生物を研究して学術本も出版してしまう野生と知性を併せ持った魅力的な女性。

彼女に大きな影響を与えたのが、動物たちの野生の振る舞いだ。

タイトルの「ザリガニの鳴くところ」は「生物が生物として自由に振る舞える場所」を指す。


動物行動学者でもある作者は、たびたび「美と醜、優しさと残酷さを併せもつ野生」についてのエピソードを物語に挿入する。

子を捨ててしまう母キツネ、傷を負った仲間にいっせいに襲いかかる七面鳥、偽りの愛のメッセージを送るホタル、交尾相手をむさぼり食うカマキリ……。

そしてグロテスクなイメージが、その後に起きる事件を予感させていくのだ。

 


この「ザリガニの鳴くところ」は大変おもしろい小説というだけでなく、動物行動学というジャンルのおもしろさも教えてくれる。


確かに「ざんこく探偵の生きもの事件簿」を読んでみると、動物たちの残酷な行動、子が親を食べ、弱いものが強いものに寄生するなどは、人間的な常識から見ると、とても醜悪だ。

しかしその一方で、動物たちはただ一生懸命生きているだけなのだ、ということも教えてくれる。

 

「ザリガニの鳴くところ」から引用すると――。

ここには善悪の判断など無用だということを、カイアは知っていた。そこに悪意はなく、あるのはただ拍動する命だけなのだ

と言うことになる。


動物行動学はおもしろい。

少なくとも「ザリガニの鳴くところ」を読んでおもしろいと思った人は、「ざんこく探偵の生きもの事件簿」も読んでみると良い。

漫画で読みやすいし、入門書としては最適解。

きっと気に入ると思う――。

 


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【レンチン】作り置きして冷凍コンテナで保存し朝にレンチンするドライカレー弁当(in スープジャー)は顆粒タイプのカレー粉を全種類楽しむ


最近の昼飯はドライカレーー択になった。

ただし、MEC食者なので、米のご飯は抜き。

牛豚合い挽きひき肉のみ具無しのドライカレーだ。

土日の休みの日に、一週間分を作って、ジップロックのコンテナに入れて冷凍しておく。

あとは朝レンチンしてスープジャーに詰めこむだけ――。


味つけは――。※数字はすべて大さじ。
コンソメ(顆粒タイプ) 適当に振りかける
豆乳ヨーグルト(自家製) 1
トマトジュース 1
ウスターソース 1
マヨネーズ 適当
最後に、カレー(顆粒タイプ)を小さじ山盛り。

後はよく混ぜこんで冷凍。


カレー粉は、S&Bの赤い缶のやつをずっと使っていたけど、スーパーで色々なカレー粉(顆粒タイプ)があるのを発見して、全種類まとめ買いしてしまった。f:id:rakuda95:20210620093202j:image
さすが日本人大好きなカレーだけあって、ちっちゃなスーパーでもこんなにたくさんな種類の物を売っている。

長い間、カレーといえば固形のルーという固定観念があったため、顆粒タイプだけで、色々あることにも驚いた。


顆粒タイプは固形ルーと違って、ダマになったまま残ったりしないので扱いが楽だ。

これから暑くなっていくと食欲は落ちるけど、カレーだったら、どんな時でも食べられる。

しばらくはドライカレー弁当(ご飯抜き)を楽しんでいきたい。

 

 

●MEC食について分かりやすい漫画はこちら――。

 

●冷凍コンテナについてはこちら――。

 


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【自転車通勤】中途半端な休日出勤の時には駐輪場トランクを整理する


今日は休日出勤。

おまけに出勤時には雨が降っていた。

しかも丸1日というわけではなくて中途半端な時間の出勤。

やれやれ――。

 


結局いつもと同じ時間に起きてしまったので、早めに出勤して駐輪場トランクの整理をして時間をつぶした。とりあえず靴など磨いてみる。

f:id:rakuda95:20210619185521j:image

職場用の靴はビルケンシュトックのロンドン3足をローテーション中。

だいぶかかとがすり切れていた。

駄目になったらまた同じロンドンを買って更新するつもり。

これほど履いてて楽な革靴は他にない。

正確には「半靴」らしいけど――。

 


f:id:rakuda95:20210619185740j:image

ルームウェア&自転車通勤用ウェアは、冬物と春物と夏物が混在中――。

寒い朝はまだフリース着ちゃってるし。

朝は長袖フリース、帰りは半袖なんてことも珍しくない。

てか、ごちゃごちゃ過ぎ……。

 

