らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【登山式DE防災習慣】登山は知らず知らずに防災訓練しているようなものなのです。

 


今回読んだコミックエッセイはこちら――。

 

 


読んでる途中、福島で震度6の地震が起きて、地元の街でも震度4の揺れ。

 

久々にかなり揺れた。

 

慌てて続きを呼むハメに……。

 

 


それにしても登山を介して防災について漫画化するというのは目からウロコだった。

 

確かに電気も水道もガスもない山登りに普段から取り組んでいる人は防災にも強そうだ。

 

この企画を思いついた編集者をリスペクトしたい。

 


漫画家の鈴木みきさんは、山についてのコミックエッセイを何冊も出してして、ほとんど読んできていたので取っつきやすかった。

 

ちなみに、こちらは鈴木さんの女子登山3部作――。

 

あした、山へ行こう! 日帰り「山女子」のすすめ

あした、山へ行こう! 日帰り「山女子」のすすめ

  • 作者:鈴木 みき
  • 発売日: 2010/09/14
  • メディア: 単行本
 

 

 

鈴木さんは北海道に移住していて、あのブラックアウトも経験している。

 

 

 

おまけに防災士の資格を取るため勉強中だ。

 

新型コロナウイルスの影響で研修や試験が中止になってしまったために資格取得は延期されたが、防災に対して真摯に取り組んでいる姿勢が伝わってきて安心できる。

 

 

それにしても、引きこもり気味インドア生活な自分から見ると、やはりアウトドアな人というのは何と言うか頼もしいし、たくましい。

 

実際、ブラックアウトの時も、鈴木さんは家の中でキャンプしてるような心持ちで難なく乗り切ることができたようだ。

 

 

確かに、山で遭難しないためには突然の気象変化などに迅速に判断を下さなければならない。

 

こんなことを日常的に繰り返していれば、災害時にも対応出来そう。


災害となれば、当然マニュアル通りにはいかないこともあるけれど、他人の正解を求めるのではなく、自分ならばどうするかを常に考え続けることがベストなのだろう。

 

 

 

 

例えば、このコミックエッセイを読む前から、さすがにハザードマップを見たり、最寄りの避難所の場所を確認したりはしていたけれど、今一度考えさせられることになった。

 


具体的に言うと、家から一番最寄りの避難所は神社なんだけど、よく考えたら避難しても泊まれるスペースはものすごく狭い。

 

町内会の集まりで使うプレハブが一つあるだけだ。

 

こんなところに避難しても満杯かもしれない。

 


もし、避難するとしたら最寄り二番目になるけれど、小学校へ避難したほうが無難だろう。

 

校舎もあるし体育館もある。

 

 

さらに考えてみると、小学校よりも近い所に生涯学習センターがある。

 

このセンターは何故か避難所には指定されていないけれど、東日本大震災くらいの大騒ぎになったら、そんなことも言ってられない。

 

最悪の場合ここに駆け込むことも想定しておこう。

 

 

今回の地震とこのコミックエッセイのおかげで、防災についての考え方をちょっとだけ修正することができた。

 


東日本大震災の時も熊本地震の時も、初めに地震があってから一週間ぐらいで大地震が来たと言う恐ろしい話も聞いている。

 

イムリーな読書だった。

 

後は大地震が来ないことを祈るのみ――。

 

 

ところで防災については、エンタメな漫画形式で読ませてくれるものをあまり見かけない気がする。

 

地方自治体で無料で提供してるものがあったり、一部漫画になっているけれども、ほとんどは文章で書かれているものがあったりする(そのくせ「マンガでわかる」などとタイトルに入っている)。

 


防災をテーマにした漫画やコミックエッセイは、これから探して読んで行こうと思っている。

 

とりあえず、こんど図書館にリクエストしようと思ってるのがこちら――。

 

 

 

 

【プロフィール】

面倒なこと、嫌いなこと、やりたくないことから脱出するライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ。

Kindle読み上げで本を聴き、宅配レンタルコミック&図書館で漫画を読む生活。


・片道1時間の自転車通勤中
・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。
・調理は電子レンジがメイン。
・服は制服化済み。コンフォート命!
・住まいは断捨離してミニマリストへ(団地へ引っ越す?!)
・歴史と地理とニュースの社会科好き!


これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
古武術介護
小笠原流礼法
・沈没バックパッカー外こもり?!)

