フィギュア観戦は一度ハマると抜けられない 氷の底なし沼――!!
フィギュアスケートは競技人口の少ない マイナーなジャンル だけど、スポーツ全般に興味がない 自分でさえも名前を知ってるタレントがぞろぞろいる。
これってスゴいことだったのだ。
羽生結弦選手の引退のニュースを聞いたばっかりだったので余計にそう思ったのかもしれない。
それにしても、フィギュアスケート観戦が趣味の方々「スケオタ」の情熱にはたじろぐ ばかり。
遠方から 試合会場に駆けつけるのは当たり前、推しの選手の活躍を祈るばかりに禁酒してる人までいる。
スケオタが集まると、記念撮影の時に思わずフィギュアのポーズをとってしまうのには爆笑してしまった。
作者の グレゴリオ 青山さんはフィギュア愛をこれでもかと描いていく。
読んでいると、フィギュアスケートの選手たちは氷の神殿で神に祈りの舞を捧げる殉教者のように見えてくる。
フィギュアスケートがこれほどまでに人を惹きつけるのは、一瞬で転んでしまうはかなさのせいかもしれない。
これほどまでに人は何かに夢中になれるものだろうか?
アイドル?
宝塚?
どれよりもスケオタは情が深そう。
続編が出たのも、それだけ 支持する人が多かったからだろう。
もちろん、こちらも読んでみるつもり。
しかし、海外にまで行ってしまうのか……。
作者のグレゴリ青山さんは旅や京都暮らしのコミックエッセイを描いていてこちらも 面白い――。
【プロフィール】
節約系底辺FIRE(セミリタイア)目指すナマケモノ&寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み、年1,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食でメガビタミン実践中。
料理はレンチン&時短料理。。。