らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【旧暦】仲秋→白露→第四十五候「玄鳥去(つばめさる)」9/17〜9/21頃。酷暑中は瀕死の旧暦だったが、秋になって正常運転になるか? 霧に注意!


ツバメが去る時期だそうな。

そういえば、川沿いのサイクリングロードを走ると、しょっちゅう見かけていたのに、いつの間にか見なくなっていた。

気づかないうちに、季節は移り変わっていたのだ。


酷暑中は、異常気象ばかりだったので、「旧暦では○○だけど、実際は……」みたいな書き方が多かった。

地球温暖化の時代に、旧暦を追いかけることに意味があるのか? と思ったりもした。

けれども、もう少し、続けていこう、と思う。

旧暦をフォローしてなかったら、ツバメがいなくなってることにさえ、気づかなかった可能性が高い。


そんな鈍感な自分ではあるけれど、帰るときに、いきなり真っ暗になっていたら、さすがに季節の移り変わりを感じざるを得ない。

「秋の日はつるべ落とし」って言うけど、10日前ぐらいから、いきなり帰宅時が真っ暗になって驚いた。

毎年の事ではあるはずなのに、今年はやけに唐突だったな〜。

それだけ酷暑の残り火が凄かったのかもしれん。


見渡せば、川沿いのサイクリングロードでは、彼岸花が咲いている。

緑の中に、血のように赤く咲くから、自分のような人間にもすぐに分かる。

彼岸花は、空気が乾燥している状態が続いた後に雨が降ると、一気に咲くそうな。

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また、柿の実も、まだ青いけど、実りつつある。

けっこう、柿は好きで、確かに甘ったるいけど、ヨーグルトをかけて食べたり、きざんでポテトサラダに混ぜて食べると美味いのだ。

誰も食べないまま、ぼたぼたと腐り落ちるのを見ては、もったいないな〜、と思っていた。


川の水はすっかり、干上がったままで、いつの間にか、あれほどいた釣り人もすっかり見なくなった。

もう寒くなるし、今シーズンは終わりかな。


思えば、旧暦は五日単位で、七十二候ある。

週替わりメニューどころか、五日単位で切り替わっていくのだ。

アトラクションと考えたら、これほど頻繁に更新するのは、なかなかないよな〜。

たった五日間の間に、季節の移り変わりを見出そうとしてきた日本人が凄いのか?

クールだ……。


旧暦では、霧の多い季節になるという。

自転車通勤時に注意しよう。

ちなみに、去年は霧の多い年だったようだ。

ブログを読み返すまで、すっかり忘れていた。


旬の魚は、舌平目。

旬の野菜は、葉唐辛子。

旬の果物は、ナシ。


そろそろと秋だーー。


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    くらしのこよみ 七十二の季節と旬をたのしむ歳時記

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