らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【一度きりの大泉の話】トキワ荘のような話だと思ってうっかり読んでしまった。読むのがシンドいのでオススメしません。漫画家の自伝よりは漫画家の作品を読もう!

 

トキワ荘の女性版かな~と気楽に読み始めたら、とんでもなくヘビーな話だった。

 

萩尾望都さんと言えば、自分にとっては、漫画史に名を残す巨匠。

なんとなく伝説の話を聞くように読み始めたのが間違いの元だった。

巨匠と言っても生身の人間なのだ。

 

この本は、もう一人のレジェンド、竹宮恵子さんと萩尾望都さんと、二人の天才の出会いと別れを綴ったもの。

二人の別れについては、この本でも書かれているように、多くの人が様々なことを言っている。

しかし、どちらが正しい、間違っているという問題ではない。

残念ながら、二人はすれ違ってしまったのだ。

ただ、それだけ――。

だいたい、これだけの才能と個性を持った二人が同居していること自体、無理があった。

ゴッホゴーギャンのように……。

 

 

そして、本人が望んでもいないのに、伝説に祭り上げられてしまった人間の苦悩。

(すみません。大泉サロンをトキワ荘と勘違いしてたクチです)

なにしろ50年もの間、萩尾さんは傷つき続けてきたのだ。

そのことについても、さまざまな意見や批判はあるだろうけど、もう、そっとしていてやれよ、てのが正直な感想。

 

あくまで自分は平凡な漫画読みなので、漫画家のゴシップを追うよりは、漫画家の描いたおもしろい作品を読むことに専念しよう。

 

ちなみに萩尾望都さんの王妃マルゴはいつのまにか完結していた。

これを機会に一気読みしよう。

歴史好きには、どストライクだ。

 

竹宮恵子さんも自伝本を出しているけど、読み比べようとは思わない。

ちなみに、こちら――。

 

やっぱり、彼女の漫画を読もう。

そう言えば、代表作のこの作品もちゃんと読んだことなかった――。

 

 

漫画家の自伝より、漫画家の描いた漫画、だよな。

うん。

 

 

【プロフィール】

 

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。

 

 

のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!

 

 

・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン

・電子レンジの時短料理で自炊中

・服は制服化&コンフォート命!

・断捨離後、ミニマリスト

・歴史と地理とニュースの社会科好き!

 

 

これから、やりたいこと――。

・英語で読み書き

古武術介護

小笠原流礼法

・沈没バックパッカー外こもり?!)

【コンビニ裏切り飯】お惣菜アレンジでかんたん料理で時短料理で手抜き料理でレンチン料理

 

コンビニの惣菜を使って、①盛り付け、②混ぜる、③加熱する、の3ステップで出来るレシピ集――。

なんか、タイトルがすごいけど、かんたん料理、時短料理、手抜き料理、レンチン料理のカテゴリー。

最近は新型コロナウイルスの影響なのか、この手の料理本がたくさん出版されて自分のようなナマケモノには大助かりだ。

なにより電子レンジだけで、コンロを使わないのが助かる。

まだ、外食は怖いし、節約的にも健康的にも自炊するに越したことはないし。

 

自分の場合、たんぱく質ファースト&糖質制限中で、肉・卵・チーズのMEC食を実践しているので、全部のレシピが参考になるわけでもないけど、「サラダチキン」を使ったメニューは試してみたくなった。

 

コンビニのサラダチキン、安いし、手軽だし、そこそこ美味しいらしいし、MEC食者にも注目されてるんだよな~。

ニンニクと焼き肉のタレで作るユッケ風やチーズ、トマトを加えてオリーブオイルで和えるレモンマリネは美味そうだ。

生の鶏肉あつかうより楽そうだし、サラダチキンはスーパーでも売ってるし、そのうち試してみよう。

 

自炊って、自分の好みで作れるのが最大のメリット。

一つ自分好みのレシピを発見すると、週一リピート出来るのが強みだ。

好みメニューは飽きないし――。

 

そんなわけで、この手のかんたん料理、時短料理、手抜き料理、レンチン料理に関する本はチェックし続けるつもりだ。

 

 

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【中国に「寝そべり族」出現】スローライフやニートやダウンシフターズの流れがついに中国でも?!