 

こんな感じで駐輪場トランクの中をかたした後、約半日の休日出勤を消化して帰宅。

帰りの自転車通勤で雨に降られなかったのは幸いだった。

ようやく休みだ……。

 


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【兎が二匹】毎日、自殺。そして自殺幇助。そんな二人の物語。ほか不老不死漫画4選。


不老不死者の哀しみは何度か漫画で描かれてきたけれど、痛々しいほどの切なさではこれが一番!


毎日自殺するけど不老不死で死ねないすずと、この世で唯一彼女を理解するサク――。
愛する者がいても、必ず先に死なれて置いてかれてしまう孤独――。

 

読んでてシンドかったのは、すずの殺された記憶が何度もリフレインするからだ。

飢饉の口減らしのため父親に埋められた記憶。

戦争で焼かれた記憶。

昔を思い出すと死にたくなる。

だから毎日自殺する。

サクも毎日自殺幇助する。

でも死ねない……。


そして、さらにむごい永遠がある。

相手に置いてかれるよりも、孤独なよりも。

ヒリヒリする全2巻だ――。

 

 

不老不死がよくテーマになるのは、孤独について描きやすいからだろうか。

思いつくまま並べてみるだけでもかなりの数がある。


こちらは人魚の肉を食べて不老不死になった。

「飽きるまで生きてみるのも悪くない」と言うセリフに救われる。

でもこれは同じく不老不死のパートナーを見つけられた者だから言えるセリフか。

人魚シリーズは全3巻――。

 


宇宙空間で不老不死ってもツラい。

 

永遠に焼かれる痛みと永遠の孤独。

どちらがマシだろう?

全8巻――。

 


不老不死と言えば吸血鬼。

吸血鬼と言えば元祖はこちら――。

吸血鬼は相手の人間を噛めば、相手を不老不死に出来る。

ある意味、恵まれた立場だけれど、その分、葛藤が生じる。

 


トリはやっぱり、この作品。

 

漫画の神様が描いた不老不死。

生き血を飲めば不老不死となる火の鳥をめぐって、大勢の登場人物が出てくる群像劇。

永遠の命などよりも自身の栄光を求める英雄や、全く興味を示さない偏屈な男(弓の名人)が登場する一方、不老不死となってしまい、肉体をなくし、感情が消え失せて、最後は宇宙エネルギーと一つになってしまう者もいた。

全16巻――。

 


どの作品を読んでも、死にたくはないけれど、不老不死も嫌だ、てのが凡人の感想――。

とりあえず、全ての漫画を読み飽きるまでは長生きしたいもの……。

 


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【ノマド】スタバでMacBook使ってる「ノマド」じゃなくて、高齢低所得者「ワーキャンパー」のシャレにならないサバイバル


どうも「ノマド」と聞くと、スタバあたりでMacBook のキーボードを叩いている人をイメージしてしまう。

デジタルでネットと親和性が高い仕事をしていて、お金の投資にも、自己啓発への投資にも余念がない。

でも、この「ノマド」は……。

この本はアメリカで車上生活をしている人たちのノンフィクションだ。

話題になった映画の原作でもある。

 

 

どうも「ノマド」と呼ぶよりは、本書でもよく使われている「ワーキャンパー」という言葉がふさわしい。

断捨離して、モノを減らして、ミニマリストになって、ついでに家も断捨離してしまった、てのとは、かなり違う。

新しいライフスタイルを創造しよう、てのは後付けの理由。

 

低所得になってしまい、家に住む事が出来なくなったと言う厳しい現実が立ちはだかる。

高学歴で高所得の仕事についていたけれど、リーマンショックでワーキャンパーになったって人も多い。


そして意外だったのは、ワーキャンパーに高齢者が多いことだ。

親が車上生活を始めると子供に報告した時、子供は親を応援して、スマホの代金だけは家族割でウチが持つからね、と送り出す。

日本人の感覚からすると、ちょっと信じられない。

日本だったら、「世間体が悪いからやめろ」とか、「仕送りするから」て方向に話が進むのではないだろうか。


だいたい、さらに年を取って、車の運転も危なくなったらどうなるんだろうか。

アメリカは暴走老人であふれてしまうのか?

