らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【漫画でチェーザレ・ボルジア】「優雅なる冷酷」以前、中世イタリアキャンパスライフ! 「チェーザレ 破壊の創造者」


世界史方面を攻め始めてしばらく経ったけど、ついにと言うかようやくと言うかチェーザレボルジアにたどり着いた。もちろん漫画で。

 

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

 

 

 

チェーザレボルジアといえばなんといってもコレでしょう。

 

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

 

 


でも、随分前に読もうとしたんだけど、あっさり挫折しちゃったんだよね。なんか難しかったし。日本の戦国ものと違って権謀術数ばっかりだったし。チェーザレのどこが織田信長に似てるんだよと憎まれ口を叩いて読むのをやめちゃったんでした。

 


で久しぶりにリベンジだ。漫画で。今回は今出てるやつの半分ぐらいまで読んだ。

 

 


やっぱり織田信長には全然似てない気がする。イタリア統一とか言っても、権力者の父親の下で動き回ってるぐらいにしか見えない。そのうち戦闘シーンとか出てくれば違ってくるんだろうか。

 

 

それよりは中世でのイタリアのキャンパスライフが面白かった。


あちこちから生徒は集まっていて、出身国ごとに派閥ができていたり、派閥同士で仲が悪かったり、血の気の多いやつは喧嘩したり、ディベートみたいな事やってたり……。


マッケローニって言うパスタの源流みたいな料理が出てたりしてたなぁ。

 

半クライマックス? は騎馬戦による模擬戦。刃物こそ使わないけれど、たまに死人が出るという荒っぽいスポーツフェスティバルだ。う~ん、騎士道!

 

 

この漫画は強力な監修者がついており、時代考証にはかなり力を入れている。巻末には、中世の街並みを復元して絵に起こすまでの苦労がつづられている。ほんっと大変そう。


「百聞は一絵にしかず」と作者が言うのはもっともな話で、なにしろ文章だったら適当に雰囲気でごまかせるけど、絵に起こすには、かなり具体的な細かいことまで実体を把握してないと駄目なのだった。

 


そんなわけで、チェーザレボルジア本人はともかくとして中世イタリアキャンパスライフとして楽しく読んだ。「優雅なる冷酷」になるかどうかは今後のお楽しみだ。

 

 

オマケでキャンパスライフつながりの作品をいくつか――。


アメリカンカレッジのキャンパスライフを知ったのはこの作品で。コロンビア大学がモデルだったかな。

 

 

試験でテンパった学生のピザの投げ合いが面白かった。アメリカの大学って試験が厳しいらしいしね。

 


イスラムの女の子がアメリカに留学するとこんな感じ。

 

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

 

 


日本の大学でも美術系って異世界だったな。

 

ハチミツとクローバー 1

ハチミツとクローバー 1

 

 

モディリアーニにお願い 1 (ビッグ コミックス) (ビッグコミックス)

モディリアーニにお願い 1 (ビッグ コミックス) (ビッグコミックス)

 

 

 

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【漫画で日本史】ヤンチャ信長の意外な青春編! 「信長の忍び外伝 尾張統一記」

 

今回読んでみたのはこちら。

 

信長の忍び」の外伝。若き織田信長尾張を統一するまでの、いわば青春版だ。

 

 

 

意外だったのは織田信長尾張を統一するまでに、十数年もかかっていたことだった。そんなに手間取ってたんだ~。

 

なんとなく、織田信長の人生を振り返ると、桶狭間の奇襲で今川義元を破ったあたりから始まるような感じだったので、ここに至るまでに十数年の月日があったことは、あんまり記憶に残ってなかった。

 

 

まあ確かに敵が多かった。多すぎた。


もともと尾張には守護がいて、その下に守護代がいて、信長の織田家はその家来だった。下克上も大変だ。


おまけに実の母に疎まれ、兄からも弟からも跡継ぎを狙われた。


信長は若い頃からうつけ者で通っていたので、家来衆にもよく思っていない者は多かった。


ほんと辺り四面楚歌である。

 


まぁ、尾張一国内敵だらけだけの状態で小競り合いを、ひたすらトライアル&エラーを繰り返すことによって、自分だけのノウハウをストックし独自の反射神経を磨いていったのだろう。


実際、尾張を統一して天下に打って出てからも、四面楚歌の状態は、ほとんど変わらなかったんだから。

 

 

その一方で意外だったのは、敵が多いばかりではなくて、意外と味方も多かったことだ。

 

父親や舅の斎藤道三、過労(←音声入力間違い。でも当たってる)の平手政秀あたりは知っていたけれど、沢彦宗恩がクローズアップされてるのは初めてだった。

 

「岐阜」と名付けた人と聞けば、「ああ」て感じだけど、「信長」や「天下布武」もこの人の命名らしい。

 

沢彦ひょっとして命名好き? by信長


命名マニアなのはともかく、師匠にも恵まれていたわけだ。

 

唯我独尊の人でも無かったようだ。

 

 

その他の意外。


若い頃の信長はかなりヤンチャしてたようで、斎藤義龍との戦いの時は大将自らしんがりをつとめたり、弟が差し向けた軍勢と戦ったときは、大将同士の一騎打ちまでやらかしている。


後年、越前遠征の際、浅井長政に裏切られたと知ったとき、豊臣秀吉明智光秀徳川家康まで置き去りにしてまっしぐらに逃げ去ったことと思い合わせると興味深い。


そういえば、奇襲攻撃も桶狭間の一度きりだったようだ。

 


