らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【漫画で世界史】オスマントルコの姫は善のヒュッレムか悪のロクセラーナか。日本だと北条政子?


最近はすっかりイスラムづいている。いやどちらかと言うとオスマントルコ帝国づいていると言うか。最近この作品を読んでから一気にはまった。

 

 

 

これまでイスラム現代物は何冊か読んでいたけれど、歴史物は初めてだったから、余計に印象的だった。

 

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

 

 

笑える 腹立つ イスラム夫と共存中

笑える 腹立つ イスラム夫と共存中

 

 

 

次巻が待ちきれなかったので、別の作品に手を出した。以前から読んでいたWeb 漫画だ。

 

 

 

しかし読んでみて驚いた。この2つの作品、解釈が全く正反対だった。

 


「夢の雫~」では、時のオスマントルコ帝国の皇帝スルタンはスレイマン一世。スレイマン一世の片腕で、奴隷から大宰相に成り上がったイブラヒム。イブラヒムは奴隷だったヒュッレムをスレイマン一世のハレムへ献上? する。ヒュッレムはスレイマン一世のお気に入りになるが、ヒュッレムとイブラヒムは秘かに想い合う。おまけにスレイマン一世とイブラヒムはBLな関係だ。

 

 


ヒュッレムはハレムで第一王妃のギュルバハルからライバル視され、時には殺されそうになったりもするのだが「歴史系倉庫」では全く違う。

 


ヒュッレムは、なぜかヨーロッパ名のロクセラーナという名前で登場。人たらしでスレイマン一世の寵愛を占め、ギュルバハルを追い詰める希代の悪女だ。いったいどちらが本当なのか? たぶん、何方も本当なんだろう。立場と解釈によって見え方が違ってくる……。

 


それにしても、ヒュッレムはフィクションな存在かと思ってたら、ちゃんと実在する人物だったのだな。もちろん、スレイマン一世もイブラヒムも実在する。その後、この3人が迎える悲劇的な流れも知ってしまった……。

 


なんにしろ、イブラヒムもヒュッレムも奴隷あがりなのにオスマントルコ帝国のトップクラスに上りつめるのも凄い!

 

 

こちらの本を読んでる最中なんだけど、当時のオスマントルコの奴隷と言うのは「スルタンの奴隷」だそうで、皇帝スルタン以外の人に対しては特に普通に接することが出来たという。

 

要は徹底した能力主義で優秀な人材を皇帝直属として集めてたわけだ。う~ん。奥が深いぞ、オスマントルコ

 

興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和 (講談社学術文庫)

興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和 (講談社学術文庫)

 

 


まだ途中なので、ヒュッレムがどんな風に書かれているかを読むのが楽しみだ。アカデミックな本では中立的な立場から書かれているはずだから。実際のとこ、どうだったんだろう?。


日本でも織田信長が、革命児だったり残虐な第六天魔王だったり二面性があるけれど、そういう人物は魅力的だったりするものだ。

 

ヒュッレムは日本だと、北条政子に似た感じかな?

 


ヒュッレムだけでなく、イブラヒムのその後も気になるし、あの愛らしい○○王子がアル中になるとは、イスラムなのに……。

 


それはともかく、次巻が楽しみだし、オスマントルコのその後が楽しみなんである。

 

最後に「歴史系倉庫」には、歴代のオスマントルコ帝国スルタンの人物誌が載っていて分かりやすい。

 

 

抜粋したものが本にもなってる。

 

 

歴史系倉庫 世界史の問題児(クズ)たち

歴史系倉庫 世界史の問題児(クズ)たち

 

 

 

【漫画化計画】

 

漫画化計画とは、世界中のあらゆる事象に漫画を始めとするエンタメからのリンクをはって、面白おかしく楽して世界を理解できるようにすることです。

 

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【漫画で宇宙】夏休みの終わりに宇宙をリアルに感じ取る


Moonlight mile を再読した。


Moonlight Mileは、自分の脳内では、第1巻から第16巻の途中までが第1部。第16巻の途中から第17巻の途中までがインターミッション。そして第17巻の途中からが第2部となっている。

 

MOONLIGHT MILE(1) (ビッグコミックス)
 

 


インターミッションはインドとパキスタンでの核戦争が行われた物語を描いていて、とてもリアル。終戦記念日のニュースを聞いていたせいか、このインターミッションを読みたくなって再読したのだ。

 

 

 


これで勢いがついてしまったのか、その後、第23巻まで第二部を一気読みした。そして今度は第1巻から第15巻までを読むことになった。

 

 


いやーやっぱり面白い。インターミッション の核戦争ストーリーもリアルだったけれど、第1部の宇宙開発ストーリーも負けずにリアルなのだった。

 