 

 

【台湾コミックエッセイ3冊他】屋台で安くて美味しいものが食べれて同調圧力のないユルい国


今回読んだのは台湾グルメのコミックエッセイ。

 

 


台湾グルメのコミックエッセイを読むのは何冊目になるだろう。

 

新聞の広告で見かけるとつい図書館にリクエストしてしまう。

 

図書館もコミックエッセイをリクエストする客は珍しいのか、ほとんど断られたことがない。

 

某街の図書館はやたらと台湾グルメのコミックエッセイが置いてあるけど、それは全部自分がリクエストしたものなのだ。

 

 

 

まぁ、次々と出版されるのがいけない。

 

香港が中国とゴタゴタするようになってから、しょっちゅう香港に行っていた人が台湾に流れていったんだろうか?

 

なんでも今はハワイよりも台湾の方が人気があるという。

 

 

さて、今回のコミックエッセイ。

 

小籠包をはじめとする定番のメニューに加えて、台湾人の好きな「鍋」について一章を割いてフィーチャーしてたのが印象に残った。

 

台湾の夜市のグルメ、どれもこれも美味そうなんだけど、炭水化物メニューが多すぎて、糖質制限中の身、MEC食者としては気になっていたのだ。

 

 


例えば「酸菜白肉鍋」。

 

発酵して酸っぱくなった白菜を大量に使って豚肉や羊の肉と一緒に煮込む。

 

すっぱ美味いらしく、酸っぱいもの好きで元発酵者の自分は興味津々。

 

ちなみに豆乳ヨーグルトだけは今でも自家製だ。

 

 

また台湾のタレは10種類ぐらいの調味料を自分で混ぜて自分でコミックエッセイのみの味を作るのが特徴なようで、そんなところも自分好みだ。

 

 

タイのラーメンも確か同じシステム。

 

これは「ラーメン発見伝」で読んだエピソードだった。

 

 

 

その他、もち米で作る具だくさんの台湾おにぎりも美味そうであった。

 

もち米好きなので、たまに赤飯や中華おこわが食べたくなる。

 

コンビニで似たようなもの売ってくれないかな。

 

 

 

つられて再読したのがこちら――。

 

旅ボン 台湾・高雄編

旅ボン 台湾・高雄編

 


台南、高雄にクローズアップしてるのは意外と珍しいかもしれない。

 

南国なせいか、台北よりもさらにユルい雰囲気。

 

もし台湾に住むならこっちかな、と思ったりした。

 

別に移住する計画も何もないんだが――。

 

 

それにしても台湾の地下鉄で水を飲んだりすると罰金になるというのは本当だろうか?


ついうっかりやってしまいそうだな……。

 

 

そしてこちらは台北編――。

 

旅ボン 台湾・台北編

旅ボン 台湾・台北編

 

 


包丁マッサージというのは、他の台湾コミックエッセイでは紹介されていなかったけど実在するのだろうか?

 

あのでかい中国包丁でやるのだから迫力だ。

 

確かにインスタ映えしそう。

 


台湾編に限らず、ボンボヤージュさんの旅コミックエッセイは、元々引きこもり気味で旅行嫌いの作者が描いているだけあって、他のコミックエッセイとは違って、力が抜けていると言うか、やる気なさげなところがまた面白い。


普段はネガティブな人がたまにポツンと面白いことを言ってるような感じ。

 

 

 

実は漫画だけじゃなくて、本でも台湾づいている。

 

いま、台湾で隠居してます

いま、台湾で隠居してます

  • 作者:大原 扁理
  • 発売日: 2020/12/13
  • メディア: 単行本
 

 


あまり働かずにのんびり暮らす隠居系男子の人が台湾に移住していたのだ。

 

作者はゲイの人らしいが、台湾では同調圧力がないので暮らしやすいという。

 


そういえば新型コロナウイルス対策で有名となったオードリー・タンさんもLGBT の人だった。

 

台湾はマイノリティの人でも暮らしやすいのかもしれない。

 

こちらは未読だが読んでみたくなった。

 

 

 

三食屋台で美味しいものを安く食べられて、同調圧力のないユルい国、台湾。

 

引きこもり気味の自分でさえ、ちょっと行ってみたくなった。

 

 

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【自転車通勤】マイ・ベスト・ライト「キャットアイVOLT800」のバッテリーを交換

 


自転車通勤に使っているライトのバッテリーを交換した。


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ライトはここ数年ずっとキャットアイのVOLTシリーズを使っている。

 

 

明るさを最大にすると対向車にまぶしがられるくらいに明るい。

 

それでいて、とてもコンパクトなのも気に入っている。

 

目一杯明るくするとバッテリーは2時間ちょっとしか持たないけれど、自転車通勤は往復2時間なのでちょうど良い。

 


カタログの数値的にはこれよりも明るいライトはいっぱいあるけれど、照らす範囲がが思ったよりも狭かったりしてイマイチだったりしていた。

 

自転車通勤を始めて早10年。

 

かなりたくさんのライトを試してきたけれど、ようやく、これ、と思えるライトに巡り合えて「ライト沼」からは抜け出せそうだ。

 