なかなか面白かった青春時代の信長。

 

司馬遼太郎先生のと読み合わせると、なおGood! これは、斎藤道三明智光秀織田信長の3人が主人公。明智光秀大河ドラマにもなるし、ちょうど良い。

 

国盗り物語(一) (新潮文庫)

国盗り物語(一) (新潮文庫)

 

 

 

さて、次はいよいよ天下統一編を読んでいこう。

 

 


なんか、こんなのもあった。たぶん、おバカ漫画。作者、多彩な人だ。

 

戦国雀王のぶながさん (ジェッツコミックス)

戦国雀王のぶながさん (ジェッツコミックス)

 

 


他にも真田一族や黒田官兵衛伊達政宗ものも描いている。「真田魂」はもう読んだ。他2シリーズも順次読んでいこう。

 

真田魂 1 (ジェッツコミックス)

真田魂 1 (ジェッツコミックス)

 

 

軍師 黒田官兵衛伝 1 (ジェッツコミックス)

軍師 黒田官兵衛伝 1 (ジェッツコミックス)

 

 

 

政宗さまと景綱くん 1 (SPコミックス)

政宗さまと景綱くん 1 (SPコミックス)

 

 

 

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【漫画で日本史】寝返り過ぎ人質達人過ぎな真田一族! 「真田魂」


今回読んでみたのがこちら。ちょっと珍しい4コマ形式での歴史漫画だ。

 

真田魂 1 (ジェッツコミックス)

真田魂 1 (ジェッツコミックス)

 

 

 

大河ドラマにもなってすっかり有名になった真田一族。結果的に真田幸村こと信繁が大阪の合戦で有名になったけど、信濃の国のごく一部の小さな土地を守るために激しい戦いを繰り広げていた。

 


それにしても、真田が持っていた土地を改めて地図で見せてくれたのだが、極端に東西に細長くなっていた。あっさり分断されそうだ。ただでさえ周りは強敵たちに囲まれているというのに。

 


第1巻では英雄武田信玄に仕えて、二代目の武田勝頼が武田家を滅ぼすまでを描いている。


印象に残ってるのは長篠の戦いのエピソード。実は武田方でも鉄砲を用意していたとは知らなかった。


ただ絶対的な量が織田方より劣っていた。


鉄砲の弾も鉛で出来ているものが望ましかったけれど、重たい鉄の弾しか用意できず飛距離が伸びなかったそうだ。


火薬も十分な量がなかったので、ろくに練習できなかったと言う。


確かに鉄砲なんていきなり使えるものでもない。十分に練習しなければならず、そのための火薬や鉄砲の弾も必要になるわけだ。練習のことまで考えたことなかったなぁ。

 

 

そして第2巻では、武田家が滅びた後の、真田家の寝返りの連続がつづられる。

 

真田魂 2 (ヤングアニマルコミックス)

真田魂 2 (ヤングアニマルコミックス)

 

 


織田→北条→徳川→上杉。いくら何でもやり過ぎ。

 

ひとつ寝返るもふたつ寝返るも同じかなー
なんか楽しく、なってきました

 


そして、信繁の人質生活も転々とする。徳川家康にも負けないくらいの忍耐っぷりだ。

 

わかりました
上杉家に行きます
織田家 木曾家を渡り歩いた「人質の達人」の私にお任せを!

 

やな達人に、なっちゃったなー

 

 

以前、池波正太郎さんの「真田太平記」を読んだことがあるけれど、この辺りのことはあまり詳しくは書かれていなかった気がする。

 

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

 

 

きっと池波さんは真田家の良い面を書こうとして、寝返りや人質のことはソフトに書いておいて、その間は忍者バトルを全面に押し出していたのだろう。

 


「真田魂」のように後発の歴史ものは、先に有名な作品があると、違う視点から書こうとしたり、前作には載ってなかった知識を加えようとしてくれる。

 


併せて読もう!

 

 

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【漫画で世界史】不思議の国のアレクサンドロス大王!


今回読んでみたのはこちら。

 

アレクサンダー大王 ー天上の王国ー 1 (フラワーコミックスアルファ)
 

 

 

上杉謙信つながりで、アレクサンドロス大王ものを読んでいる。いや逆だ。元々アレクサンドロス大王ものを読んでいて、日本で似たような人を探していて上杉謙信にたどり着いたのだった。

 

雪花の虎 (6) (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 (6) (ビッグコミックススペシャル)

 

 

 

ともかくアレクサンドロス大王。名称がまちまちだけど、「アレクサンドロス大王」でとりあえず統一してしまう。

 

 

アレクサンドロス大王に対する最大の疑問は二つ。

 

一つは、何でまた地中海はマケドニアからインドくんだりまでわざわざ遠征に行ったのか?