これは映画のシンゴジラで役人や政治家の対応がリアルだというのと同じタイプのリアルさかな。

 

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

 

 


ブルーワーカーという肉体労働者として宇宙を目指す主人公、軍隊がリードする宇宙開発、次世代のエネルギー開発を唄いながらアメリカが世界の覇権を握ろうとする現実、民族間のバランスを考慮して選抜されるアストロノーツ、これから自分が月で産むムーンチャイルドを日米間の取引の材料にしようとするバリキャリ。


宇宙という究極のSF空間を舞台にしていても、実際に行われる群像劇は生臭い。

 


同じく宇宙つながりで読んだのがこちら。

 


Moonlight Mile がリアルで男臭かったのに比べると、こちらはずっと令和風というかアニメっぽいというか。

天然なヒロインとツンデレな脇役、ユルいボケと欠かさず行われるツッコミ、意表を突く設定、面白さのテンプレートを全部ぶち込んだような感じ。


キャンプ中突然宇宙空間に放り出されてしまうんだけれど、なぜこのメンバーが選ばれたのか、目的地が実はどこだったのか、どんでん返しが二転三転して飽きない。こっちも続きが楽しみだ。

 

 

普段は歴史ものを読むことが多いので、ついつい過去に目がいってしまうけど、その反動なのか、時々未来の話・宇宙の話を読んでみたくなる。これからもちょくちょく読んでいくだろう。

 


あ、そうだ、「宇宙兄弟」も読まなきゃ。

 

宇宙兄弟(36) (モーニング KC)

宇宙兄弟(36) (モーニング KC)

 

 

【漫画でサッカー】サッカーと上履きの密接な関係? 「フットボールネーション」


う~む。この作者はどこまでサッカーが好きなんだろう? どこまでサッカーについて啓蒙せずにはいられないんだろう? この作者は本気で日本をフットボールネーションつまりサッカー先進国にしたいと思っているのだ。その本気度が恐ろしい。

 

フットボールネーション (11) (ビッグコミックス)
 

 

 

 

何が恐ろしいかって、なにしろ今回のテーマは「上履き」なのだ。そう小中学校の時に履いていたあの上履きだ。上履きとサッカーと何の関係が? そう思った人はぜひ読んでみよう。


ついでにドイツでは赤ん坊の頃「開張パンツ」なるものをはいて股関節に配慮するなんて話も出てくる。

 


ちなみに自分の場合、足の指でグーパーができない。典型的な日本人だ。


おまけに靴をぶかぶかの状態ではいていた。早速靴のストラップのベルトの穴を2つほどキツくしてみた。足入れはちょっと面倒になったけれど、ジャストフィットで歩きやすくなった。

 

これから靴やサンダルを買う時はヒモ靴みたいに足の甲の部分を調節できるようなものを選ぶようにしよう。

 

 

う~む。別にサッカーやってるわけでもないしサッカー見るのが好きでもないのに、すっかり啓蒙されてしまった。

 

 

もともとこのフットボールネーションは、出だしから、もも裏の筋肉を使うというテーマを第3巻ぐらいあたりまでずっと引っ張ったことのある漫画だ。

 

フットボールネーション (1) (ビッグコミックス)

フットボールネーション (1) (ビッグコミックス)

 

 


その他、意味のない筋トレがどれだけ有害かとか、ゴールキーパーの教育方法がいかに遅れているかとか、様々なテーマで啓蒙し続けてきた。


これをエンターテイメントとして成立させた作者もすごいけれど、これをエンタメとして楽しめる日本の漫画読者もレベル高いと思う。

 

 

作者はあとがきで「サッカーが好きなだけの一漫画家」ど書いていたけれど、好きなことを突き詰めると、そして得意なことにかぶせると、ここまで出来るんだなぁ。


感心してしまった。日本のサッカー、強くなるといいよね。

 

 

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【漫画で日本史】応仁の乱と北条早雲をダブルで理解! 「新九郎、奔る!」


いやいや人気作家のゆうきまさみさんが歴史ものを描いてくれるとは。しかも主人公は北条早雲。そして物語は応仁の乱前夜から始まるようなのだ。嫌でも期待は盛り上がる。楽しく2巻までを読んだ。

 

 

 

ゆうきまさみさんと言えばアニメ化された有名作品をはじめとする多数の作品を描いてきた漫画作者だ。それだけにちょっと意外な気がした。

 

 

でも思い出してみると確かデビューしたばかりの頃にヤマトタケルを主人公にした作品を描いていたっけ。

 

 

 

読んでみると、やっぱり面白いし、わかりやすいし、とっつきやすい。ポップなのだ。作品中、「リアルな武士」や「ウィンウィン」なんて言葉が飛び出すのは人によって好みが分かれるかもしれない。