このお気に入りのライト、しばらく前から、充電中に赤ランプが点滅することがあった。

 

これはバッテリーがそろそろ寿命だというサインだ。

 

とりあえず、新しいバッテリーを通販で取り寄せておく。

 

そのうち、自転車通勤中に突然ライトが切れる事態が発生するようになったので交換に踏み切った。

 

ちなみに自転車通勤中はフロントライトを二つセットしているので、片方がライト切れになっても安心だ。


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ところで、キャットアイのライトは丸ごと買わなくても、バッテリー部分だけ買えるのがありがたい。

 

 


カタログでは500回充電できることになっている。

 

実感としては2~3年に1回交換するような感じだ。

 

 

以前はバッテリーが寿命になると新しいライトを試してみたくなったけど、今はすっかり落ち着いてしまった。

 

十分に満足できるレベルに達してしまうと、新しいことにチャレンジするよりは、今までと変わらずにストレスなく使えることの方がありがたくなってしまう。


この VOLT 800シリーズはロングセラーになってるみたいだし、かなり長い間使い続けることになりそう。


あと何回バッテリーを交換するだろう……。

 

 

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【ゆるゆるでもおいしくごはん】毎朝、カマンベールチーズを焼いて食べるようになった

 

 

今回読んだのはこちら――。

 

ゆるゆるでもおいしくごはん

ゆるゆるでもおいしくごはん

 

 

グルメのコミックエッセイ。

 

今なら0円で読める。

 

 

自炊にしろ外食にしろ、とにかく美味そうに食べる。

 

作者は自称面倒くさがりなので、自炊だと「甘夏とベビーリーフのサラダ」など、パパッと作れるものが多いのでマネしたくなる。

 

 

一番インパクトがあって、すでに毎朝食べるようになったのは「カマンベールチーズ焼き」だ。


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電気オーブンで10分ほど焼くと、皮はパリッとして、中身はクリーム餡の今川焼きみたいにとろっとろになる。

 

 

漫画ではここにハチミツを回しがけする。

 

甘い、しょっぱいの織りなす無限列車編。

 

「特別なごちそう」だ。

 

 

自分の場合、糖質制限中なので、さすがにハチミツは自粛しているが、毎朝、焼きカマンベールチーズを食べるのは贅沢してるようで気分がアガる。

 

 

ちなみにMEC食を実践中だ。

 

 

 

グルメ漫画やコミックエッセイを読んでいると、たまに、「これだ!」と思うものに出くわす。

 

そして、漫画で見つけたレシピは料理本から発見し たレシピよりも何故か定着することが多い。

 

 

そんなわけで、最近は料理本などはすっかり読まなくなった。

 

それよりは一冊でも多くグルメ漫画やコミックエッセイを読んでいる方が、よほど得るものは多い。

 

 

 

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【月たった2万円で帰りが遅くてもすぐ作れちゃうスピードふたりごはん】とにかく面倒くさいことが嫌いな人にオススメ!

 

 

今回読んだのはコミックエッセイ。

 

ふたりで月2万円、3品15分の、安くて早い自炊のススメだ。

 

月たった2万円で帰りが遅くてもすぐ作れちゃうスピードふたりごはん

月たった2万円で帰りが遅くてもすぐ作れちゃうスピードふたりごはん

  • 作者:奥田けい
  • 発売日: 2020/05/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

ほとんど自炊するようになってから一年はたつ。

 

その間、始めのうちは自炊本を読んだりしてたのだが、すぐに読まなくなった。

 

参考にならないからだ。

 

 

基本、料理本を出すような人は料理好きなので、手間のかかる料理や難しい料理を平然と紹介して「簡単でしょ!」て感じのものが多い。

 

でも、自炊初心者にはハードルが高いし、何とか出来ても、毎日の生活の中で継続していけるようなものでもない。 

 

そんなわけで、ほとんど自炊本は読まなくなっていたのだが、本書はコミックエッセイて言うこともあって手に取った。

 

これが大正解だった。

 

 

料理が美味いことも、お金がかからないことも、ヘルシーであることも大切だけど、自分のような面倒くさがりにとって何よりも重要なのは「簡単であること」「時間がかからないこと」だと、しみじみ思う。

 

この漫画でもうたっているように、せいぜい15分程度で作れるような「スピードごはん」「時短料理」こそが自分に取って必要なものだったのだ。

 

 

自炊本を読んでも、自分にはとても無理だとため息をつくだけで終わっていたのだが、このコミックエッセイを読んだあとは珍しく動いた。

 

 

たとえば卵白のスープ。

 

恥ずかしながら、これまで卵黄と卵白を分けて使うという発想がこれっぽっちも無かった。

 