 

仕事は最小限、特別遊びもしないし消費もしない、結婚もしないので子供も作らないし、積極的に人とも交わらない、超個人主義

 

東京の次にオリンピックを控え、トランプ退場の後、世界をリードしようとしている中国の若者の間で、こんなムーブメントが起こっているとは――。

国はものすごい勢いで成長中だけど、あまりの競争の激しさについていけない、ついていきたくない若者たちが出てきたのだろう。

 

「猫のように丸くなって暮らしたい」てタイトルのブログをやってるぐらいなので、自分も大いにシンパシーを感じている。

いや、はっきり言って、今の自分のライフスタイルは「寝そべり族」そのものだ。

 

違いといえば、かろうじて社会人、サラリーマン生活を送ってるぐらいのもので、仕事以外は引きこもって寝てばかりいる。

ロングスリーパーなこともあるけど、娯楽といえば、せいぜい本を読んだり漫画を読んだりスマホをいじったりすることぐらい。

オフのほとんどはベッドで寝転んで過ごしている。

正直、こんなことではいけない、とさえ思わなくなってきている。

心の病にならずに毎日をやり過ごすことで精一杯だ。

 

 

これまで、そんな自分を正当化しようとするために理論武装を試みたこともあった。

 

だいぶ前、「スローライフ」や「LOHAS」や「ていねいな暮らし」がパワーワードだったこともあったけど、この頃はほとんど聞かなくなった。

だから勝間和代さんが「スローライフ」をタイトルに織りこんだ本を出版した時には嬉しかったものだ。

 


元「日本一のニート」であるphaさんの著作にも勇気づけられた。

堂々と「ダルい」って言ってもいいんだ、と。

ただ、phaさんは、コミュ力の高いニートで、シェアハウスなど共同生活を送れる人なのが、自分との大きな違いだった。


これは「山奥ニート」にも同じことが言える。

こういうライフスタイルに憧れはするけど、自分にはできないと諦める人間が数多くいることだろう。

自分のように――。

 


その点、「隠居」の大原さんは、あまり極端に走らず、ほどほどに世間をサボってる感じが良かった。

 

自分のライフスタイルに固執することもなく、今は海外へ移住誰されている。

いま、台湾で隠居してます

いま、台湾で隠居してます

Amazon

この後、どんなふうに変化していくのか、興味深い人だ。

 

 

ゆっくりと生活する、減速して生きる「ダウンシフターズ」ってワードもあったけど、こちらは残念ながら定着しなかったようだ。

「寝そべり族」「躺平(タンピン)」よりかは「ダウンシフターズ」の方が、言葉の響きはかっこいいのだが……。

 

 

新型コロナウイルスパンデミックになって、世界中がニューノーマルだ、新しい生活様式だと騒いでいるけど、感染がおさまれば、また元のようにアクティブに生きようと身構えてる人が日本には多い。

リモートワークも定着しなかったし。

 

経済を回していくことも確かに大切なんだけど、命あってのモノダネだということは身にしみたんだし、これ以上、自殺者や引きこもりや心の病の人が増えるのも困るので、もう少し、ユルいライフスタイルを志向する人間、つまりは自分のようなナマケモノが増えたり、過ごしやすい世の中になっても良いと思うのだが……。

 

 

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【東大教授が教える 日本史の大事なことだけ36の漫画でわかる本】あの有名人の意外な一面から歴史をひもとく

 

今回読んだのは日本史アラカルトの学習漫画――。

 

学習漫画と言ってもあなどれない。

日本史の常識がどんどん変わってきてるのは、教科書の内容が違ってきてることからも分かる。

聖徳太子厩戸皇子になったし、鎌倉幕府成立年ははっきりと書かなくなった。

こうした最新情報がてんこ盛りなので、かなりな歴史オタクでも楽しく読める。

なにしろ東大教授が教える形式をとっているのだ。

 

一番、印象的だったのは、徳川家康は当時で言えばシティボーイで、田舎くさい家臣団には最後まで気を許せなかったのでは? て話だった。

 

あの狸親父の家康が?  と不思議に思うかもしれないが、少年時代は京風文化の今川家に養われていたわけだ。

 

それに、家康の二面性は時々話のネタになる。

家康は二人いたのではないか?  と言う説が出るぐらいだ。

 

ちなみに、こちらは影武者だった、という伝奇小説。

歴史のツジツマが合っていくおもしろさは快感だ。

 

漫画版もある。

絵師は「北斗の拳」「花の慶次」の人――。

 

こんな感じで、最新の歴史研究を元に、歴史的有名人の意外な一面や評価されすぎな一面を教えてくれる。

なかには大河ドラマで有名になったあの人やこの人も……。

 

