つい、二週間ほど前、「どぶろく、好調！」などと書いて浮かれていたけれど、ここ二週間、どぶろくは絶不調だ。

調子良かったときは、マグカップに注いでも、しばらくの間は泡が噴き出ていて、マグカップから、あふれるほどの勢いだった。

今は、その面影も無い。

やはり、梅雨のシーズンは駄目なんだろうか？

六月は、今週はいきなり暑くなったけれど、先週までは肌寒い日が続いていて、例年のように、うっかりカビを生やしてしまったり、と言ったことは無かったはずなのだ。

調子が悪いときの、良く発酵していないどぶろくを飲むと、どろどろしたお粥を飲んでいるような、侘しい気持ちにさせられる。

天然酵母代わりにバナナを入れていたときは、バナナ粥のような、恐ろしいものを飲んだりしたこともあった。

まあ、この、どろどろお粥が、ちゃんと酔っぱらうどぶろくに変身するんだから、発酵の技というものは神秘的だ、とも言える。

幸い、まだ、六月なのに、もしかして梅雨明けで、このまま夏？　みたいな天気が続いている。

今週末の発酵力に期待するのである。

もし、それでも駄目だったら、梅雨シーズンは、最初からあきらめて、この時期は、ビールや缶チューハイで過ごす、と割り切ってしまうのも、良いかもしれない。

ちょうど、安くて美味いビール（第3のビールだ）や缶チューハイが見つかったことでもあるし。

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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。