らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【漫画で世界史】オスマントルコの姫は善のヒュッレムか悪のロクセラーナか。日本だと北条政子?


最近はすっかりイスラムづいている。いやどちらかと言うとオスマントルコ帝国づいていると言うか。最近この作品を読んでから一気にはまった。

 

 

 

これまでイスラム現代物は何冊か読んでいたけれど、歴史物は初めてだったから、余計に印象的だった。

 

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)

 

 

笑える 腹立つ イスラム夫と共存中

笑える 腹立つ イスラム夫と共存中

 

 

 

次巻が待ちきれなかったので、別の作品に手を出した。以前から読んでいたWeb 漫画だ。

 

 

 

しかし読んでみて驚いた。この2つの作品、解釈が全く正反対だった。

 


「夢の雫~」では、時のオスマントルコ帝国の皇帝スルタンはスレイマン一世。スレイマン一世の片腕で、奴隷から大宰相に成り上がったイブラヒム。イブラヒムは奴隷だったヒュッレムをスレイマン一世のハレムへ献上? する。ヒュッレムはスレイマン一世のお気に入りになるが、ヒュッレムとイブラヒムは秘かに想い合う。おまけにスレイマン一世とイブラヒムはBLな関係だ。

 

 


ヒュッレムはハレムで第一王妃のギュルバハルからライバル視され、時には殺されそうになったりもするのだが「歴史系倉庫」では全く違う。

 


ヒュッレムは、なぜかヨーロッパ名のロクセラーナという名前で登場。人たらしでスレイマン一世の寵愛を占め、ギュルバハルを追い詰める希代の悪女だ。いったいどちらが本当なのか? たぶん、何方も本当なんだろう。立場と解釈によって見え方が違ってくる……。

 


それにしても、ヒュッレムはフィクションな存在かと思ってたら、ちゃんと実在する人物だったのだな。もちろん、スレイマン一世もイブラヒムも実在する。その後、この3人が迎える悲劇的な流れも知ってしまった……。

 


なんにしろ、イブラヒムもヒュッレムも奴隷あがりなのにオスマントルコ帝国のトップクラスに上りつめるのも凄い!

 

 

こちらの本を読んでる最中なんだけど、当時のオスマントルコの奴隷と言うのは「スルタンの奴隷」だそうで、皇帝スルタン以外の人に対しては特に普通に接することが出来たという。

 

要は徹底した能力主義で優秀な人材を皇帝直属として集めてたわけだ。う~ん。奥が深いぞ、オスマントルコ

 

興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和 (講談社学術文庫)

興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和 (講談社学術文庫)

 

 


まだ途中なので、ヒュッレムがどんな風に書かれているかを読むのが楽しみだ。アカデミックな本では中立的な立場から書かれているはずだから。実際のとこ、どうだったんだろう?。


日本でも織田信長が、革命児だったり残虐な第六天魔王だったり二面性があるけれど、そういう人物は魅力的だったりするものだ。

 

ヒュッレムは日本だと、北条政子に似た感じかな?

 


ヒュッレムだけでなく、イブラヒムのその後も気になるし、あの愛らしい○○王子がアル中になるとは、イスラムなのに……。

 


それはともかく、次巻が楽しみだし、オスマントルコのその後が楽しみなんである。

 

最後に「歴史系倉庫」には、歴代のオスマントルコ帝国スルタンの人物誌が載っていて分かりやすい。

 

 

抜粋したものが本にもなってる。

 

 

歴史系倉庫 世界史の問題児(クズ)たち

歴史系倉庫 世界史の問題児(クズ)たち

 

 

 

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