日本人がイメージする日本と、外国のイメージする日本とがズレまくっている?
作者は、「めいろま」アカウントでキレたツイートを連発している人だ。
世界各国で就労体験があって現在はロンドン在住。
だからコメントにも説得力がある。
ロンドンでは、すでにイギリス出身の白人が少数派になってるのは驚き。
多民族都市だからこそ世界各国の料理が食べられるようになっているとも。
「イギリスの食い物がうまいか まずいか 問題」など、とっくに解決していたわけだ。
それに、移民の問題は、現場から見ると、とてもシビアなことも伝わってくる。
単に仕事を奪われる 雇用の問題だけでなく、文化の問題、世代間格差の問題、保守派 かリベラル派かの問題にまでかかわってくるっていうのは、ブレイディみかこさんも言っていたなぁ。
30年近く 停滞を続けてきた 日本が、外国から厳しい目を向けられている話は身につまされる。
その一方で、それでも、まだ安全で便利な国である、とも指摘されている。
国ガチャで言えばマシな方なのだ。
ニッポンてしみじみとフシギな国……。
外国から見たら さぞかしブキミに見えることだろう。
ロシアとウクライナの戦争の話題にしたって、日本の真珠湾攻撃が演説で取り上げられたり、昭和天皇とヒットラーの映像が同じ動画で流されたり、日本人から見るとなんで? て思うけれど、外国から見ると、日本は小さい島国で、しかも 有色人種なのに(当時は白人帝国主義全盛期)、中国大陸 や東南アジア海域で暴れまわった過去のある国なのだ。
これは 田中さんの本でも取り上げられていたっけ。
デフレ時代になって、おまけに パンデミックまで起こってしまって、海外旅行もすっかりご無沙汰になってしまったせいか、日本が世界各国からどう思われているのかを考える機会もずいぶん 減ってしまった。
だからこそ、めいろまさんの本を読んでいこう、と思う。
【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。