話の途中でいきなり説明用スクリーンが降りてくるところもすっかりギャグにしてしまっている。でもそのスクリーンに描かれている人物相関図のおかげで、ややこしい人間関係とこじれた時代が分かりやすくなるのだ。

 


さて物語は北条早雲が幼名千代丸だった子どもの頃、応仁の乱の前夜あたりから始まる。

 

北条早雲と言えば、戦国時代の幕を切って落とした人物で、謀略に長けた人だという印象があったけど、まだ小さいので、今のところまだ大人たちに振り回されてばかりの、ただ真っ直ぐなだけの子供だ。

 

これからどんな風に北条早雲になっていくのか楽しみだ。

 

 

北条早雲と言えば、司馬遼太郎大先生にも彼を主人公にした作品があったけれど、つまらないので途中で放り出した過去がある。

 

新装版 箱根の坂(上) (講談社文庫)

新装版 箱根の坂(上) (講談社文庫)

 

 

自分の場合、読書を始めたのは大学生になってからで、その時に読んでいたのが司馬遼太郎だったので、自分の読書の原体験は司馬遼太郎だと言っても過言ではない。

 

それだけファンであるはずなんだけど、つまらないものはつまらないんである。だっていつまでたっても鞍ばかり作っていて、ちっともアクションを起こさなかったんだもの。


そういえば漫画の方では、鞍を作ってるシーンはあまり出てこないなあ。これからかな。

 

 

そして、漫画のもうひとつの楽しみは、この漫画を読むことによって応仁の乱が理解出来るようになるかもしれないということだ。


応仁の乱。とにかくややこしくてさっぱり分からなかった。何年か前に新書版の応仁の乱の本がちょっとしたベストセラーになった時、新書判は読んでもわからなそうだったので、石ノ森章太郎先生の漫画版を読んでみたけれど、全く理解できなくて、新書版の方も読まずに終わってしまった。

 

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

 

 

 


けれどもゆうきまさみさんの漫画だと、少なくとも読んでいる最中は分かった気になれる。本を閉じてしまって思い出そうとすると、とたんによく分からなくなってしまいそうだけれど、以前は、読んでる最中でもさっぱり分からなかったんだから大幅な進歩だ。たぶん。


まぁ、作品に出てくる武将でさえ「何のために戦っているんだ」と叫ぶくらいで、思わず「誰と戦っているのか分かってる?」と声をかけたくなるほどのややこしさなのだ。

 

 

それにしても、足利将軍義政が住んでいる御所のすぐ斜め向かいで武将同士が争いをしている。それなのに、この将軍の他人事ぶり無関心ぶりってのは……。

 

将軍義政の奥方で悪女と呼ばれた日野富子も全くまだ登場してこないけど気になる存在だなぁ。

 

足軽の元祖? 骨皮道賢があっさり死んでしまったのは残念。実在の人物だし味のあるキャラだったのに~。

 

 

さて、千代丸には魅力的な姉がいて、最新刊では、この姉の縁談が持ち上がっているけれど、確か、この姉の生んだ子どもの相続のことがきっかけになって北条早雲が関東でのし上がっていくんじゃなかったかな?

 

新九郎、奔る! (2) (ビッグコミックススペシャル)
 

 


多分とても長い物語になるんだろうけど、この漫画によって、応仁の乱北条早雲と、この二つを理解できるようになるんじゃないだろうか。期待しながら次巻を待つんである。

 

 

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【漫画で世界史】イスラム全盛のオスマントルコを漫画で楽しめるとは!


長い間、イスラムというのは謎の存在だった。

 

 

それでもエッセイコミックなどが、少しずつ出るようになったので、現在のイスラムと言うのはこんな感じなのかというのはなんとなくわかるようになってきた。割とガチなイスラムというのはむしろ少なくて、ライトなイスラムというか、庶民は適当にゆるくやっているようだ。

 


イスラムの歴史ものといえば千夜一夜ぐらいしか思いつかなくて、ましてや漫画といえば全く皆無だ。しかしついに見つけた。しかもイスラム全盛の16世紀初頭、スレイマン一世の時代だ。

 

 

 

オスマントルコ皇帝のスレイマン一世。奴隷としてハレムに入り後宮の権謀術数に巻きこまれていく主人公、ヒュッレム。ヒュッレムの思い人であり、スレイマン一世の片腕でもあるイブラヒム。ちなみにスレイマン一世とイブラヒムの間にはBL要素もあったりする。史実かどうかは分からないけど。

 

 

物語は三角関係とハレムの権謀術数とオスマントルコの史実が絡み合って進んでいく。こちらは最新刊。全12巻、一気読みした。はぁ、幸せ……。

 

