ついに、この大シリーズを読み始めた。
「キングダム」を54巻まで一気読みできたので、まあ、イケるかな、と。
「王家の紋章」は今のところ、最新刊が65巻。第1巻が発売されたのはもう40年以上前になる。
絵柄はモロ昭和時代の少女漫画。読み始めの頃は慣れるまで正直つらかった。瞳の中に星がまたたいてるし、何と言うか登場人物がいつもテヘペロ顔をしてる。
まぁ、まだ5巻まで読んだところなので、そのうちだんだん洗練されてくるだろう
世界史方面の漫画を読んで行こうとしたら、古代エジプト文明は避けて通れないよなぐらいのつもりで読み始めたけど、読んでるとはそれなりに得るものはあった。
ナイル川が氾濫して水浸しになったピラミッドやスフィンクスの風景はなかなか迫力があった。
写真でも見たくなって検索したけれどうまく出てこなかった。あっても白黒の地味な写真ばかり。ダムができてからは氾濫しなくなって残ってないのかな? アスワンハイダムだったっけ。
いったん氾濫すると、水は3ヶ月もかけてゆっくり引いていったそうだ。ピラミッド建設は農繁期の仕事を確保するための公共工事の意味合いもあったとか。
その他、あの独特のエジプト風の絵をほどこした巨大柱の建設シーンも面白かった。そうか、砂を使って建てていたのか。良く考えついたもんだな。
ミイラ作りや解剖のノウハウがあったので古代エジプトの医学が進んでいたというのも納得である。
このまま最新刊まで読んでいくつもり。先は長いけど……。しかし、作者も、ずいぶん高齢な方のようだけど、なんとか完結までこぎつけてほしい。
古代エジプトつながりで、息抜きと言っては失礼だけど、おバカな漫画も読みたくなってこちらを読んだ。
エジプトの三角(1) (アクションコミックス(月刊アクション))
- 作者: 青色イリコ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2014/08/09
- メディア: コミック
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「ファラオーラ!」と叫ぶファラオを含めたヘタレ男子の日常を描いたものだけど、思った以上におバカ漫画だった。
それでも豆知識として、牛と豚は家畜化されていたけど貴族は牛肉をよく食べていたとか、古代エジプトではすでにパンを食べビールを飲んでいたとか、ピラミッド建設の労働者のためにタマネギ・ニンニク300億円分を支給したとか、そんな事が分かってくる。
古代エジプトの農繁期はナイル川が氾濫する7月から9月までだったようで、とても暑い時期と言うことになる。
この漫画では、労働者達はみんなビールを飲みながらダラダラ働いていたけれど、あんがい現実の世界でもそうだったかもしれない。どうも権力者がムチを振り振りなシーンが思い浮かんでしまうけど。
それにしても、古代エジプト漫画、結構ある。しかもみんな女性作家だ。何でだろう?
最近読んだツタンカーメンのミイラの発掘物語も女性作家だ。これも良かった。静かで淡々としてるのに面白かった。ドキュメンタリー風。
「王家の紋章」を読んだ後に何を読むかもすでに控えている。
どちらも漫画史に名を残すような大作家の作品。やはり古代エジプト文明というのは多くの人、特に女性を惹きつけるものがあるのだろうか。
何しろしばらくはエジプトまみれの日々が続きそうだ。
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