ずっと昔、なにかの飲み会でだったかと思うけど、某作家(誰だか忘れた)がホテル暮らしをしているのが話題になったことがあって、「いいよなあ」とうらやましがったら、一斉にブーイングを浴びせられたことがあった。
「人間的な温かみがない」
「無機質だ」
「落ち着かない」
「ビジネスライクすぎる」
「自分らしく暮らしたい」
「自分だけ好き勝手していいと思ってんの?」
などなど。
最後のはあんまり関係ないような気がするけど、よく言われるセリフだった。
この時も言われてたような……。
その時は深い考えがあったわけでもなく、単純にうらやましがっただけだった。
それなのに、なんで、こんなに強く反発されるんだか不思議だったものだ。
今にして思えば、うらやましかったのはーー。
・クリーニング済みの清潔な部屋とリネン類
・大きなベッド
・モノが少なく欲しいものにすぐ手が届く。
・掃除や洗い物などの家事をしなくて良い環境
・雑事をフロントがやってくれる。
(今はコンシェルジュかな)
こんな所だったと思う。
時は流れたけれど、ホテル暮らしができるような身分になれたわけもなく、しかたなく、限界ハウスで、自分で家事をしながら、ささやかな生活を送っている。
あの頃見た夢(と言うほどのもんでもないけど)は、都心のホテルでラグジュアリーな生活というのではなく、せいぜい安いビジネスホテル程度で十分だったんだよなあ、とわかってきた。
清潔で整頓された部屋で過ごしたいだけだったのだ。
今現在、断捨離やらミニマリストに一時期ハマったおかげで、がらんとした部屋で過ごしている。
何もないので、この部屋に限っては掃除の必要があまりない。
むしろ、自炊のための台所、シャワーのための浴室、そして、トイレの掃除の方が大変だ。
料理関係も、炊飯器調理となり、使う食器も少なくなり、洗ったら水切りラックに放置しっぱなしとなった。
浴室はシャワーのみ。
湯船の掃除からは解放された(と言うか逃げた)。
トイレや洗面所に流しなど掃除関係は、掃除用グッズを駆使して楽にすませられるようになった。
ささやかながら、あの頃夢見たホテル暮らしに近づいたのかな、と思う。
まあ、結婚して、奥さんが家事を全部やってくれてる人には、とても及ばないけど。
後は、一軒家なのでしょうがないけど、もっとコンパクトな空間で過ごせたら、もっと楽になるのかな、と思う。
収納スペースさえあれば、カプセルホテル暮らしでもエンジョイできそうな気がするけど、これを言ったら、また、ブーイングを浴びせられそうだな……。
あとがき
昨日の夜の自転車通勤では久々に雨に降られた。
11月に入ってから初めて?
10月あたりはよく降られてたよなあ。
雨脚が弱かったのが救いだ。
新装備のフロント用泥よけフェンダーや長靴についてのレポートをするほどでもない雨だった。
あと、使い回しのヘルメット4つには、すべて雨対策用のヘルメットカバーをつけたのだった。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。