 


物語の途中、シナンと言う老人が出てきてオヤッと思った。どこかで聞いたことがあるような? で思い出したのは夢枕獏の小説だった。

 

シナン〈上〉 (中公文庫)

シナン〈上〉 (中公文庫)

 
シナン (下)

シナン (下)

 

 

 

シナンは歴史に名を残したイスラム建築家。イスラム政権の浮き沈みに心を痛め、時には親しい者を失いながらもモスクを作り続けた。「仕事があなたを救うでしょう」と言う言葉を心の支えとして。

 

こんな言葉を心の支えにするぐらいなので、特別幸せというものでもなく、むしろ悲しみの多い人生だった記憶がある。

 

 

シナンの事を思い出してしまったら、スレイマン一世とイブラヒムが今後どうなっていくのかも思い出してしまった。

 

ネタバレになるけど、小説「シナン」では悲劇的な結末を迎える。でも、むしろ「夢の雫~」は続きが読みたくてしょうがなくなってる。実際今の状態からどうやって悲劇に向かうのかを知りたくて知りたくて。

 


そもそも主人公のヒュッレムはどうなるのか? 意外だったけど、どうもヒュッレムも実在の人物らしく、検索するとWikipediaにも載ってるような大物だった。

 

でも、さすがにWikipediaは読むのを我慢。これ以上知ってしまうと続きを読む楽しみがなくなってしまう。まあちょっとは読んじゃったけど。想像以上に波乱に満ちた人生を送るみたいだ。単なる三角関係では終わらなそう。

 

 

こんなふうに面白いと思っている物語が、別の物語とリンクしていることに気づいて、今読んでる物語の展望がぱあっと開けていくような気がすることがある。これも読書の楽しみのひとつだ。

 

 

それにしてもイスラムを舞台にした漫画、特にエンタメで、が読めるとは思わなかったなぁ。作者はトルコにかれこれ10回近くは訪れているらしい。しかも、トルコ入りするときはスレイマン一世の遠征と同じコースを選びたいなどと書いており、かなりこだわってる様子。


どこまでが史実で、どこからがエンタメか、どこまで時代考証に忠実かまでは分からないけど、この話を聞く限りだと、マニアックなこだわりは、かなり紙面に反映されているのではなかろうか。

 

 

ま、一読者としては、オスマントルコって、全盛期のイスラムって、こんな感じだったのかぁなどと思いながら寝転んで漫画を楽しんでいればよい。いい時代になったな~。

 

ちなみに作者はヒッタイトを舞台にした歴史漫画も描いていた。ヒッタイト! またマニアックだな~。教科書には載ってたような。確か鉄器で有名だった。騎馬民族のイメージもあったかな。こちらも初読&一気読みする予定。どうやらタイムスリップもののようだ。

 

 

 

最後に割と最近読んだイスラム関係のエッセイコミック、その他――。ガチでないライトなイスラムはこんなもん……。

 

笑える 腹立つ イスラム夫と共存中

笑える 腹立つ イスラム夫と共存中

 

 

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

 

 

 

 

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【MOONLIGHT MILE】終戦記念日にリアルな核戦争シーンを読んで平和に思いを馳せる

 

う~ん、リアル。本当にこうなったらどうしよう……。

 

MOONLIGHT MILE」の第16~17巻を読んでの感想だ。

 

 

 

 

もともとこの作品はザイルパートナーだった2人の男がヒマラヤを制覇したあと、次は宇宙を目指す話。

 

ブルーワーカーとして初めて宇宙飛行士を目指すというアイディア(宇宙ステーションも建設現場)やアメリカと中国が宇宙の覇権を争うと言う設定が当時としては新鮮だった。

 

 

この作品、実は第16巻のしかも半ばでいきなり第一部完となる。で、第一部主人公の息子を主人公として第二部が始まると思いきや、長いイントロ、いやインターミッションか、が始まる。丸々1巻分ぐらい。

 

どうもAmazonのレビューなどを読んでると、ここらあたりは評判が悪い。それも無理はない話で、魅力的な主人公2人や第二部主人公が全く出てこない話が長々と続くのだ。しかも話の内容はとても暗い。見たくもない話を突きつけられてるような気がしてしまう。

 

 

けれども今回はこの部分が目当てで再読した。ここは、インドとパキスタンの間で核戦争が起こるストーリーを丹念に描いている。

 

母星で核戦争が起こり、別の宇宙(今回は月)に取り残されてしまう人類、と言うのはよくある設定だけど、なぜ核戦争が起こってしまったのかをここまで描いてくれたのは本作品が初めてなんじゃなかろうか。

 

