2021年6月3日の朝日新聞で、「ザリガニの鳴くところ」作者のインタビューが掲載された。
基本、有料記事だが、登録すれば無料で読める。
「ザリガニの鳴くところ」は久々に小説の面白さを思い出させてくれた小説。
不幸な女の子がたくましく成長していく教養小説であり、ロビンソン・クルーソーのようなサバイバル小説でもあり、あるいは青春小説でもあり、ミステリーでもあり、法廷バトル小説でもある。
贅沢フルコースな小説だ。
なかでも、野生と知性を併せ持つ「湿地の少女」カイアが魅力的。
作者もインタビューでこう語っている。
カイアは自然から学び、動物たちのように行動した。同じように、私たちの心のうちにも自然の掟(おきて)は残っている。人間の心に潜む本能について考えることは、私たちの心の動きについて理解を深めることにつながるのです
う~ん。
動物行動学とか、おもしろいかもしれない。
人間用の心理学よりかは、よっぽど参考になりそうな――。
ところで、作者は次回作を執筆中だそう。
楽しみだなぁ……。
【プロフィール】
年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。
のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!
・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリストに
・歴史と地理とニュースの社会科好き!
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法