 

二つ目は、何でまた部下たちはそれに唯々諾々と従ったのか。

 

この二つだ。

 


もっとも部下達は、さすがにインドの内陸部まで攻めることを嫌がってストライキを起こしたので、さすがのアレクサンドロス大王も諦めたようだが。インド、暑いしね。

 

 

さて、この漫画は2巻まで読んだけど、アレクサンドロス大王の親友のヘファイスティオンの立場から描れている。

 

 


物語では、ヘファイスティオンは人の心を読むことができる超能力者という設定になっている。アレクサンドロス大王はそのことを知り、気味悪く思うどころか、むしろヘファイスティオンを近づける。こうして二人は親友になる。

 


そして、アレクサンドロス大王も、本人は自覚していないが、一種の超能力を持っていた。自分の強い衝動を周りの人間に伝染させるというものだ。この能力をもって人々を戦に駆り立てていたわけだ。

 


これらはもちろん漫画ならではのフィクションだけど、どうしてこのようなフィクションが生まれてきたのかと考えると、なかなかに興味深い。

 

超能力者とでも考えないと、アレクサンドロス大王のカリスマやヘファイスティオンがアレクサンドロス大王の親友たり得たかを説明するのが難しいからだろう。

 

 

同じアレクサンドロス大王ものでも、こちらはより史実に近い。アレクサンドロス大王のカリスマは、彼の雄弁術によるものが大きいという解釈をしていた。

 

 


このマンガでは、あとがきでも面白いことを書いていて、アレクサンドロス大王は世界を征服したと言うけれど、その征服した範囲を見ると、アレクサンドロス大王の以前、ペルシャ民族が征服した版図とほとんど変わらない、と言うのだ。


確かに征服した範囲の地図を見比べてみると、ほとんど同じだ。何でペルシャの業績が不当に過小評価されているのか、よくわからない。

 

でもアレクサンドロス大王にしてみれば、ペルシャがやったことを俺にできないはずはない、と突っ走ったのかもしれないなぁ。


Amazon読み放題サービスに加入している人なら0円で読める。

 

 

アレクサンドロス大王については、漫画だけではなく本も買ってみた。Kindle 読み上げで聞く。

 

 

 

結局、アレクサンドロス大王がどういう人間だったのかは、この本を読んでもスッキリとはよくわからなかった。


でも、分からないのは無理もない、と言う諦めに近い心境にはなれた。

 

だって30代前半で死んじゃったんだよ。若くて戦が強くてカリスマがあった。30代前半ならそれだけでもう十分過ぎる。

 

長生きしたら内政でも力を発揮したり、老練な政治家になったかもしれないけどね。

 


あとわかったのは父親がなかなかの優れもので、アレクサンドロス大王は父親の路線を進んだともいえるのかもしれないということだった。

 

織田信長とちょっと似てる気がする。

 

この辺りはむしろこちらのシリーズに詳しい。まだ読んでない最新刊が出ていたので読んでみよう。そろそろ父親が暗殺される頃かな。

 

ヒストリエ(11) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(11) (アフタヌーンKC)

 

 


アレクサンドロス大王ものはまだまだしばらくは読み続けそうだ。

 

 

それにしても、荒俣宏さんのアレクサンドロス大王もの、Kindle書籍化してくれないかな……。

 

幻想皇帝―アレクサンドロス戦記 (1) (ハルキ文庫)
 

 

 

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【漫画で日本史】やっぱり不思議ちゃんの上杉謙信。アレクサンドロス大王も。「天と地と」「雪花の虎 6」


今回読んでみたのがこちら。

 

天と地と―上杉謙信物語 (上) (講談社漫画文庫)

天と地と―上杉謙信物語 (上) (講談社漫画文庫)

 

 


何で上杉謙信を読もうと思ったかと言うと、世界史方面を攻めているときにアレクサンドロス大王ものを読んで、何でまたインドくんだりまで遠征ばっかりしていたのかと不思議に思って、日本で似たような人だと誰だっけと思っているうちに、上杉謙信を連想したのだった。


自分にとってアレクサンドロス大王上杉謙信も不思議ちゃんのカテゴリに入っている。大したメリットもないのに戦ばっかりしているようなイメージだ。

 

 

ともかく上杉謙信――。

 

戦で自分を表現しているみたいな人生だったけど、石川賢氏のデモーニッシュな絵で描かれてると迫力がある。さすが「デビルマン」の永井豪のアシスタントをしていただけのことはある。ホラーな気さえする戦のシーンだ。


意外だけれど、上杉謙信の恋のエピソードも描かれている。川中島の合戦が終わるとともに、その恋も終わってしまうわけだけど、その後の人生はさぞかし憂鬱だったことだろう。信玄亡き後は、織田信長に対しても、なんだかあんまりヤル気がないように感じられるのはそのせいか。


戦のシーンと対照的なのが、時々、上杉謙信がお堂にこもって人と会わなかったと言うエピソード。

 

今読んでみると、上杉謙信も鬱を患っていたのかな、という気もする。躁状態になると戦をしたりして。アップダウン、激しすぎるが――。

 

 

天と地と」では、上杉謙信は不思議だけれど魅力的な人物としてストレートに描かれていた。

 

訳のわからん男よのう
景虎と言う男...

自分の土地を侵されるわけでもあるまいに
あのように怒って命をかけてまで出てくる


劇中では武田信玄のセリフだったけど、自分も激しく同意する。

 

 

上杉謙信は女性だったとするのが東村アキコさんだ。5巻まで読んだことがあったけど今回は続きの第6巻を読んだ。

 

雪花の虎 (6) (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 (6) (ビッグコミックススペシャル)

 

 

今回は上杉謙信の兄、大活躍の巻だった。「天と地と」では暗愚で対立する存在だけど、「雪花の虎」では、武将には不向きだけど明晰で上杉謙信をサポートする役割に回る人物となっている。

 

真逆だけど、どちらが史実に近いかを言い立てるのはヤボな話で、読み比べて楽しむのが「吉」である。

 

 

それにしても、上杉謙信が実は女性だったとすると、時々お堂にこもっていたことも、生涯不犯だったこともツジツマがあってくる。

 

東村アキコさんは、さらに踏み込む。

 

金じゃ
港で稼いだ金があるから、無欲なのじゃ

 

上杉謙信がなぜ「義」にこだわれたかについては、からむし織りを奨励したり、港を整備して税をかけるなどの産業政策によるものだとしているのだ。

 


上杉謙信が義にこだわるのはともかく、よく部下達がついていったものだと思うけど、豊かで余裕があったからかな?