そんなわけで、初心者にも、歴史クラスタにも楽しめる一冊になっている。

 

今までとは、ちょっと違った角度から歴史を見るのも楽しい――。

 

 

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【空母いぶき】と朝日新聞の連載記事「台湾海峡 にらみ合う大国」


本日、2021年の6月6日、朝日新聞の朝刊に、中国が台湾に侵攻したら、て記事が掲載された。

シリーズ物なのでしばらく続くようだ。

残念ながらデジタル有料記事。

 


「にらみ合う大国」てキャッチコピーで、アメリカ VS 中国のニュアンス出してるけど、実際は中国が台湾へ侵攻したらどうなるのかのシュミレーション。

中国寄りで有名な朝日新聞が、こんな記事を書くなんて、と驚いた。

しかもオリンピックまであと1ヶ月ちょいと言う微妙なこの時期に――。

 


この記事を読んで真っ先に思い浮かべた漫画がある。

こちらは尖閣諸島をめぐって中国と日本が激突するという軍事エンターテイメント。

実際に起こりそうなリアルさが怖かった漫画だ。

最終巻はこちら――。


でも、中国がいきなり日本と戦争or戦闘をおっぱじめるよりは、中国が台湾へ侵攻する方が可能性高そう。

新聞に掲載されている地図を見ると、台湾と与那国島が、とても近くて、110 km しか離れていないことに改めて驚く。

そして、鹿児島から、奄美大島沖縄本島石垣島与那国島ときて台湾。

数珠つながりで、ひとつながりになっているのにも――。


もし台湾が中国に占領されてしまうようなことが起こったら、本当に日本もヤバい、と実感。

明日は我が身だ。


でも、「空母いぶき」の登場人物たちのように、日本の総理大臣も自衛隊も国民も、毅然とした対応は取れないだろうなぁ。

台湾が攻め込まれても、たぶんオロオロするだけで、アメリカの後追いになる気がする。

なにしろ香港がひどい目に遭っている時で、助けを求められている時にさえ、傍観してたぐらいだし。

 

今一つピンとこない人は、ぜひ「空母いぶき」を読むことをオススメ。

少なくとも、前よりも新聞をよく読むようにはなる。


あと、こちらも読みやすくてわかりやすくておすすめ。

子供用と言って馬鹿にするなかれ。

アクター・トランプの世界情勢をわかりやすく教えてくれる。

特にこれから中国がやろうとしていることを、こんなに書いちゃっていいのかなと心配するぐらい、はっきりと書いている。

 

漫画だとオススメはこちら――。

 

 


それにしても、オリンピックなんかそっちのけで、ゴチャゴチャやってるよな~。

 

大丈夫かいな?

 

いろんな意味で……。

 


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【ザリガニの鳴くところ】作者が朝日新聞のインタビューに!

 

2021年6月3日の朝日新聞で、「ザリガニの鳴くところ」作者のインタビューが掲載された。

基本、有料記事だが、登録すれば無料で読める。

 

 

「ザリガニの鳴くところ」は久々に小説の面白さを思い出させてくれた小説。

 

不幸な女の子がたくましく成長していく教養小説であり、ロビンソン・クルーソーのようなサバイバル小説でもあり、あるいは青春小説でもあり、ミステリーでもあり、法廷バトル小説でもある。

贅沢フルコースな小説だ。

 

なかでも、野生と知性を併せ持つ「湿地の少女」カイアが魅力的。

風の谷のナウシカピーターラビットの作者を思い出す。

 

作者もインタビューでこう語っている。

カイアは自然から学び、動物たちのように行動した。同じように、私たちの心のうちにも自然の掟(おきて)は残っている。人間の心に潜む本能について考えることは、私たちの心の動きについて理解を深めることにつながるのです

う~ん。

動物行動学とか、おもしろいかもしれない。

人間用の心理学よりかは、よっぽど参考になりそうな――。

 

 

ところで、作者は次回作を執筆中だそう。

楽しみだなぁ……。

 

 

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【薔薇はシュラバで生まれる】昭和時代の少女漫画の現場はこうだった!

