らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【深ぼり京都さんぽ】元バックパッカーが描く「京都人による 京都発見本」――。



このコミックエッセイを読んでいると思ってしまうのだが、京都ってしみじみとディープ。

東京圏の人間にとって「中央線がディープ」というよりもはるかに上。

長年 日本の首都だった歴史の積み重ねによるものか――。

 


ごく普通の町家に、江戸時代に作られたらしい 天窓があったり、かまど炊きの台所「おくどさん」があったり、長もちやタンスの引き出しを開けてみると江戸時代の春画 や明治時代の軍服が出てきたり……。

 


中でも 京都 伝統産業ふれあい館はすごかった。

錦織など70人ほどの職人の手がかかっているのだ。

京都 はこうした職人による伝統産業の集積地。

そりゃどうしたってディープになるわけだ。

 


京都には三大古本祭りもあるし、読書と散歩が好きな自分には相性が良いかもしれない。

余所者に距離をとる文化も、人付き合い苦手でソーシャルディスタンスが欲しい 自分にとっては、むしろ プラス材料かも。

なによりカフェと古本屋が多い街は信用出来そう。

伝統工芸品と見間違えそうな親子丼も魅力的。

学生用のアパートでも借りて1年ぐらい住んでみたくなったな。

もともと グレゴリ青山さんのコミックエッセイ は 好きでよく読んでいた。

バックパッカーで世界中を旅していた人が再発見した日本の文化というのは説得力がある。

 

次は このコミックエッセイを読んでみるつもり――。


旅や京都暮らしでだけでなく、こんなコミックエッセイ も出していた。

 

趣味の広い人だなぁ……。

 


【プロフィール】
節約系底辺FIRE(セミリタイア)目指すナマケモノ&寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み、年1,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食でメガビタミン実践中。
料理はレンチン&時短料理。。。