 

カリスマ的な人気もあったようだけど、それだけでは、とも思う。信長の部下みたいに領土が増えるわけじゃないんだし。


特に「天と地と」の方を読むと、越後の豪族はしょっちゅう反乱ばかりしていて、さすがの謙信もストライキを起こして引きこもったりしてるぐらいだ。よくまあこんな連中を引き連れて川中島の合戦へ行けたもんだ。

 


やっぱり不思議の人だ。「雪花の虎」の続きを楽しみにしたい。こちらは最新刊。

 

雪花の虎 (8) (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 (8) (ビッグコミックススペシャル)

 

 

 

アレクサンドロス大王についても、ちょこちょこ読んでいるのでまた書いてみたい。

 

 

アレクサンダー大王 ー天上の王国ー 1 (フラワーコミックスアルファ)
 

 

 

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【漫画でサッカー】弱者が強者に勝つには! 「マネーフットボール」


今回、読んだのはこちら。

 

 

 

タイトルからして「マネーボール」のサッカー版かと思ったけどそうでもなかった。セイバーメトリクスを使ったデータに基づくサッカー戦術を期待してたけど、先取点を取ったら勝率が何パーセントになるかとか、そんな程度。

 

マネーボール [DVD]

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それよりは、1部リーグから2部リーグへレンタル移籍して2年目も居残りになってしまった当落線上の選手や、予算規模の小さい弱小チームの監督や球団関係者が、あの手この手を使ってプレーオフに進出して、1部リーグへ進出しようとする物語だ。

 

弱者が強者に勝つには
力の差を上回る知恵が必要なんだ

 


この作品を読んだのは、同作者の「スタグル」を読んだから、その流れで。

 

作者はサッカーの2部リーグが集客のためにどれだけ熱心に取り組んでいるかを教えてくれた。2部リーグの某サッカーチームが好きなんだろうなぁ。

 

 

 

もともと自分も、スーパースターがワールドカップで優勝するような物語よりも、二流の選手がどうやって生き残るかのサバイバル物語に共感する。


メジャーリーグで活躍していたイチローの忍者プレーも凄かったけど、イチローオリックス時代の元チームメイトである長谷川滋利が同じメジャーでセットアッパーとして活躍したり、田口壮スーパーサブとしてサバイブしてるのを応援してた。

 

適者生存―長谷川滋利メジャーリーグへの挑戦 1997‐2000

適者生存―長谷川滋利メジャーリーグへの挑戦 1997‐2000

 

 

何苦楚日記

何苦楚日記

 

 


そう、漫画だけでなくリアルワールドでも、弱小チームが頭を使ったり古武術の身体の使い方を応用したりして、ジャイアントキリングを起こす、と言うシチュエーションが大好物なんである。

 

 

古武術バスケットボール―桐朋高校の身体運用法の取り組み (日本文化出版ムック)

古武術バスケットボール―桐朋高校の身体運用法の取り組み (日本文化出版ムック)

 

 

 

そう言えば、ジャイアントキリングそのものがタイトルになってるサッカー漫画もあったっけ。これも読もう。

 

 

 

「マネーフットボール」の主人公は、シュートでもなくドリブルでもなく、なんとロングスローを武器にしてサバイブを図る。う~ん。これだけでも普通のサッカー漫画と違うことがわかってもらえると思う。


もちろんタイトル通りマネーな話題も取り上げられていて、2部リーグの弱小球団では年間予算が約10億円だとか、そのうちの4億円がスポンサーからの広告収入だとか、ユニフォームの胸スポンサーだけでも9000万円とか、背中だと600万円とか、練習着のスポンサーだけでも3000万円とか、そういうことも分かってくる。

 

 

ちなみに、ネタバレになるが、主人公は最後、二転三転して、海外へレンタル移籍することになる。

 

そして、もともと政情不安定な国だったけど、突然、内乱が始まり、サッカーどころではなくなってしまう所に恋人が駆けつけると言う衝撃? なラストシーンで終わる。

 

なんなんだ、こりゃ。いや、現実でも、南米あたりでありそうだけどさ。


とにかく、いろんな意味でオンリーワンなサッカー漫画だった。こちらは最終巻――。

 

 


そういえば、今思い出したけど「グラゼニ」に似てるかもしれない。こっちも、自分好みで面白かったな。

 

セカンドシーズンを通り越して、いつの間にかサードシーズンに入ってるようなので久々に一気読みしよう。

 

グラゼニ(1) (モーニングコミックス)

グラゼニ(1) (モーニングコミックス)

 

 

グラゼニ?東京ドーム編?(1) (モーニングコミックス)
 

 

グラゼニ?パ・リーグ編?(1) (モーニングコミックス)
 

 

 

さて、漫画を読んでストレス解消したし、自分もリアルワールドでサバイブしよう。出勤だ――。

 

 

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【漫画で世界史】三国志を斜めから読む! 「孔明のヨメ。」


今回読んだのはこちら。

 

孔明のヨメ。 (1) (まんがタイムコミックス)

孔明のヨメ。 (1) (まんがタイムコミックス)

 

 


9巻まで一気読みした。

 

孔明のヨメ。 (9) (まんがタイムコミックス)

孔明のヨメ。 (9) (まんがタイムコミックス)