 


今回は元アシスタントのコミックエッセイ。

作者は美内すずえさんや山岸凉子さんなど、漫画史に名を残すような巨匠のアシスタントをつとめた。

漫画家としてしばらく活動した後は引退して、20年ほど同人誌活動をしていたようだ。

 

これは昭和時代の少女漫画勃興期の歴史でもある。

山岸凉子さんが代表作「天人唐草」を描いた瞬間にも居合わせて、一人の作家が殻を破る瞬間を目撃したりもしている。

 


それにしても漫画家やアシスタントのインフラやスタイルは激変。

昔は何人かが部屋にこもっておしゃべりしながら徹夜でペンを走らせていたけど、今はすっかりデジタル化が進んで、アシさんはリモートワークに。

部屋にこもる場合でも、毎日シャワーを浴びて、寝る前の1時間は洗顔とスキンケア、睡眠時間は7時間きっちり。

たしかに変わった……。

 


でも作中でも話が出ていたように、これがあるべき姿なんだろう。

そもそも漫画家の仕事というのは過酷すぎる。

つい最近もベルセルクの作者がお亡くなりになったばかり。

座りすぎ、つまりは仕事のし過ぎが原因だったようだ。

 


物語を考えて、コマ割りをして、実際に絵を描いていく。

これを全部漫画家がやるのは大変だ。

原作と漫画家と絵を描く作業と、もっと分業が進んでも良いと思うし、アシスタントの仕事も、もっと評価されて良いと思う。

いつまでも「漫画家になれない人」という位置づけは気の毒。

バクマン。」にも登場していたけど、もっとプロフェッショナルなアシスタントが増えてもいいように思う。

 

「薔薇はシュラバで生まれる」を読んでいると、よくもまあ若い女性が、この環境に耐えられたなぁ、そういう時代だったんだろうなぁ、と思う。

漫画史における貴重な資料になるだろう。

 


個人的には、美内先生が「ガラスの仮面」に出てくる月影センセイの服のことで悩むシーンがツボだった。

確かにいつも真っ黒だし、夏は暑そうだけど、そんなことアシに言われてもリアクションに困るよね(笑)。

 


もう一線を退いた漫画家やアシスタントさん達が当時の状況を振り返るコミックエッセイって、もっとたくさん描かれて欲しい。

商業誌で無理ならネットで発表するとか。

自分は読んでみたいぞ――。

 

 

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【空母いぶきGREAT GAME】ロシアによる日本漁船拿捕のニュースと漫画世界での日ロ激突!

 

日本の漁船がロシア当局に拿捕されたニュースを聞いた。


「今度はロシアかよ!」てのが正直な感想――。

断片的なニュースしか聞いていないし、国際情勢なんてよくわからないド素人だけど、オリンピックの直前に、しかも開催国を相手にこんなことするのかな? よっぽどなめられてるのかな? そもそも日本国内でオリンピック開催反対でゴタゴタしてるから付けこまれるのかな? などと考えたりする。

 

で、真っ先に頭に浮かんだのはこちらの漫画――。

 


「空母いぶき」シリーズのセカンドシーズン。

今度の舞台は北極海だ。

地球温暖化で氷が溶けてるので、言葉通りホットな海域になってるらしい。

完結したら一気読みしようと思ってたけど、今すぐ出ている分だけでも読みたくなった。

 

 

この「空母いぶき」シリーズ、ファーストシーズンは、尖閣諸島近辺で日中が激突する軍事エンターテイメント。


実際に、中国が尖閣諸島占拠して与那国島などに上陸してきたらどうなるかを教えてくれるシミュレーション漫画だ。

こちらが最終巻――。

 

 

こちらはすでに読んでいて、いろんな意味で怖い漫画だった。

台風や地震と同じレベルで中国軍の侵攻が起こり得るのだということや、日本の政府や自衛隊や国民は、この漫画に出てくる登場人物たちのように毅然とした対応を取れないだろうと……。

 


とはいえ、「無知は罪である」という言葉の通り、何も知らないよりはいい。

さっそく、セカンドシーズンも読んでみることにしよう。

こちらは最新巻――。

 

 

ところで、作者には、是非サードシーズンも描いてもらいたい

中国、ロシアときたら、3番目はやっぱり北朝鮮

北朝鮮が三十八度線を越えて韓国に侵攻したり、日本にミサイルを飛ばしたり、て感じかな。

これまた読むのが怖いけど――。

 

 

 

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【おにぎり通信 ダメママ日記】男女逆転・育児に見えてくる男女格差。でも笑ってしまう……。※図書館で借りられる


奥さんは売れっ子の漫画家、旦那さんは専業主夫、大人しい長男に続いて、やんちゃな次男が生まれ……。

 