牛肉を食べるとき、スキヤキ風に卵じょうゆで食べることが多かったのだが、この時、卵黄だけにするとねっとりして美味くなり調味料としての価値が10倍ぐらい上がる。

 

残った卵白はスープにすればいい。

 

自分はさらに手抜きして、マグカップ&電子レンジでスープを作ってしまう。

 

 

このスープ、スーパーに売ってる小さな豆缶を入れてもいいし、ツナ缶やサバ缶を入れて魚介風にしても良い。

 

このぐらいなら自分にも出来そうで、おおいに参考になる。

 

 

とりあえず、毎朝の食事は卵白のスープを飲むのが定番となった。

 

 

その他、「味つけの方程式」を見開き2ページで分かりやすくまとめてくれてるのもありがたかった。

 

備忘録代わりに書いておきたい。

 

①万能和風ダレ

    しょうゆ1、みりん1、酒1(の割合)

    ※チューブしょうがを加えて豚肉を炒めればしょうが焼き

 

②万能みそダレ

    みそ2、砂糖1、みりん1、酒1

    ※ゴマを加えるとなお良い

 

③中華ダレ

    中華だし1、しょうゆ0.5、酒1

 

④洋風ダレ

    コンソメ1、酒3、塩こしょう少々

    ※トマトまたは牛乳を入れると味変に

 

 


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影響を受けて、早速いろいろ買いこんできました。

 

なぜか酒は泡盛だし、コンソメは顆粒のものを買いたかったけど見当たらなかったのが残念。

 

バターは、バターじょうゆにしたいと思って買った。

 

 

で、休みで時間にも余裕があることもあって、炒め物を作って中華風にしてみた。


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ちょっと、しょっぱかったけど、初めて中華ダシを使ったので妙な達成感があった。

 

 

このところ、豚肉のしゃぶしゃぶ風のような簡単な料理ばかりだったけれど、休日にはもうちょっとチャレンジしてみても良いかも。

 

 

そんな気にさせてくれたコミックエッセイにはお礼を言いたい。

 

初心者、特に面倒くさがりの人にオススメだ。

 

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・調理は電子レンジがメイン。

・服は制服化済み。コンフォート命!

・住まいは断捨離してミニマリストへ(団地へ引っ越す?!)

・歴史と地理とニュースの社会科好き!

 

 

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【漫画でニュースを】版画の贋作問題と「ギャラリーフェイク」


NHK のラジオニュースを聴いていたら版画の贋作のニュースが何度か流れてきた。

 

おっ。これはまさに「ギャラリーフェイク」の世界ではないか――。

 

 


ギャラリーフェイクを経営する藤田は贋作専門の美術商。

 

裏では新作や盗品を扱い、ブラックマーケットにも詳しい。

 

美術界では鼻つまみ者だがアートに関する造詣は深く、実は義理人情にも厚い。

 

ギャラリーフェイク」は「ブラックジャック」の美術版なのだ。

 


現実に起こった事件は、平山郁夫などの有名な画家たちの版画がデパートなどで売られていたが、その中に贋作が紛れ込んでいた、というものだ。


 

 

ラジオニュースを聴いていると、インタビューで、複製作りを44年間やってきたという人物が出てきたのだが曲者っぷりが凄まじかった。


インタビュアーの質問をさえぎって話し出すわ、いい年をした男性なのに「○○デス~(⤴️)」という喋り方をするわ、あまりにもベタすぎてテレビドラマでは使えないような悪役ぶりだった。

 

言ってることを要約すると、頼まれてやっただけで、その後のことは一切関知しない、ということであった。

 

しかし、この人、よくインタビューに応じたなぁ。

 

 

 

ギャラリーフェイク」は、もちろん版画の贋作も出てくる。

 

一番印象的だったのは第4巻の「馬鹿印のバカ一」のエピソードだ。

 

版画とはそもそも、彫ってから刷るまでをやるもので、画家が描いた作品を別の人が彫って刷るのは「エスタンプ」と言うらしい。

 

実は版画として売られている物のほとんどはこのエスタンプのようなのだ。

 

バカ一は、エスタンプの天才で「裸の大将」山下清のような天然だ。

 

騙されて贋作に手を染めるのだが、空気を読まずに発言して騒動を引き起こしてしまう――。

 

 

 

このエピソードを読んでから、またニュースを眺めると、違った面が見えてくる。

 

 

ニュースでは「版画の贋作」ばかりがクローズアップされていてエスタンプについての説明は一切無い。

 

けれども、この版画、実はエスタンプ自体、画家の描いた絵を版画にしたもの、つまり複製だ。

 

それを画家のネームバリューで売ってしまう。

 

「プロフェッサー藤田」なら「美術界の組織的フェイクだ!」と断定しそうだ。

 

 

しかもこの版画(実はエスタンプ)、本人や遺族や許可を得た画商だけが扱うことの出来るもので、それ以外の人間が許可無く版画にすると「贋作」となる。

 

必要以上に勝手に刷られると価格のコントロールが出来なくなるから。

 

なにやら日本銀行が紙幣の発行量を調節してインフレ・デフレにならないようにしてるみたいな話だ。

 

 

そもそも、画家の絵の贋作ならともかく、画家の描いた絵を別の人が版画にしたものの、そのまた贋作ってのもなぁ……。

 

アートに興味の無いド素人の自分から見ると、絵を写真に撮って複製したものの方がマシに思えてしまう。

 

いったいどんな人が買うのだろうか?