 

 


三国志と言うと、どうしても横山光輝先生の全60巻を思い浮かべてしまうのだが、こういう切り口があったのか~。

 

三国志 (60) 蜀漢その後 (希望コミックス (181))

三国志 (60) 蜀漢その後 (希望コミックス (181))

 

 

 

この横山三国志にも出てきた「木牛流馬」と言う輸送に使う一輪車は、このヨメの発明だったそうな。

 


醜かったとも、醜いふりをしていたとも、実は外国人だったとも言われて、どんな人だったかはよく分かっていないけれど才女だったことは間違いないようだ。この漫画では特に工作方面の才能に秀でた人という設定になっている。だから一輪車なのね。

 

ちんちくりんで孔明がロリに見えてしまうヨメも面白いけれど、若き日の孔明も負けず劣らず面白い。頭は良いけどコミュ障でヘタレな感じ。なんだか親しみが持てる。


水鏡先生や徐庶龐統など仲間達とチームを組んでの活躍も微笑ましい。どうも横山三国志孔明は完璧すぎた。孔明とヨメちゃんの不器用なラブっぷりも横山三国志孔明の顔を思い浮かべながら読むと思わず顔がゆるむ。

 


作者は三国志の大ファンで中国を何度も訪れている。取材旅行というよりはほとんど趣味の領域だろう。漫画の合間合間に旅行記のエッセイコミックや当時の中国の風俗スケッチが挿入されているけど、それらを読むのも楽しい。

 

龐統に関する史跡がほとんど残ってないと言うレポートには作者だけでなく自分も悲しくなった。結構好きなんだけどな。ナマケロなところが。横山三国志での扱いもひどかったしなあ。

 


曹操と軍師の郭嘉(かくか)が塩と鉄を媒介とした経済戦争を仕掛けてきて、孔明チームが撃退するエピソードも興味深い。

 

どこまでが史実かよくわからないけど、歴史を、「銭」をどう使ったか、どう解釈していたかで見直すと意外な一面が見えてくるようだ。


銭については「キングダム」でも興味深く取り上げられていた。最近の歴史漫画の流行なのかな? でも経済本を読むよりもわかったような気がする。どんどんやって欲しい。

 

 

 

それから、郭嘉曹操初期の頃に活躍したけど、早くに亡くなってしまったらしい。曹操が惜しむ才能の持ち主だったようだ。

 

横山三国志にはほとんど出てこなかった人物なので、そういうことを知ることも嬉しい。それに、三国志で1番好きなのは最後に生き残った司馬懿仲達なので蜀よりも魏のファンなのだ。

 

 

今度は「魏」サイドから見た三国志も読んでいくつもり。こちらのシリーズも途中までしか読んでなかった。もうすでに完結してた。曹操サイドから見ると三国志もまた違って見えてくるかも。

 

蒼天航路(1) (モーニングコミックス)

蒼天航路(1) (モーニングコミックス)

 

 

 

結構前、司馬懿仲達が主人公じゃないけどラスボスになってる漫画が月刊少年マガジンあたりで連載してなかったか、と探してみたら、それは見つからなかった代わりに別の漫画、司馬懿仲達を主人公にしたおバカ漫画が見つかった。まあ、読んでみるかな。結構、巻数、重ねてるし。

 

 


あとは「呉」サイドから見た漫画を読めば完璧だ! あるのかな?

 


歴史ものは、すでに起こってしまったことなので、全編ネタバレと言う宿命があるけれど、どのような角度から見るか、どう解釈するかで見え方が違ってくるところが面白いところ。三国志も例外じゃない。しゃぶりつくすまで楽しまねばね!

 

 

【漫画化計画】

 

漫画化計画とは、世界中のあらゆる事象に漫画を始めとするエンタメからのリンクをはって、面白おかしく楽して世界を理解できるようにすることです。

 

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【漫画で世界史】学習まんがで読む世界の歴史! 学研まんが NEW 世界の歴史 Kindle版を衝動買い!!


これからはガンガン漫画を読んで行こう、特に歴史方面、さらに世界史方面を攻めていこう、と決意。手始めに図書館で学習漫画の世界の歴史シリーズを読んでいた。

 


このシリーズを選んだのはたまたまその図書館に置いてあったからだ。検索してみると集英社版以外にも、学研まんがシリーズと小学館のシリーズがあるとわかった。で、集英社版の次に学研まんがシリーズを読み始めてみた。

 

学習まんが 1 先史時代と古代オリエント (学研まんが NEW世界の歴史)

学習まんが 1 先史時代と古代オリエント (学研まんが NEW世界の歴史)

 

 


読んでみると学研まんがシリーズは、とにかく新しかった。初版が2016年。絵もデザインも構成も内容も新しい。おそらくコンピューターで描かれたんじゃないだろうか。後発の強みだ。

 

出だしからインパクト強い。神話から始まって、なんとビッグバン、そして生命の誕生だ。中でも、世界中の創世神話を見開き2ページにまとめたのは圧巻だった。

 

ちなみに、古代バビロニア神話では、女神を引き裂いて天と地が生まれたそうだ。凄まじいな。

 


第2章になってからようやく人類が誕生する。おなじみの4大文明が出てくるのは第3章になってからだ。今時の世界史の教科書ってみんなこんな感じなのかな?