結婚もしていないのに、なぜか育児のコミックエッセイをよく読んでいる自分なのだが(なぜなら漫画家は子を産むとコミックエッセイを描くから)、この育児漫画のおかしさはピカイチだ。

 

 

 

日本中どこにでもいるような、ダメな夫、しょうもない父親が、男女逆転して、ダメママになってしまうと、こんなにもおかしい(笑)。

 

インフルエンザになった夫を家に残して、怪我をした次男と一緒に救急車で病院へ運ばれる妻。

救急隊員に顔色の悪さを心配されるこの妻は、絶賛二日酔い中……。

 

これが父親であり夫である男性の所業だとしたら、SNS で炎上案件になってしまうけど、女性であり妻であり売れっ子漫画家のしわざだとしたら、つい笑ってしまったり、ネタか?! とツッコミいれてしまう。

ジェンダー問題になってしまうのだろうか?

むしろ、ダメママを通じて、ダメな夫、しょうもない父親の生態がくっきりと見えてきて、こんな男が世の中にはたくさんいるところがホラーなニッポン、と感じるのだが……。

 

 

一番印象に残ったのは、夫が「悪い亭主を持った暗黒の妻みたいなこと」を言ったので、妻が「すごくいい夫みたいなことを言ってみた」エピソード。

何度見ても吹く。

具体的なセリフはぜひ実際に読んでみてほしい。

コミックではなく単行本扱いなので図書館にも置いてある。

 


それにしても、作者のセキララさには久々に驚かされた。

昔、酒についてのコミックエッセイを読んだこともあったけど、こちらのギャグ度もすさまじかった。

検索してみたら「完全版」が出ていた。

 

売れっ子の漫画家なのに、ベストセラーもあるのに、漫画家本人がこんなにおもしろいのも珍しい……。

 

 

売れっ子の女性漫画家が専業主夫の旦那さんと育児をするパターンは、ぽつぽつと出始めている。

こちらは10巻シリーズ。

 

 

新しい夫婦の形、漫画家発でこれからも出てくるかも――。

 

 

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【こども地政学】スクールカーストでイジメにあわないようサバイバルするこども達にこそ地政学は必要なのだ

 

地政学は、地理と歴史と政治を足して3で割ったような学問。

どうすれば自分の国が繁栄するか、どうすれば他国との戦争に勝てるかを追求した学問でもあり、あのヒットラーが影響を受けたこともあって「悪魔の学問」とも呼ばれている。


子供用の「悪魔の学問」の本?

興味を惹かれて読んでみた――。


読んでみると、とても子供用などとは侮れない。

むしろすっきりとよくまとめられていて読みやすかった。

ランドパワーとシーパワー、ハートランドとリムランド、オフショア・バランシングにチョークポイント。

地政学独特の用語が簡潔にまとめられている。

地図などもシンプルで好感が持てた。

この手の本だと、やたらと詳しく書き込まれた地図が載っていたりして、かえって分かりづらかったりするのがあるあるなのだ。


驚いたのは、中国の脅威について、はっきりと書いてあること。

鉄道やダムの建設で東南アジアにも影響力拡大を目指す中国について隠さずに書いてる。

微妙な話題なので、子供向けの本で、ここまで書いてしまうとは、と驚いた。

これってホントに子供用なのか? と余計な心配をしてしまう。

 


けれども――。

「みんな仲良く」が理想だけど、現実は難しい。

いまも昔も、どう生き残るかが一番大事。

こんなフレーズを読んでいると、地政学のノウハウはそのままそっくり現代の学校にあてはまるのでは?  と思えてきた。

 

教室のどの位置に座るかは選べないし、誰が隣にくるかで学校生活の快適さはかなり違ってくる。

誰がクラスのボスで、誰と仲が良いか、悪いかで立ち位置も決まる。

 

スクールカーストの中で、どう立ち回ればイジメられずに平穏な学校生活を送れるか?

これって、そっくり地政学じゃ?