 

 

それに、今回のニュースでは、画家ばかりが取り上げられていて、彫った人、刷った人、版画を作成してる人の名前は全くでてこない。

 

これでは贋作に手を染めたくもなろう。

 

 

ちなみにギャラリーフェイクでは、水墨画の贋作「相剥」のエピソードも出てくる。

 

 

相剥は、水墨画の厚手の紙を表と裏、薄い紙2枚に剥いで分けてしまうものだ。

 

裏にあたる方が墨などが薄くなるために価値が低くなるようだ。

 

言わば本物を二つに分けてしまう――。

 

ここまでくると、どこまでが真作でどこからが贋作なのか分からなくなってくる。

 

 

 

なんにしろ、今回の版画の贋作のニュース、ギャラリーフェイクを読んでいたおかげで面白く聴けた。

 

もし読んでなかったら何の興味も持たずにに聴き流していたことだろう。

 

 

最後に、このギャラリーフェイク、一度完結したけれど、その後、ぽつぽつと続編が出てる。

 

おかげで、うさんくさいアートの世界の表と裏をもっともっと楽しめるのだ。

 

 

 

 

最新巻はこちら。自分もまだ未読なので読むのが楽しみだ。

 

 

 

 

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【自転車通勤】いつの間にか厳冬期が終わった。今年の冬はコロナの影に隠れて目立たないけど小さな異変が多かった。

 


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いつの間にか一年で一番寒い時期が過ぎて春一番まで吹いていた。

 

つい、新型コロナウイルスばかりに目がいってしまっていたけど、今年の冬はちょっとした異変が多かった。

 

 

まず、12月からいきなり寒くなった。

 

連日、朝は氷点下が当たり前。

 

関東在住の地元では珍しい冬になった。

 

地球温暖化の影響で砂漠化が進んで、これからの冬はずっとこうなんだろうか?

 

 

二番目はユリカモメ。

 

自転車通勤を初めてもう10年。

 

通勤コース沿いの川にユリカモメが渡って来る年は寒くて大雪が降ったりもする。

 

これが自分の「民間天気予報」だったんだけど、今年は大ハズレ。

 

いつ渡って来るんだろうと待っていたけれど、ついに来なかった。こんなに寒いのに。

 

ちなみに、こちらは過去の写真。渡って来る年はこんなに来てた。

 

 

 

 

個人的な「民間天気予報」はもう一つあって、それは富士山。

 

 


寒い冬の時は毎朝富士山がよく見えるし、その富士山には雪がたくさん積もっている。

 

富士山の雪が思っていたよりも多い時はこれから寒くなると予想したりしてた。

 

けれども今年の冬は全く当てはまらない。

 

最低気温マイナスの毎日が続いているのに富士山が見える日が少なかったし、春一番が吹いた日の朝には珍しく富士山がくっきりと見えて、おまけに雪が多く積もっていた。

 

例年の真冬の時ぐらいに多かった。


一体どう解釈すればいいんだか混乱してしまう。

 

 

 

週明け来週一週間の天気予報を見てみると、火曜日・水曜日辺りはまだ最低気温がマイナスだけど、水曜日以降は最低気温もプラスになっている。

 

実際、寒さも峠を越したという実感はある。

 

今年の冬はいつもより寒さが厳しかったので、自転車通勤中はスノーブーツを使っていたけれど、2月に入ってからは使わなくなった。


同じマイナス1℃の気温でも、寒い時期に向かうときと暖かい時期に向かう時とでは体感温度が違う。

 

確かに1時間近く走ってるとつま先がちょっとじんじんと痺れるような気がするけれど、我慢できないというほどでもなく、これも冬の風物詩だと思える程度だ。


なんにしろ、これからは少しずつ暖かくなっていくのだろう。

 

 

そして花粉症のシーズンが本格的に始まる。


新型コロナウイルスも減少傾向にあるとニュースでやってたけれど、マスクをしなくても良くなるのはいつのことだろうか。


まあどのみち花粉症のシーズンが終わる5月のゴールデンウィークあたりまでは、どのみちマスクを外せないんだけれど。

 