 


個人的には第5章で、ペルシア帝国に丸々一章が割かれていたのがよかった。どうもペルシア帝国って、すぐ後のアレクサンドロス大王がカリスマすぎたせいか不当に過小評価されてるような気がする。


ペルシア帝国だってアレクサンドロス大王とほとんど同じぐらいの領土を獲得してたし、ダレイオス一世が始めた王の目と王の耳と王の道は中央集権国家の始まりと言ってもいい。


世界を初めて統一したのはペルシャと言ってもいいんじゃないのかなという気がするし、当然ペルシャ民族もそう思ってるだろうし、ペルシャ民族の末裔であるイランやイラクが「アメリカ、なんぼのもんじゃい」と思うのも無理はないような気がするんである。

 

 

このシリーズは地元の図書館にはないので、リクエストしたら隣街の図書館から取り寄せてくれたもの。リクエストできるのは図書館に行くたびに一冊きりなので、全巻を読み終わるにはずいぶん時間がかかりそうだ。

 


検索してみたら、第1巻は、単行本は1296円だけど、Kindle 版もあって、こっちは486円だった。なんと63%引き。すげーな。

 

 

 


Kindle 版を買ってしまえばスマホはいつもポケットに入れてあるし、隙間の時間にちょこちょこ読んでいけるんだよな。職場でだって個室のトイレに入った時読めるかもしれない。


こんなことを書いていたら、ついつい欲しくなってしまって、全12巻、約5000円のKindle 版を衝動買いしてしまいました。ははは。

 

でも、悔い無し。たんなる隙間時間がエンタメ時間になってくれるなら。

 


あと、Amazon のレビューを見ていたら、右開きの評判がやたらと悪かったので書いておきます。紙の本で読んでも特に気にならなかったけどね。まあ気になる人は買う前に一度考えてみた方がいいかも。

 

 

【漫画で日本史】漫画で大河ドラマを押さえる!

 

歴史好きだと言う割には大河ドラマを観ない人間だ。

 

何でだろ? なんか、かったるいのだ。一定の時間、じっと映像を眺めてるのがツラい。漫画を読むと2~3冊を交互に読み散らかすことができる。

 

とは言っても気にはなっている。漫画版を見かけたので飛びついた。

 

八重~会津の花~ (A.L.C.DX)

八重~会津の花~ (A.L.C.DX)

 

 

 

たぶん、大河ドラマとは違う構成。東日本大震災があったときに図書館司書が八重の話をして子ども達を励ます形で物語は進んでいく。

 

幕末は古式ゆかしい会津で古風な初恋の人に嫁いで鉄砲を武器に籠城戦にも参加してジャンヌダルクとも評され、維新後はアメリカ帰りの新たなパートナーとキリスト教系の大学を作ったり、看護の道へ進んでナイチンゲールと呼ばれたり。硬軟併せ持つというか、かなりメリハリの多い人生だったようだ。

 

漫画ではほとんど前半生だけで終わってしまったのが残念。新島襄との掛け合いも見てみたかったけど。

 

と思ってたら同じ作者の全2巻があった。どのような違い???

 

清らに たかく ハンサム・ガール(1) (ジュールコミックス)

清らに たかく ハンサム・ガール(1) (ジュールコミックス)

 

 

清らに たかく ハンサム・ガール(2) (ジュールコミックス)

清らに たかく ハンサム・ガール(2) (ジュールコミックス)

 

 

自分の場合、DMMレンタルコミックで読んでるけど、こちらの2冊は所蔵されていなかった。代わりに別の作者の八重物が出てきた。こちらは、これから借りてみよう。

 

八重の桜 1 (Cheeseフラワーコミックス)

八重の桜 1 (Cheeseフラワーコミックス)

 

 

 

DMMレンタルコミックには無かったけどジャンプでも出してた。さすが大河ドラマ。あちこちから出てる。

 

八重の桜 1 (ジャンプコミックス)

八重の桜 1 (ジャンプコミックス)

 

 


それにしてもなんだかホッとした。別にわざわざホッとしなくてもいいんだけど。なんだか歴史好きと言いながら大河ドラマを全く見ないというのは歴史好きの中では少数派なような気がして肩身狭い気がしてた。


ちなみに知り合いには日本史オタクを自称しているのがいるけど、毎年ちゃんと大河ドラマを見て、オートバイでツーリングに行ってはあちこちのお城を見て回っている。


大河ドラマもお城も全く興味がない人間にはなんだか後ろめたい。

 


改めて「大河ドラマ 漫画」で検索してみると、いっぱい出てくる。図書館にも置いてありそうだし、これからはちょくちょく読んでみよう。

 

 

実は「いだてん」も漫画版があって、無料漫画アプリで読んでいたんだけどつまらないので途中で読むのをやめてしまってた。

 

 


その後、大河ドラマ「いだてん」の低視聴率はとても話題になってしまった。無理もない……。


作者は名作「拳児」を描いた人だったんだけどね。

 

 

こちらはセカンドシーズン。まだ読んでない。

拳児2 (サンデーうぇぶりSSC)

拳児2 (サンデーうぇぶりSSC)

 

 


今度の大河ドラマ明智光秀、次には渋沢栄一が控えているようだ。せっかくだし、これを機会に大河ドラマ関係の歴史漫画もぼつぼつと読んでいくようにしたい。

 

 

 

 

 

【漫画で世界史】古代エジプト漫画は意外にたくさんあった。5作品!