さすがは幌馬車に乗って開拓をして来た人たちの子孫だ。


さらに驚くのは、こうしたワーキャンパーがの多くが、季節労働者となって、クリスマスシーズンには、Amazon のような巨大倉庫で働くことだ。

倉庫を走り回る過酷な仕事を高齢者がやるって事自体びっくりする。

本書でも紹介されていたように、1日に歩く距離はハーフマラソン並みになるのだ。

 

しかも、雇用する側も高齢者を歓迎するそうな。

若者よりも、高齢者の方が、ペース配分を考えて働くので、長い目で見れば仕事ができるのだそう。

ホンマかいな……。

 

このため、企業側もワーキャンパーに対して、大規模駐車場やキャンプ場を提供する。

繁忙期が過ぎれば解雇できる季節労働者は企業側としてもありがたい存在。

 

ネットやスマホの発達も、この流れを推し進めている。

ワーキャンパー側はスマホのアプリで、雇用先や駐車場の情報を簡単に仕入れることが出来るのだ。

 

かくして、車上生活者で高齢者な人たちが季節労働者となって、大規模倉庫を渡り歩く、大陸を大移動することになる。

なんだか、高度資本主義経済にがっちり組みこまれてる。

ノマド」の言葉から来るイメージがガラガラと崩れていくようだ。

 

もちろん、ワーキャンパー達も、自給自足的な生活をするなど、様々なチャレンジをしているし、ネットを通じて情報交換したり、コミュニティ(作者は"トライブ"と表現)を作ったりもする。

しかし、たくましさは感じさせるものの、新しいライフスタイルを感じさせるようなものではなかった。

クリエイティブよりも、サバイバル臭が濃厚に漂う。

 

日本でも、車上生活者は増えているようで、体験漫画を読んだりもしているのだが、まだ、状況がアメリカほど切迫していない。

 

 

自分も、電動で軽自動車のキャンピングカーが発売されるようになったら、バンライフもアリかなぁ、などと気楽に考えてたクチ。

ちょっと、目が覚めた。

車中泊に憧れてる人は、実行に移す前に読んでおくべき!

 

 

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【ぱらのま】「残念なお姉さん」の旅鉄漫画、ではなくて、ブラタモリ的な「地理漫画」!

 

放浪癖のあるお姉さんが鉄道小旅行する漫画なのだが、路線バスの旅がいきなり混じってたりする。

かなりユルい。

けど、そのユルさがGood!

 

実は無料アプリで2巻まで読んだとこ。

 

単行本で一気読みするよりは合間合間にだらだらとスマホで読みたい漫画だ。

 

ちなみに単行本は全4巻――。

 


だいたい、このお姉さん、名前が出てこない。

脇役といえば、鉄道オタクの兄貴(旅のブレイン)と旅先で知り合った女の子(方向音痴)ぐらい。

働いているのか学生なのかもわからない。

髪の毛もボサボサ。

男の友人? から、「深海魚みてえ」などとディスられても、ニヤリと喜んでしまう。

で、不気味がられる。

空気が読めないのでとことんマイペース。

気まぐれに旅に出て、気が変わると、とっとと引き上げる。

 

例えば路面電車に乗りたいと思う。

明日はどこの路面電車に乗ろうか考えながら、とりあえず都電荒川線に乗ってみる。

で、翌日の朝目が覚めると、山間部のローカル線のディーゼルカーに乗りたくなっている。

そんな感じ――。

 

 

しかし、そんなユルい物語展開の合間に、さりげなく手書きの「現存路面電車一覧(全国版)」が掲載されて、有名どころの路面電車の豆知識が挿入される。

思わず、函館の路面電車は乗ったっけなぁ、などとつぶやいてしまう。


その他、ブラタモリ的な地理トリビアとして、地図からどんな街かを推測する方法や、どんな工場が工場萌えになるのか、「工場萌えは奇岩信仰に近い」などのエピソードが物語に組みこまれる。

 

 


