らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【発酵】『最終ダイエット「糖質制限」が女性を救う!』を読んで、なぜか発酵のことに思いをはせた。13年間、青汁だけで生きている人や、肉食パンダの話などーー。


この本は、サブタイトルが、マンガ『炭水化物は人類を滅ぼす』だ。

マンガ『炭水化物が人類を滅ぼす』 最終ダイエット「糖質制限」が女性を救う!

マンガ『炭水化物が人類を滅ぼす』 最終ダイエット「糖質制限」が女性を救う!


よくあるベストセラーのマンガ版かと思って読み始めたら、著者のダイエット歴が紹介されていたり、『炭水化物は人類を滅ぼす』の先生だけでなく、いろんな人の話を聞きに行ってたり、MEC 食についても紹介されていたり、と意欲的な作品だった。


でも、一番、おもしろかったエピソードは、糖質制限のことではなくて、むしろ真逆のことだった。

青汁だけで13年間、生きていた女性が紹介されていたのである。

「食べること、やめました」―1日青汁1杯だけで元気に13年

「食べること、やめました」―1日青汁1杯だけで元気に13年


彼女の身体の中には、植物の繊維を分解してアミノ酸を作り出す菌があって、まるで牛なようなお腹なんだとか。


もう一つ、肉食パンダのエピソードもおもしろかった。

パンダは、もともと、肉食だったそうな。

人間にすみかを追われて、高緯度地域に逃げ込み、エサとなる動物がいないので、しかたなく笹を食べるようになった。

元来肉食だったパンダは、笹を分解してエネルギーに変える菌を体内に取り込み、肉食パンダから草食パンダどなった。

しかも、その変化は、わずか一週間で行われた、とのこと。


う〜ん。

この2つのエピソードを読んでみると、体内に役に立つ菌を取り込んで定着させられるかどうか、で全てが決まるような印象だ。

最近、話題の痩せ菌サプリなんかも、同じ理屈なのかもしれない。


乱暴に考えると、注射するみたいに、目当ての菌を体内に取り込んでしまえば、思い通りの身体が作れることになる。

まあ、青汁だけで生きていけるような身体が、簡単に手に入るとまでは思えないけど。


今現在、自分の食生活は、MEC 食プラス発酵食品と言う矛盾した2つの要素から成り立っているわけだけど、案外、おもしろい方向へ転がっていくかも、なんて考えたりした。


MEC 食と発酵食品についてはこちら 


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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。