憎しみの連鎖がなぜ生まれてしまって、どうしてそれが断ち切れないのか、テロはいけないに決まってるけど、これじゃあ報復に走ってもしかたない、と無理なく思わせる。宇宙から核兵器をコントロールするとは思わなかったなぁ。

 

 

どうも漫画では、すでに核戦争が勃発して、いきなりマッドマックス的世界から世紀末救世主伝説が始まるのが定番なようで、だからこそムーンライトマイルは貴重な作品だと思う。

 

 

 

アメリカと中国は経済摩擦だし、日本と韓国もギクシャクしてるし、イギリスはEUから離脱するようだし、フランスでは年始めに暴動してた。


なんだか不気味な時代だけれど、終戦記念日を迎えたことだし、漫画を読んでリアルな核戦争について思いを馳せよう。いつまでも平和に漫画を読めますように!

 

 

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【人間ドック】お盆は空いてた。内視鏡検査には鎮静剤を絶対オススメ!

 


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なぜかこの時期人間ドック。

 

 


今回のテーマは、あえてお盆に人間ドックをやったことと内視鏡の検査で鎮静剤を打ってもらうこと。

 

 

実際に空いていたかどうかになると、そんなにでもなかった。結局は10人ぐらいは来ていたようだ。遅れてきた人が結構多かった。そんなところもお盆のゆるい雰囲気の一つか。いつもだったら時間前に30分前には、もうほとんどの人が来ていたもんなぁ。

 


でも、MRIの検査も真っ先にやったし、やっぱり空いていた方だ。来年もお盆の時期に受けようかな。それとも2番目に空いていると言う年末年始か。寒そうだけど。後はたまたま世間話した看護師さんの話によると、年度初めの4月中も結構空いているらしい。異動の心配がなければいいかもしれない。

 

 

さて、空いていたから早く終わったかと言うとそうでもなくて、結局、8時に始まって終わったのはちょうど12時正午だった。今回は内視鏡の検査の時に鎮静剤を打ってもらったので、検査が終わった後1時間は寝ていなければならなかったからだ。

 


それはともかく、この鎮静剤、やってもらって大正解だった。


検査の前に、鼻の穴に苦い薬を2度にわたって注入され、左側の鼻の穴に管を突っ込まれ、点滴の針を腕に差し込まれ、鎮痛剤を注入され、横向きになったところまでは覚えているけれど、その後は意識を失ったようで、目が覚めたら検査が終わって1時間経った後だった。麻酔と違って意識は残っているものと思っていたけれど、全く記憶がなくなっている。

 

検査の後1時間は寝ていなければならないことや、その日は一日中車を運転できないなどのデメリットはあるけれど、あの苦しい内視鏡の検査を思えば、来年からは鎮静剤はデフォルトで行こうと思う。

 


強く、オススメ!

 

 

その他、肺活量検査は恒例のトホホな感じだったし、今年もスマホをイジってるのは自分だけだった。

 

 

 

話し好きそうな看護師さんに正面から聞いてみたら、特に問題ないですよ、とのこと。この病院は人間ドックのエリアが通常の病院エリアと分かれているレイアウトなので大丈夫なのかもしれない。

 

 

ともかく、今年の人間ドックは終わった。MEC食の影響は出るだろうか? 自らの人体実験の結果が出るのだ。ちょっと楽しみ。

 

 

 

【逃げ恥最新刊】逃げ恥はやっぱりライフハック漫画だった。セカンドシーズンも期待大!

 

逃げ恥の最新刊を読んだ。

 

 

9巻までがファーストシーズンとしたら、ファーストシーズンは結婚編、10巻からのセカンドシーズンは出産編だ。おめでたい!

 

でも、出産は、おひとりさま男子には想定外の大変さだ。眠りつわりなんて初めて聞いたし、職場の女性が出産の順番待ちしてたり……。

 

 

それでも、10巻はいきなり冒頭からミュージカル風の演出で楽しませてくれた。逃げ恥ダンス、話題になったなぁ。夢オチなのと起き抜けの顔とのギャップもGood!  作者は以前ヒーローインタビュー風の演出もやってたり、こんな小芝居がこの作品の魅力だった。

 

あとがきでヒットした作品の続編を描くことは勇気が要る、と書いていたけど、上々の滑り出しだと思う。

 

 

そして、やっぱり感じたことは、逃げ恥って、ライフハック漫画だ! てことだ。

 

以前にも描かれていたけど、主人公のみくりはワンピースで制服化してローテーションしてるっぽいし、さらに驚かされたのは、夫の平匡さんが調理家電を使って料理していたことだ。もしかして、ヘルシオ? それともホットクック?  作者は勝間和代さんのファン、カツマーなのかもしれない。

 

勝間式 超ロジカル家事

勝間式 超ロジカル家事

 

 

 

サブキャラの30台イケメンと50台美魔女の恋の行方も気になるし、逃げ恥はセカンドシーズンも楽しみだ。

 

 

【心のイタリアごはん】普通に面白いけどなぜかモヤモヤしてしまった漫画。なんでだろ?