これはもう鉄女漫画というよりは、地理漫画と言うべきではないか。

社会科好き、地理好きとしては嬉しい漫画。

何しろ地理をテーマにした漫画って滅多にないからね~。


あるとすれば、タイトルがそのものズバリな――。

 


地理学研究者が主人公のこちら――。

これぐらいか。

 


旅と漫画は相性良いし、旅と地理も相性が良い。

だから地理と漫画も相性が良いはずなんだけど……。


こんな漫画がもっと増えて欲しいぞ。

 


最後に、タイトルの「ぱらのま」は、つい「ぱのらま」と間違えやすい。

「パノラマ」は眺望や景色って意味なので、この漫画にもしっくりくるから余計に誤解しがち。

検索してみたのだが、「パラノマ」は「パラノーマル=paranormal」、超常現象て意味らしいのだが、これから取ったのか、よく分からない。

最後まで不思議な漫画だ……。

 

 

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【初々しい二人がイチャイチャする漫画3選】「かわいいひと」ほか


初々しい二人が恥ずかしがりながら寄り添ってイチャイチャする。
そんな漫画を読んで癒されたいと思ったら、こちらがオススメ――。

 

主人公である花屋の花園くんは三白眼で怖い顔。

廊下で落ちこんでると、母親から「この  おばけ!!」と驚かれる。

水族館に行けば、水槽のガラスに写った顔を死神と間違われる。

沖縄へ行けば、子供達に、シーザー? と言われてしまう。

とにかく怖がれまくりで落ちこむ日々だ。

 

そんな花園くんに彼女ができる。

彼女、日和は女子大生。

バレエを習っていて、ミスコンに選ばれてしまうほどの「かわいいひと」だ。

そんな彼女にとっては、花園くんこそが「かわいいひと」だったのだ。

全7巻――。

 


必死に笑いかけるとますます怖い顔になるけど、自然に微笑むと無邪気で素敵な笑顔になる花園くんもナイスなのだが、そんな彼にギャップ萌えしてウルウルしてしまう日和ちゃんもグッド。

特に完璧な美少女だと思われていた日和ちゃんが、花園くんの幼なじみ男子にジェラッとしたり、酔っ払って「私だけの花園さんだったのに」と涙ぐんだりと、だんだん崩れていくのが楽しい。

なんにしても、お似合いの二人だ――。


それにしても、なんだか最近、こういうイチャイチャ漫画を無性に読みたくなることが多い。

現実の世界でこんなもん見せつけられたら「ケッ」てなもんだけど、なんでなんだろう?

シビアな人間関係のなか、生きづらい世の中を生きているせいだろうか……。

 

平凡な二人が、平凡な生活を送っている。

特にライバルが出てくるわけでもなく、度重なる運命に翻弄されるわけでもない。

冷蔵庫のプリンを取り合うような微笑ましいエピソード。

そんなものに癒されてしまう。


ちなみにプリンの二人漫画はこちら――。

 

全5巻――。

 

 

この先も、精神的に疲れるとイチャイチャ漫画に手を出すんだろうな……。

 


最後に、いま思い出したけど、こちらもオススメ。

 

これは結婚してからイチャイチャする二人の話。

全9巻――。

 

 

 

イチャイチャは死が二人を別つまで永遠なのだ――。

 

 

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【こども地政学】G7を理解したければ子どもに訊け!

 

今回のG7サミットでは「対中国」をはっきりと打ち出していて驚いた。

それほど中国に対する警戒感が世界中に広まっているわけだ。


でも、そもそも何で中国を警戒しなければならないのか、よく分かっていない人も多いかもしれない。

自分もそのクチ。

尖閣諸島をめぐってゴタゴタしてるとか、香港に対してひどいことしてるとか、新疆ウイグル自治区でも陰で何かやってるらしいとか、その程度の認識――。


で、手っ取り早く知るために、この本をオススメする。

 


子ども用だけあって、要点を簡潔にまとめてある。

もちろん地図などもふんだんに盛りこまれていて、しかもシンプルでわかりやすい。

大人用の地政学の本も何冊か読んだけど、詳しすぎて、ごちゃごちゃしてるため、かえって分かりづらかったりするのだ。

 