 

なんだかよく分からない「真冬」が終わった。

 

例年、節分・立春が過ぎると、今年も無事に一年で一番寒い時期を乗り切った安堵感やら達成感やらがあるんだけど今年はナッシング。

 

あ、雨がほとんど降らなかったのは助かった。

 

冬の雨は、さすがに気が滅入るものだし。

 

 

 

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【ニート漫画3選+1】のんびりと、のんびりした漫画を読む

 

 

インドアでコミュ障なため、ニートには強い憧れがある。

 

だからニート漫画はたくさん読んでる気がしたけれど、意外にあまり読んでないことに自分でも驚いた。

 

ニートな漫画、主人公が働いてない物語はたくさんあるけれど、あまりシビアな設定や痛すぎる主人公だと他人事とは思えずに楽しめないようだ。

 

 

そんな自分が何度も読み返してしまうニート漫画はこれだ。

 

働かないふたり 1巻 (バンチコミックス)

働かないふたり 1巻 (バンチコミックス)

 

 

 

親のスネをかじり、もちろん働かない。文句のつけようのないニートである。

 

ニートはたいがい一人なのだが、この兄妹はタイトルにもあるように「ふたり」であることが大きな救いになってる。

 

親もなんだかんだ言って理解あるし。

 

お母さんはちと怖いけど、働かないんだから当然だ。

 

 

このふたりはニートながら、しんどい思いをして働いてる周りの人たちを癒しているので、微妙な共生関係が成り立つ。

 

お兄ちゃんの方は本気になれば物書きにでもなれそう。

 

妹の方は……。

 

 

最新巻はこちら――。

働かないふたり 21巻: バンチコミックス

働かないふたり 21巻: バンチコミックス

 

 

 

 

次は、期間限定、一年間のニート

 

 

会社がつぶれたので、思うところあって一年間何もしないことにした。

 

ニートと言うよりは「充電期間」て感じ。

 

でも、働いてない、働こうとしてないからニートかな。

 

 

生きづらいとは思いつつ、ちゃんと常識人なので、働かないことにプレッシャーを感じながらも日々過ごしていく。

 

基本、マジメな人ほど何もしないことは難しい……。

 

 

無職さん(この人、名前が登場しないのだ)は、一年間の充電期間を終えて、二転三転しながらも、わりとするりとまっとうな社会生活へ戻った(ように思える)。

 

そして、入れ替わりって訳でもないけど、これまで無職さんに社会人として圧をかけてきた友人2名が事情あって無職になるってのもおもしろい。

 

全くの偶然だけど、世の中、案外こんなものかもしれない。

 

最終巻はこちら――。

 

 

 

 

最後は古い漫画。

 

「ワンスアポンナタイム。まだ円が世界で一番強かった頃……」などとナレーションを入れると映画「スワロウテイル」のイントロみたいだが、これはまだ日本の景気が良くて世の中に余裕があった頃の話だ。

 

 

主人公はコースケ。

 

あまりニートって感じでもないけど、定期的にバイトしてる訳でもない。

 

大家のオバはんや檀家寺の和尚(イベント道楽!)から頼まれ仕事をしてこづかい稼ぎしてる。

 

でも、どちらかと言えば食べ物や酒やサービス(ライブがタダで聴けたり)が報酬で、むしろ現金でもらうよりは得してる風だ。

 

町内のハンパ仕事を請け負ってる。

 

 

高齢化が進んだ今こそ、こういう男が町に一人いると便利なんじゃないかと思うのだが、今時は歓迎されないんだろうなぁ。

 

最終巻はこちら――。

 

 

 

 

3作品全てに共通するのは金が無くても楽しく暮らすってこと。

 

最近だと、漫画じゃないけど「山奥ニート」と言う成功事例もある。

 

「山奥ニート」やってます。

「山奥ニート」やってます。

 

 

都市型イメージのニートと山奥、一人のイメージのニートと共同生活とのマッチングはインパクト強かった。

 

あと、月わずか18,000円の生活費も。

 

過疎化集落で頼まれ仕事をやって稼いでるのは「大東京ビンボーマニュアル」と同じ。

 

ホント、高齢化社会ニートって相性良いような気がする。

 

 

何にしろ、あまり金をかけずに飄々と暮らしていきたいものだ。

 

あまり金がかからなければシャカリキになって働かなくてもすむ訳だし。

 

遊ぶにも金が要るだろう? と言われるかもしれないが、当方は遊びに熱心というわけでもない。

 

ただ、家でごろごろしながらも本や漫画を読み、街をぶらぶらして、だらだらと生活する。

 

ふつうの人なら我慢出来ないような生活でも本人はのんびり出来て気楽で良いと考えてるんだから、これもある意味才能の一つかもしれない。

 

 

のんびりと、のんびりした漫画を読みたいもんだ。

 

 

 

【プロフィール】

 

面倒なこと、嫌いなこと、やりたくないことから脱出するライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ。

 

Kindle読み上げで本を聴き、宅配レンタルコミック&図書館で漫画を読む生活。

 

 

・片道1時間の自転車通勤中

・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。

・調理は電子レンジがメイン。

・服は制服化済み。コンフォート命!