漫画は面白ければいいと思う。別に芸術でもないんだし。ザッツエンターテインメント!

 


そう思っていても、たくさん読んでいると、中にはなぜか面白いはずなのにモヤモヤする漫画も混じったりする。今回はそんな漫画の話。

 

 

主人公は、イタリアンのシェフであり夫であった男が失踪してしまった妻。残された店で生パスタ教室を開く。そしてオプションにカウンセリングがつく。

 

心のイタリアごはん(1) (ジュールコミックス)

心のイタリアごはん(1) (ジュールコミックス)

 

 


生パスタになんでカウンセリング???  生パスタを作るような単純作業をしていると、心の中にある本音を漏らしやすいとかなんとか。

 


確かに読んでいるとストーリーに無理はなくて面白く読めてしまう。やってくるお客、生徒は、マンツーマンで生パスタを作っているうちに、夫への不満や子供への不満や家族への不満などをぽろぽろとこぼす。そして出来上がった美味しいパスタを食べてほっこりすると涙までぽろぽろと出てきてしまうのである。

 

この一連の流れに全く無理がない。う~ん。ベテラン作家の力量ってすごいよなぁ。

 

 

それにしても生パスタとカウンセリング。ふと我に返ると感じてしまう。いくらなんでも無理ないか? 

 

作者はカウンセリングの資格を持っているようで、当然ながら、この分野に興味がある。自分の好きなこと興味のあることを作品に活かす。確かに真っ当な戦略だ。

 


もともとこの作者は面白いグルメ漫画のシリーズを何本か描いていた。人の手を握るとその人が食べたいものがわかるという能力を持った主人公が好きだったな。

 

 


今にして思えば、言ってくれれば、できるものなら作ってあげるよと言う深夜食堂の発展版だった。

 

深夜食堂 (21) (ビッグコミックススペシャル)

深夜食堂 (21) (ビッグコミックススペシャル)

 

 

 

で、得意なグルメ漫画に好きなカウンセリングをぶち込んだ。そんなところだろうか。確かにタイトルには「心」が入ってるけど、カウンセリングにリンクさせるのは無理はないか?  イタリアンのグルメ漫画だと思って読み始めてしまった。だからなのか、このモヤモヤは?

 

 

作者のプロフィールを読むと、カウンセリング以外にもいくつかまだ資格を持っている。今度はグルメ漫画にどんなオプションが付くんだろう。インド料理に顔ヨガあたりかな。

 

なんとなく目が離せない。怖いもの見たさと言うか。物語自体は普通に面白いんだけど。

 

 

なんだか文句つけるような言い方になってすみません。でも、ちゃんと面白いです。

 

作者にはその他、ベーグルや病院食のシリーズもあります。安心して読める安定感のある面白さです。

 

 

 

ホスピめし : 1 (ジュールコミックス)
 

 

 

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【グルメ漫画はどこへ行く?】孤独のグルメから公営ギャンブル場、野球場、サッカースタジアムへ


孤独のグルメ」がテレビドラマの影響もあってヒットしてから、ごく普通の人間がごく普通のものを食べてウンチクとは違った食に対するこだわりを語るというマンガがあふれた。

 

孤独のグルメ 【新装版】

孤独のグルメ 【新装版】

 
孤独のグルメ2

孤独のグルメ2

 

 

中には、ひとり飲み女子の「ワカコ酒」のようなロングセラーも出たけれど、ちょっとだけ差別化を図った似たような作品が大量に出た。

 

ワカコ酒 13 (ゼノンコミックス)

ワカコ酒 13 (ゼノンコミックス)

 

 


ショートエッセイのような短いページの作品が多かったためか、無料漫画アプリと相性が良かったようだ。スマホの画面を無料漫画アプリのアイコンで埋め尽くして巡回すれば、その時の気分に合ったグルメ漫画が見つかって暇をつぶすことが出来た。

 


このマンガもそんな感じで読んでいた。今回は再読で完結まで一気読みした。

 

 


最初、差別化を図るためにテーマを限定するというのはよくあるけれど、それにしても「バクチ」かよ、とは思った。ギャンブルは全くやらないので、競馬場も競輪場も競艇場オートレース場も行ったことがない。背中が煤けたオヤジがたくさんいる殺風景なところを想像してたけど、漫画で見る限りは結構こぎれいだ。

 

それにしてもギャンブル場って、なんで「もつ煮込み」が多いんだろう。美味そうだけど。肉系で安くて美味いものというとホルモン系となるのかな。

 