中国は発展途上国に経済的に援助して鉄道やダムを作る一方、借金返済が滞りがちな国に対して支配を強めていくやり方も解説されている。

今ならワクチン外交を強めていることだろう。


今後、中国をはじめとする専制主義国家VS自由民主主義国家の構図で世界が動いていくことがよく分かった。


こうした中国の脅威だけでなく、トランプがアメリカと世界を引っ掻き回したり、新型コロナウイルスパンデミックが起きたりしたせいもあって「地政学」の需要が高まっている。

戦争のための学問、悪魔の学問などと敬遠された地政学だけど、世界がこれだけ、しっちゃかめっちゃかになっているので再評価クローズアップされてる。

この地政学については、漫画版のこちらも分かりやすかった。


地政学は、地理と歴史と政治が合わさった学問。

社会科好きならハマる。

自分の場合、歴史→地理→地政学、と来た。

 

何より、カビの生えた古典ものと違って、現在進行形のものなので、毎日のニュースが楽しみになるところが素敵だ。

少なくとも、去年までの自分はG7サミットなんぞに興味はカケラも無かった。

それなのに今では新聞を眺めては「ほう、ほう」などと言っているのだから。

 

 

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【冷凍コンテナごはん】作り置き、冷凍、レンチンの三段攻撃で簡単に美味しく!


①詰める、②冷凍する、③チンする。
3ステップの時短料理&かんたん料理だ。


一度、作り置きにチャレンジして挫折したことがある。
作り置きは時間に余裕のある休みの日に作っておいて、忙しい平日の自炊を楽にするものだった。

ただ、せっかく作っておいても、いざ食事になってみると、あまり食べたくないメニューだったり、後回しにしているうちに冷蔵庫で腐ったりすることが多くて、結局作り置きを止めてしまった。

 


なので、本書には飛びついた。

そうかその手があったのか、と。

さっそく、ジップロックのコンテナを買ってきて実践している。

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写真は昼弁当用のキーマカレー

毎朝レンチンしてはスープジャーに詰めこむだけ。

簡単だし美味いし飽きない。

毎日、カレー弁当。

昔のイチローのようだ。

 

 

ちなみにMEC食者なので、ご飯、炭水化物は食べない。

たんぱく質ファーストなのだ。

 


「冷凍コンテナごはん」では、鶏肉メニューが充実しているので、これから色々試してみるつもり。

照り焼きチキン。

ガーリックカレーチキン。

鶏のチリソース。

などなど――。

 

意外のは、スープや鍋風メニューも、冷凍コンテナで作れてしまうこと。

これはちょっと思いつかなかった。

参鶏湯スープやベトナムのフォーなんかも、冷凍庫から取り出したコンテナをチンするだけで作れてしまう。

スープジャーとの相性も良いじゃないか。

鶏肉が安いのも助かるしね。

 


作り置き、冷凍、レンチンの三段攻撃は強力だ。

 

 

【プロフィール】

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。


のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!


・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリスト
・歴史と地理とニュースの社会科好き!


これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
古武術介護
小笠原流礼法
・沈没バックパッカー外こもり?!)

 

 

 

 

 

 

【糖質制限&MEC食】カット野菜で肉をサラダ風にお手軽に食べやすく。オニオンスライスは超便利!


最近はカット野菜を買っている。

最初は罪悪感があったけど、この頃はすっかり抵抗がなくなった。

わざわざ包丁で切らなくてもよいということは、こんなに楽なことなんだと気づいた。

生ゴミも出ないし。

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肉・卵・チーズのMEC食をやってるけど、時々肉を食べるのがしんどくなることがある。

でもそんな時は、生野菜と一緒にサラダ風にして食べるとするりと入る。

酸味の効いたドレッシングだと、なお良い。

なにより野菜を食べることは体に良さそうな気がするし(MEC食的には?なんだが……)。

 

 

そんなわけでカット野菜を買うことは今後も続いていきそうだ。

中でもオニオンスライスは重宝している。

そのままひき肉と混ぜ込んでキーマカレー風を使ったり、ミートソース風にしたり。

豚バラ肉にオニオンスライスを乗っけて、鰹節をたっぷりとまぶして、酢醤油をかけまわして食べるのも最近のお気に入り。

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ついでに、玉ねぎのみじん切りも売ってくれるとありがたいんだけど――。

 

 

【プロフィール】

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。


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