ついに、この大シリーズを読み始めた。

 

王家の紋章 第1巻 (プリンセスコミックス)

王家の紋章 第1巻 (プリンセスコミックス)

 

 

 

「キングダム」を54巻まで一気読みできたので、まあ、イケるかな、と。

 

キングダム 54 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 54 (ヤングジャンプコミックス)

 

 


王家の紋章」は今のところ、最新刊が65巻。第1巻が発売されたのはもう40年以上前になる。

 

絵柄はモロ昭和時代の少女漫画。読み始めの頃は慣れるまで正直つらかった。瞳の中に星がまたたいてるし、何と言うか登場人物がいつもテヘペロ顔をしてる。

 

まぁ、まだ5巻まで読んだところなので、そのうちだんだん洗練されてくるだろう

 

 

世界史方面の漫画を読んで行こうとしたら、古代エジプト文明は避けて通れないよなぐらいのつもりで読み始めたけど、読んでるとはそれなりに得るものはあった。


ナイル川が氾濫して水浸しになったピラミッドやスフィンクスの風景はなかなか迫力があった。

 

写真でも見たくなって検索したけれどうまく出てこなかった。あっても白黒の地味な写真ばかり。ダムができてからは氾濫しなくなって残ってないのかな? アスワンハイダムだったっけ。

 


いったん氾濫すると、水は3ヶ月もかけてゆっくり引いていったそうだ。ピラミッド建設は農繁期の仕事を確保するための公共工事の意味合いもあったとか。

 


その他、あの独特のエジプト風の絵をほどこした巨大柱の建設シーンも面白かった。そうか、砂を使って建てていたのか。良く考えついたもんだな。


ミイラ作りや解剖のノウハウがあったので古代エジプトの医学が進んでいたというのも納得である。

 

 

このまま最新刊まで読んでいくつもり。先は長いけど……。しかし、作者も、ずいぶん高齢な方のようだけど、なんとか完結までこぎつけてほしい。

 

王家の紋章(65) (プリンセス・コミックス)

王家の紋章(65) (プリンセス・コミックス)

 

 

 

古代エジプトつながりで、息抜きと言っては失礼だけど、おバカな漫画も読みたくなってこちらを読んだ。

 

エジプトの三角(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

エジプトの三角(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

 

 


「ファラオーラ!」と叫ぶファラオを含めたヘタレ男子の日常を描いたものだけど、思った以上におバカ漫画だった。

 


それでも豆知識として、牛と豚は家畜化されていたけど貴族は牛肉をよく食べていたとか、古代エジプトではすでにパンを食べビールを飲んでいたとか、ピラミッド建設の労働者のためにタマネギ・ニンニク300億円分を支給したとか、そんな事が分かってくる。


古代エジプト農繁期ナイル川が氾濫する7月から9月までだったようで、とても暑い時期と言うことになる。

 

この漫画では、労働者達はみんなビールを飲みながらダラダラ働いていたけれど、あんがい現実の世界でもそうだったかもしれない。どうも権力者がムチを振り振りなシーンが思い浮かんでしまうけど。

 

 

それにしても、古代エジプト漫画、結構ある。しかもみんな女性作家だ。何でだろう?

 

 

最近読んだツタンカーメンのミイラの発掘物語も女性作家だ。これも良かった。静かで淡々としてるのに面白かった。ドキュメンタリー風。

 

ツタンカーメン 1 (希望コミックス (290))

ツタンカーメン 1 (希望コミックス (290))

 

 

 

王家の紋章」を読んだ後に何を読むかもすでに控えている。

 

ファラオの墓 (1) (中公文庫―コミック版)

ファラオの墓 (1) (中公文庫―コミック版)

 

 

 

 

どちらも漫画史に名を残すような大作家の作品。やはり古代エジプト文明というのは多くの人、特に女性を惹きつけるものがあるのだろうか。


何しろしばらくはエジプトまみれの日々が続きそうだ。

 

 

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【漫画で世界史】キングダムが見せてくれた戦場のリアル! 歩兵が騎兵が弓対が!!


キングダム54巻まで一気読みした。いやーようやく読み終わった。でも面白かったから、グイグイ読んでいけたな。

キングダム 54 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 54 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

最新刊は55巻でてるみたいだけど、自分の場合 DMM のレンタルコミックを使っているので、54巻が最新刊となる。とりあえず打ち止めだ。

 

キングダム(55) (ヤングジャンプコミックス)

キングダム(55) (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

 

54巻はオマケ漫画でパチクリ小僧のファルファル伝説幕開けも描かれている。これだけで何のことか分かるようなキングダムファンにはお得感が増すことだろう。長すぎて途中で読むのを止めてしまった人にもオススメだ!

 

 

大人気のシリーズにふさわしく見応えのある所が多かったけど、自分にとっては戦場のリアルなシーンを見せてくれたことが一番大きかった。

 

近すぎるんです
ここからじゃ相手の顔がはっきり見えすぎる!

 

「超」弓が上手い新人のセリフだ。表情さえはっきり見える相手のことを一方的に殺戮することに躊躇いを覚えてしまった。覚悟が足りず手が震えてしまい結局打てずに終わってしまう。

 

 

 

一方、接近戦――。


歩兵VS歩兵で打ち負かしたと思ったら、相手の騎兵が突っ込んでくる。


騎兵に対して弓隊で対向。

 

相手の歩兵が弓隊の後ろから襲い飛び道具を無効化する。

 

すかさず相手の騎兵が突っ込んでくる。

 

対抗して歩兵数人が盾を持ってアルマジロのように固まって「剛力」して騎兵に体当たり。ラグビースクラムアメリカンフットボールのディフェンスのようだ。

 

こうした時時刻刻の戦場の移り変わりをリアルに見せてくれた。

 

 

