ずるいのが流行っているのか?
ナマケモノ & 寝そべり族 なので、この手の本は大好物。
「こんなやり方があったのか」
「こういう風に考えれば良いのか」
「ちょっとアレンジ すればすぐにでも使えるテクだ」
などなど。
でも、ふと考えてしまった――。
作者が自ら「ずるい」とタイトルに入れてるように、これらの本で紹介されているテクニックやノウハウは一般的に ずるいと思われている。
でも本当にずるいのか?
少なくとも 自分はそう思わなかった。
効率よく成果を上げている、と感じた。
でも世間はそれを許さない、自分の職場でもそうだろう。
少なくとも超保守的な自分の職場では、効率よく仕事をすることよりも、成果を上げることよりも、職場の秩序を保つことが第一優先。
秩序とは、年功序列で年上 かどうかだったり、その職場に長く居るかどうかだったり、元○○から出向してきたかどうかだったりする。
もちろん、そんな職場を改めようと改革の旗を振るつもりにもなれない。
ほんのちょっとでも今までのやり方を変えようとしたらブーイングの嵐になるのだ。
ブーイングするのは、老害だけでなく、意外と若いやつにも多い。
保守化してんの?
情報化にもデジタル化にもグローバル化にも高度資本主義社会 にも乗り遅れた旧態依然の職場だ。
会議や 打ち合わせに出ていると、村の百姓の寄り合いに出ているような気分になることがある。
そんな環境でできること といったら、せいぜい自分が上手く立ち回ることぐらい。
ずるく仕事をするぐらい。
だからこそ、ずるい仕事術の本がベストセラーになるんだろう。
ただ、自戒を込めて 繰り返しておきたい。
効率よく成果を上げる「ずるい」やり方は、マイノリティ なのだ、と。
いくら成果を上げたからって調子に乗っていると、マジョリティから弾圧されるし魔女狩りされるし非国民 扱いされる。
いや、マジで――。
ずるいやり方でライフハックするには、目立たないように 敵を作らないように注意深くしていこう。
つい「成果をあげてるんだから文句 ねえだろ」な考えにオチてしまうのだが、自分を戒めねば――。
他にも「ずる本」が何冊かあったので読んでいくつもり。
【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。