 

それはともかく、主人公は駆け出しのアイドルでマスコットとしてギャンブル場を回るのが仕事。そのついでにバクチ飯を食べるという訳だ。元々、子供の頃、ギャンブル好きなお爺ちゃんに連れ回されていたからバクチ飯にも馴染みがある。ちなみに姉はギャンブルライターで「バクチ飲み」だ。

 

全巻通して読んでみると、公営ギャンブル場というのは全国のあちこちにある訳で、それだけに郷土色の強い食べ物があったりして、結構自分好みて言うかうまそうなのだった。

 

ばくばく!バクチごはん(3) (イブニングKC)

ばくばく!バクチごはん(3) (イブニングKC)

 

 


一番面白そうだったのは、ばんえい競馬場。「銀の匙」でも読んでたし、実際に行ってみたいと思った。迫力ありそうだし。

 

銀の匙 Silver Spoon 14 (少年サンデーコミックス)

銀の匙 Silver Spoon 14 (少年サンデーコミックス)

 

 


アメリカンドッグに砂糖をまぶして食べるのは微妙だけれど、牛乳スープのラーメンは意外と美味そう。

 


主人公は牛乳ラーメンにポタージュの素を投入してアレンジしたりと自分オリジナルの「バクチごはん」開発にも余念がない。こういうところも結構好き。「アレンジ飯」も一つのジャンルになりそうだな~。

 

そういえば、コチラの作品にも、俺オリジナルのオレオリなアレンジ飯けよく出ていたっけ。

 

 


今回は公営ギャンブル場を舞台にした「バクチごはん」だったけれど、野球場を舞台にしたグルメ漫画もある。こちらも途中まで無料マンガアプリでチビチビ読んでいた。ちょうど良いきっかけだ、再読&一気読みしよう。

 

 

 

さすがにサッカースタジアムを舞台にしたグルメ漫画はないよなーと思いながら念のため検索したら、もうすでにちゃんとあった。すごいな、ニッポンのグルメ漫画! こちらも読んでみることとしよう。

 

ぺろり!スタグル旅 1(ヒーローズコミックス)

ぺろり!スタグル旅 1(ヒーローズコミックス)

 

 


外国人が日本にやってきて驚くことの一つに、テレビでグルメ番組ばかりやっているということがある。漫画もテレビに負けてはいない。しみじみと日本人って、グルメが、食べることが大好きなんだなぁ。

 

 

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漫画化計画とは、世界中のあらゆる事象に漫画を始めとするエンタメからのリンクをはって、面白おかしく楽して世界を理解できるようにすることです。

 

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【鉄製フライパン導入!】油ならしでいきなり焦げた

 

テフロン加工のフライパンを使ってたけど、素人目に見てもテフロンらしきものがすっかりはげ落ちているようだ。

 

それにもともと貧血気味だった。「鉄」を摂らなきゃという思いもあった。

 

そんなわけで、鉄製のフライパンを買った。以前は鉄製フライパンと言えば重かったけれど、最近は軽いタイプもあると言う話を聞いたことも後押しした。

 

で、買ったのはこちら。

 

スイト こだわり職人 使いやすい鉄フライパン 26cm 065908

スイト こだわり職人 使いやすい鉄フライパン 26cm 065908

 

 

 

選んだ理由は次の2つ。

・類似商品の中でも軽かった。

・ハードテンパー加工とやらで油ならしの作業が要らない。

 

届いたフライパンを手に取ってみると、軽いとまでは思わないけど、少なくとも重いとは思わなかった。

 

大きさ26㎝はそれまで使っていたフライパンよりは二回りぐらい小さくなったけど、おひとりさまには、ちょうど良い大きさか。肉300グラムを焼くのが限度かな。

 

 

添付されていた説明書を読むと、油ならしの作業が必要だ、とあった。話が違うなあ。これに限らず、最近、サイトと説明書とで記載されている説明に食い違いがあることが多い。今にして思えば、油ならしの作業は必要なかったんじゃないかなぁと思っている。

 

 

ともあれ、油ならしをすることにした。フライパンに油を垂らしてガスコンロに置く。そういえば、普通のオリーブオイルみたいな油じゃなくて、手近にあったラードを使った。もしかしたら、これもマズかったのかもしれない。

 

しばらく待ってみると、いつの間にかガスコンロの火がとても小さくなっていた。そういえば、火災予防のため空焼き防止機能がついてるんだった。面倒くさいなあ。

 

検索してみると、冬に鍋をやるときに使う卓上用ガスコンロを使う方法があるようだ。これなら火は小さくならない。さっそく、やろうとしたらガスボンベが無かった。食料の買い出しのときについでに買うことにして、いったん仕切り直しとなった。ハァ、面倒くさい。ここで諦めて普通に使ってれば良かった。