これまでの戦のシーンと言うと、軍師が大戦略を打ち立てたり、体のでかい豪傑が一人で大勢をなぎ倒すシーンばかりだったような気がする。

 

歴史に名が残らない平凡な兵隊がどんな風に戦っていたのか初めて見た。これまでは歩兵と騎兵の違いもあんまりよくわかっていなかったなぁ。せいぜい馬に乗ってるから楽そうだぐらい。

 

 

この後は、こちらのシリーズの最新刊まで一気読みする予定。4コマ漫画らしく小ネタが多くて侍大将にスポットが当たっているところがGood! 再読だけど楽しみだ。

 

信長の忍び 16 (ヤングアニマルコミックス)

信長の忍び 16 (ヤングアニマルコミックス)

 

 


その次はこちらだ。

 

センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス)

センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 


平凡な武将が戦場で右往左往する。それだけにリアル。第4部まであって、どのシリーズも似たようなタイトルなので、どれをどこまで読んでるのか分からなくなって途中で読むのをやめてしまった過去がある。今度こそ順番に最後まで読み通そう。

 


これからも中華の大将軍や日本の侍大将の活躍を楽しみに漫画を読んでいきたい。

 

 

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【漫画でビジネス】グルメ漫画を装った地元密着型エンタメ系ビジネスの教本3作品!

 

ユルいグルメ漫画だろうと気楽に読み始めたけど、いやいやどうして、下手なビジネス本より企業努力のケーススタディについて取り上げてるのでは? と思ってしまった。

 

 

 

ウェブ連載からスタートしたからなのか、「Jリーグ」→「Nリーグ」、「ジェフユナイテッド市原・千葉」→「千葉ユニティ」と名称などは読み替える事が必要だけど、ほぼそのままノンフィクションのようだ。

 

サッカー好きの女子2人が全国のスタジアムを回りながらスタジアム・グルメをぺろり!と堪能する漫画。グルメは当然として、それ以外はグラウンドでサッカーしてる選手よりも裏方にスポットが当たってる。

 

2部のサッカーチームが、これほど地元に溶けこもう、ファンを集めようと企業努力してるって知らなかったなぁ。

 

サッカーに限らず、スポーツ全般、興味なかったけど、サッカー2部リーグは一度ぐらい見てみたくなった。

 

 

温泉地にあるチームでは選手が旅館の仲居さんをしてたり、男子の試合で女子選手がチラシを配ってたり、マスコット・ゆるキャラが大集合してたり、アニメの聖地になってる地域ではアニメとコラボする「アニ×フト」してたり、地方アイドルがアウェイサポーターとジャンケンしたり。

 

なかには意地悪専門のマスコットやウザさがウリのゆるキャラが暴走してるのはご愛敬だ。

 

 

全5巻。グルメよりも、Jリーグの二部リーグの企業努力が印象に残った漫画だった。

 

ぺろり! スタグル旅(5) (ヒーローズコミックス)

ぺろり! スタグル旅(5) (ヒーローズコミックス)

 

 

 

それにしても、うどん県の「うどんハイヤー」には驚いたな。運転手は当然のようにプロ顔負けのうどんを手打ちできるって凄すぎ……。

 

 

それに比べると、野球の方は大名商売な印象を受けた。料金設定もサッカーに比べると倍近く違うような気がする。

 

球場三食(1) (アフタヌーンKC)

球場三食(1) (アフタヌーンKC)

 

 

 

こちらは全国の野球場のグルメ。この漫画もグルメよりは野球場の紹介についての方が力が入ってる気がする。


その野球場で行われた名場面名勝負の紹介や、今はすでに使われなくなった野球場の紹介までやってる。

 

ついでに野球に関する史跡まで紹介。読売巨人軍の発祥の地が千葉県の習志野だったと知らなかったな。


ちなみに、主人公は予備校の日本史の講師と言う設定だ。

 


4巻まで読んだけど印象に残っていたのは、どこの球場でも同じビールの売り子さんの神対応。あの階段を走って登ってきて、泡の黄金律でビールをついでくれて、次回のゲームはどの辺に座るのかまでリサーチする。凄い……。


行ってみたくなったのは日本ハムの鎌ケ谷球場。日本ハムの2軍の球場だけど、なぜか場外でプロレスやってたりローカルでユルい雰囲気が良さげ。ダルビッシュも大谷君も、ここから巣立ったんだなぁ。


サッカーでも野球でも二部や二軍のほうが集客のために努力してるのかな。

 

 

4巻で終わりみたいだけど、地方の野球場までやって欲しかったな。地方では外野席が芝生になってる球場があるみたいで、寝っ転がってビール飲みながら野球観るのは楽しそうな気がする。

 

球場三食(4) (アフタヌーンKC)

球場三食(4) (アフタヌーンKC)

 

 


2作品を読んだけれど、元々これらは「バクチごはん」を読んだ流れで読んでみようと思ったのだ。

 

ばくばく!バクチごはん(1) (イブニングKC)

ばくばく!バクチごはん(1) (イブニングKC)

 

 

 

今振り返ってみると、公営ギャンブル施設は、お役所仕事だけあって、グルメはともかく、エンタメのための努力はあまりしてないようだったな。

 


最後に――。

 

おでんと言えば日本を代表するファーストフードだが球場で売られているところは少ない……。
なぜなのだろう?


「球場三食」の主人公のセリフだけど激しく同意。サッカーのスタジアムでも公営ギャンブル施設でも同じな気がする。テンション上がってると、おでんよりはもつ煮込みなのかな……。

 

 

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