・住まいは断捨離してミニマリストへ(団地へ引っ越す?!)

・歴史と地理とニュースの社会科好き!

 

 

これから、やりたいこと――。

・英語で読み書き

古武術介護

小笠原流礼法

・沈没バックパッカー外こもり?!)

 

 

 

 

 

 

 

 

【道産子ギャルはなまらめんこい】-8℃とギャルとハナミズ。ローカル漫画・方言女子で地理のお勉強?!

 

ローカル漫画、方言女子には食いついてしまう。

 

歴史ネタ、地理ネタ、社会科ネタが好きなせいか。

 

 

今回は北海道、道内最大面積の北見市(でっかいどー of  でっかいどー)が舞台だ――。

 

 

 

東京から転校してきた翼(♂)はマイナス8°の中でも生足のギャル美波と出会う。

 

屈託なく近づいてくる美波に「彼女はギャル」なんだ、自分とは違うトライブなのだと言い聞かせながらもひかれていく……。

 

 

それにしても、北海道ギャルは氷点下でも生足で、ネイル・スマホイジりのため手袋を「はかない」のは本当だろうか?

 

漫画で読んでるだけで寒気がする。

 

でも、たぶん、本当なんだろうな。

 

若さって、スゲぇ!

 

 

 

 北海道弁はそれほど難しくないし、有名テレビドラマの影響もあって「なまら」も「めんこい」も何となく分かる。

 

「方言萌え」は今回は発動しなさそうだ、と思っていたら、ほぼ見開き2ページの大アップで盛大に鼻水をズビズバと垂れ流しながらの無邪気な笑顔には翼ならずもまいってしまった。

 

これ、アリなのか?

 

漫画でヒロインが盛大に鼻水を垂らしたのは初めて見た気がする。

 

いや、小さな子どもが鼻水垂らしていると意外にかわいかったりするけど。

 

マイナス8℃とギャルと鼻水。こう言うのも「ギャップ萌え」になるのか……。

 

 

ギャルと言えば、美波の親友ポジション(候補)に「黒髪清楚系ギャル」なる者が登場するけれど、なんだか「大型ミニバン」て言葉を初めて聞いた時のように違和感ありまくりだった。

 

でも、検索してみるとズラズラ出て来るのでびっくりしてしまった。

 

中にはチーム?  まである。

 

ギャル界も細分化が進みすぎて一般人にはワケワカランとなっている。

 

 

ちなみに、最近、最新巻が出たようだ。

 

 

まだ、最終巻ではないようで、当分、楽しめそうだ。

 

 

 

【プロフィール】

 

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・片道1時間の自転車通勤中

・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。

・調理は電子レンジがメイン。

・服は制服化済み。コンフォート命!

・住まいは断捨離してミニマリストへ(団地へ引っ越す?!)

・歴史と地理とニュースの社会科好き!

 

 

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【34歳無職さん】正しくしようとすると間違えてしまう人へ

 

 

自分がナマケモノなせいか、時々、ニート本、働かない人の漫画を読みたくなる――。

 

 

 

主人公は、と書き始めて驚いた。

 

主人公の名前が思い出せない。

 

慌ててパラパラと読み返してみても最後まで名前が出て来なかった。

 

匿名性を意識して敢えてそうしたのかもしれないが。う~ん。珍しい。

 

 

ともかく「34歳無職さん(♀)」は、勤め先が無くなったのをきっかけに、「まあ  いろいろ思うところあって  一年間何もせずにいようと決めた」のだ。

 

漫画ではショートストーリーで何もしないアパート暮らしの日々がつづられる。

 

 

ある日は、買ったばかりの掃除機がやたらと横転することに悩み、ある日はGとの格闘に疲れ果て、ある日は一日中、布団から出ることなく一日が過ぎていき、その間の世間の動き(アパート周り)が描かれる。

 

ほんっと、何もしない。

 

いや、うらやましい……。

 

 

それでも、世間はこうした静かな暮らしすら許さない。

 

 

気のおけない友人からは「これから、どうする」なプレッシャーが来るし、実家からはお見合い写真が届く。

 

善意だからこそ、うっとうしい。

 

…そういう 

お説ごもっともが

ごもっともすぎるの

イヤになって

今  こんなこと

してるんだよ

 

