近未来、
老朽化したお手伝いロボットを
いやいや 捨てに行く少女の話。
しかし 、思いがけない
どんでん返しが――。
人間とロボットの友情がテーマ
という自分好みの作品。
今ならebookで無料で読める。
とても センシティブな物語で、
思いがけない どんでん返しで
2度泣かせる。
物語のロボットキャラって、
どうしてこんなに
物悲しいんでしょう!
彼らの儚さと健気さを愛し、
人間への献身に涙しつつも、
そんな彼らを「優しい」と
形容していいのか?と
かすかに思った事が
構想の基になっています。
作者自身が
泣きながら描いているのだから、
読んでいる 読者が
泣かされてしまう
のも無理はない。
満足して読み終えたところで、
さらに、もう一つ どんでん返しが――。
作者名「岩泉舞」と見て驚いた。
「七つの海」の作者じゃないか!
かれこれ 30年近く前になるのか、
鮮烈な単行本 デビューを飾った
漫画家を今でも覚えている。
失われた30年を経ての復活か。
長く漫画を読み続けていると、
こんなこともあるんだなぁ。
漫画の神様からのプレゼント?!
それくらい表題作の「七つの海」は
鮮やかな印象を残した。
今なら
無料漫画アプリ「マンガ図書館Z」
で読める。
少年が 冒険の旅で大人になるってのは
少年漫画の定番だけど、
あえて違う道を選んで
大人になろうってのが斬新だった。
リメイクした 単行本が出版されたって
ニュースは聞いてたけど、
読み切り 再デビューしてたとは
知らなかった。
作者Twitter によれば、もう一作執筆中とのこと。
私の読み切り「ロボットを捨てに行く」が公開されました。
— 岩泉舞 (@iwaizumi556) 2022年8月26日
読んでいただけたら、うれしいです。https://t.co/crZ11oLv5z
ずっと執筆にかかりきりで、Twitterに浮上できなかったことをお許しください。
今もう一作執筆中です。ひと息つけるようになったら、また皆さまとお話したいです。 pic.twitter.com/oYGPARg1Cv
大げさかもしれんけど
生きていく楽しみが
一つ増えたなあ。
今度は無理せず
描き続けていってほしい――。
【プロフィール】
節約系底辺FIRE(セミリタイア)目指すナマケモノ&寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み、年1,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食でメガビタミン実践中。
料理はレンチン&時短料理。。。