 

 

スーパーの食料買い出しに行ったついでにガスボンベを買ってきた。ガスコンロにセットしてフライパンの空焼きを始める。今度は火が小さくなってしまうこともない。


煙が少し出始めたら、やっぱり手近にあったラードを投入した。オリーブオイルでも入れとけばよかったかな。


説明書によればフライパンが黒くなるまでやるといいと言う。けれどもフライパンはいつまでたっても黒くなることはなかった。ずっと青く光っているだけだ。

 

随分と時間がかかるなぁと油断していたら、いきなり大量の煙が噴き出した。換気扇はとっくに回しているため慌てて窓を開ける。火災報知器がアナウンスし始めた。これって消防署に直接連絡が入っちゃうやつだっけ?

 


フライパンはステンレスたわしでこすったけど世界地図のような黒い焦げが残ってしまった。これってこのまま使っていいのかどうかちょっとよくわからない。でも、もったいないので今でも使っている。


フライパンは肉を焼いても別にこびりついたりすることはない。鉄のフライパンだからといって、特別、焼いた肉がうまくなったというわけでもない。ごく普通に使っている。

 


使う前には十分熱したり、使い終わったらすぐにステンレスのたわしでこすって、空焼きをして水分を飛ばしてキッチンペーパーで油を塗ってからしまう。やる前はこの一連の作業がすごく面倒くさそうに思えたけれど、やってみればそうでもなかった。

 


返す返すも残念なのはフライパンの焦げ付きだ。アマゾンのレビューを読んでみたら、強火で長い時間やりすぎたのが原因だ。弱火から中火で少しだけやればよかったんだ。いや、そもそも油ならしなんてしなくても良かったんじゃないのか。説明書を信じた自分が馬鹿だった。


今回焦げ付いてしまったのはフライパンが黒くなるという状態がよくわからなかったからで、どうせだったら実行に移す前にYouTube で動画でも見ておくんだったと後悔した。そうすれば説明書の活字を読むよりも良く理解できただろう。

 

 

色々と失敗だらけツッコミだらけの鉄製フライパン使い始めだけど、とりあえず毎日使っている。

 

 

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【講談・英語の歴史】興味のあるジャンルの歴史ものを読んでいこう!


ろくにしゃべれもしないし読めもしないし書けもしない英語だけれど、タイトルに「講談」や「歴史」という文字があったので読んでみた。Amazon の読み放題サービスで読めるというのもあったけど。

 

講談・英語の歴史 (PHP新書)

講談・英語の歴史 (PHP新書)

 

 


読んでみると、意外とと言っては失礼だけど面白かった。イギリスに対するイメージがちょっと変わった。


言葉というのも歴史の大きな影響を受けているようで、歴史上で何か起こると言葉にもその影響が出るようだ。今は世界の歴史ものを読んでいるところなので、とても興味深く読むことができた。

 

 

どうもイギリスと言うと、島国で独立しているように見えるし、古くて歴史のある国のように思っていたけれど、意外とそうでもないようだ。


ゲルマン人は大移動してくるは、バイキングことノルマン人は海岸地帯を荒らし回るは。

 

 


あとは思ったよりフランスの影響が大きいのか。一時期は、書き言葉はラテン語話し言葉はフランス語という時代もあったらしい。フランス語からの外来語もすっかり定着しているようだ。

 

 

昔から自分達の言葉をかたくなに守っているようなイメージがあったけれど、それは島国日本で育った自分の思い込みだったようだ。

 

いくら島国とはいえ近くにヨーロッパ大陸が控えているわけで、どうしても何かしらの影響は受けてしまう。むしろ海の向こうから脅威を受けなかった日本の方が珍しいんだろう

 

まぁ、その割には、中国から漢字を取り入れたり、主にアメリカあたりからの外来語はカタカナ表記したりと言葉に関しては融通がききすぎる気もするが――。

 


それはともかく、本書を読んで、英語が簡略化してシンプルになってきたこともよくわかった。確かに第二外国語のフランス語は難しかったもんなぁ。個人的な意見だが男性名詞女性名詞があるような言葉は学習するのが難しい。英語が世界の共通語になったのも無理がないような気がする。

 

 

今回は歴史ものの中の変化球といった感じで英語の歴史の本を読んでみた。意外とイケる。応用編として、色々なジャンルのものの歴史ものを読んでいこうと思う。音楽なら音楽の歴史、漫画なら漫画の歴史、興味のあるジャンルの歴史を読んでいけばいいわけだ。


また一つ武器を手に入れたような、大まかな方向性がわかってきて安心したような、そんな気分だ。