そう。自分が間違っていることは分かっている時に、正論を言われたくはないのだ。

 

激しく同意してしまう。

 

 

 

 

もちろん、無職さんも弱みはあって、話が進んでいくと、小さな娘がいるらしい、父親方に引き取られたらしい、お姑さんは仕事も家事もかなりやりてらしい、娘と二人だけで向かい合うのはちょっと緊張してしまうらしい、などということが分かってくる。

 

正しくしようと

すると間違え

ちゃうんだもの

 

無職さんのつぶやきだ。

 

これまた激しく同意してしまう。

 

もし、自分が結婚出来ていたら、同じように上手くいかなくて、無職さんのようになっていたかもしれないな、などと必要以上に共感してしまった。

 

 

何も起こらない平凡な日常の合間に、突然、ホラーな現実が挿入される。

 

作者は確信犯だろう。

 

 

ユルいけど、時々、ビターな日常漫画だ。

 

 

 

途中まで再読済み。完結したので今回で一気読み出来た。最終巻はこちら――。

 

 

 

 

【プロフィール】

 

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・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。

・調理は電子レンジがメイン。

・服は制服化済み。コンフォート命!

・住まいは断捨離してミニマリストへ(団地へ引っ越す?!)

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・沈没バックパッカー外こもり?!)

 

 

 

【花粉症】舌下免疫療法の薬をもらいに医者へ行ったら皆疲れ果てていた

 


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2ヶ月ぶりに花粉症の医者へ。

 

事前に予約を取るのを忘れていたので当日の朝に電話することになってしまったけれど、電話での応対がむちゃくちゃ事務的になっていて驚いてしまった。


「予約を取りたい」と言ったら、「○○時に来れますか?」とすぐに返ってくる。

 

「何日の?」とも聞かない。


いや、スピーディーで無駄がなくていいんだけど。

 

 

病院に行ってみると、窓口の受付の応対も、先生の診察も、めっきりと口数が減っていて事務も診察もやたらと簡潔。


おまけにみんなすごく疲れているようだった。


新型コロナウイルスの影響?


きっと大勢の患者を次々とさばいていく課程で、最小限のシンプルな応対になっていたんだろう。


お疲れ様です。

 

 

こういうエッセンシャルワーカーの人たちが体を張って頑張ってくれてるおかげで、自分のような人間でも何とか日常生活を維持できているのだ、と改めて思う。

 

二度目の緊急事態宣言が出ても、なんとなくコロナ慣れと言うか感覚が麻痺してしまった気がするけど、気を引き締めよう。

 


ちなみに今年は、花粉の量は去年より増えるけれども、みんながみんなマスクをしているので花粉症の患者は減るんじゃないか、と先生は言葉少なに言っていた。

 


明日から2月。

 

火曜日あたりには気温が一気に10℃も上がるようで、立春を過ぎれば本格的に花粉症のシーズンだ。

 

今年は花粉症と新型コロナウイルスのダブルパンチ。


緊急事態宣言は一ヶ月延長されるんだろうか?


何にしろ、憂鬱な季節が始まる。

 

あ、その前に明日からまた一週間が始まってしまうのだ……。

 

 

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小笠原流礼法

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【私と彼女のお泊まり映画】仲良しの二人を見て癒されたい人へ!

 


疲れている時にはほのぼのとした漫画が読みたくなる。

 

 

 

毎週金曜日、小春は映画の DVD を借りて麻由美の家にやってくる。

 

二人で映画を見てあれこれと言い合う。


といっても映画の内容について詳しく紹介されるわけでもないし、二人が見た映画について論じあうわけでもない。


ただ映画をネタにして世間話をしているだけ。


でも、そんな漫画を読んでいるのが妙に楽しい。


これは2人が仲良くしているのを眺める漫画なのだ。

 

 

 

 

一番好きなエピソードは、シャワーシーンでの叫び声が有名な「サイコ」ていうホラー映画を見た後、小春が麻由美の腹の肉をふざけてつかんだ時に、サイコの BGM が「キュイン キュイン」と鳴り響くところだ。

 

 

唐突に「ハリウッド俳優の名前思い出し大会」が始まるエピソードもGood !

 

「レタスとかトマトの感じがする、何かパン? サンドイッチ的な、サブウェイとか?」

 

アン・ハサウェイ!!」

 

 

 

二人は社会人になったのをきっかけに同居することになるけど、毎週金曜日に映画を見て二人でワイワイやるのは続いていくようだ。


時々喧嘩もするけれど、その喧嘩さえも微笑ましい。

 

 

こんな「仲良し」漫画を読んで癒されるのは疲れているというよりは、ギスギスした世の中で生き辛いからかな?

 

ちょっとビターな気分になってしまった……。

 

 

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