最初は、地政学を子供に聞かせて良いのか?  と思っていたけど、むしろ逆で、現代の子供たちこそ、地政学の考え方を必要としてるのではないか、と考えが変わった。

 

スクールカーストに世界情勢。

しみじみと今の子供たちは大変だ……。

 

 

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【いつか中華屋でチャーハンを】町中華発! チェーン店では食べられない魔改造中華メニュー!! ※Web無料で読める


最近は外食しようとしてもチェーン店ばかりになってしまう。

新型コロナウイルスの影響で、個人商店はかなり苦しそうだ。

だからこそ頑張っている町の中華料理店、町中華は積極的に応援したい。

これは全国をツアーで飛び回っているアーティストが、行く先々の土地の町中華で、ちょいとヒネったメニューを追求するコミックエッセイだ。

 


ラーメン屋と呼ばれたりもするけど、ラーメンの専門店ではなくて、あくまで中華料理店。

壁いっぱいにやたらと多いお品書きのメニューがベタベタと貼り付けてあるような。

注文して待っている間に、マカロニサラダのような小鉢が、すいっと出てくるような。

油で光っている漫画雑誌が何冊も置いてあるような。

どこにでもあるような店だけど、今となってはそういう普通のお店を探すのがかえって難しくなっている。

 


そんなお店の、あまり人がたのまないメニュー。

自分の場合、チキンライスだったり、天津飯だったり、かた焼きそばだったりする。

食べられそうで意外と食べられないメニュー。

このコミックエッセイでは、そんなメニューを全国的に追求している。

 


あえて町中華で頼む中華風? なオムライス。

(決してふわとろではない)

京都でラーメンを食べる時にセットになってる唐揚げ。

(なぜか餃子ではない)

麺やわやわな中華うどん。

(もちろん、あんかけ)


こうして書いていても、なんだかうまく説明できない、とくべつ美味しそうにも見えない、それなのになぜかまた食べたくなる、決してチェーン店などでは食べられない、そんなメニューがザクザク出てくる。

 


しょっちゅうグルメ漫画を読んでいるけど、読んで外食したくなったのは久しぶりだ。

新型コロナウイルスが始まってからもう1年は経つ。

以前はよく行っていたあの中華料理店、つぶれていないといいな……。

 

 

実は、これ、現在、Webで、無料で読める――。

隙間時間に読むと腹が減ってしまうのが難点。

 

 

 

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【エルメスの道】ブランドの歴史は世界史に通じる ※図書館で借りられる


ブランドといっても、エルメスほどになると、ブランドの歴史=世界史になってしまうのだ。

エルメスの道 (中公文庫―コミック版)

エルメスの道 (中公文庫―コミック版)

  • 作者:竹宮 惠子
  • 発売日: 2000/01/01
  • メディア: 文庫
 


エルメスどころか、ブランドもの全般に縁のない自分が、このマンガを読もうと思ったのは、作者があの竹宮恵子だったからだ。

(図書館で借りられたというのもあるけど)

 


なんでも、エルメスは文章で書かれた社史すらないのに、いきなり社史の漫画を依頼してきたのだという。

ブランドと言うとお高く止まっているイメージがあるけど、日本のサブカルチャーにまで目配りしてるところはさすがだ。

ちょっと親近感。


描き手の条件として「馬に乗れる人であること」「馬を描ける人であること」がつけられたという。

これも好印象――。

 


エルメスはもともと馬具屋だったというのは有名な話だけど、その始まりはナポレオンの時代にまで遡るというのは知らなかった。

ナポレオン……。

世界史の中の「ザ・世界史」て感じ。


エルメス二代目の親友が、自動車メーカー、ルノー創始者だってことも初めて知った。

 

 

そんなエルメスも順風満帆だけではなかった。

馬車から自動車の時代へとなっていくにつれて、エルメスも馬具屋から革製品を扱う店へと変化していく。

その過程で、あくまで鞍作りにこだわる兄弟との別れを乗りこえて、エルメスは新しいものを取り込んで行く。

 


ゴツい革製品にファスナー、魅せるショーウィンドウ、絵画のようなスカーフなどなど。

ブランドと言うとどうしても保守的なイメージがあるけれど、次々と新しいものを取り入れて生き残る事ができたものがブランドなのだ。

 

 

ブランドに対するイメージが変わる一冊。

買えないけどねw

 

最後に――。

実は、最近、新装版が出版されている。

新版-エルメスの道 (コミックス)

新版-エルメスの道 (コミックス)

  • 作者:竹宮 惠子
  • 発売日: 2021/03/06
  • メディア: 単行本
 

こちらは63ページが新たに追加されたそうだ。

 

 

 


【プロフィール】

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。


のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!


・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリスト
・歴史と地理とニュースの社会科好き!


これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
古武術介護
小笠原流礼法
・沈没バックパッカー外こもり?!)