最近、日本人は家事をしすぎる、と言う感じの本を読むことが多かった。
- 作者: 佐光紀子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 山田綾子
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2018/01/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
自分自身、家事がシンドくて、しょうがなかったので、いかに家事をしなくてすむか、いかに楽に家事をするか、を考え続けていた。
でも、ちょっと違う考え方もわいてきたのである。
昔の日本人(ばくぜんと昭和時代の初め頃をイメージ)は、ジムに通ったり、ジョギングしたりはしなかった。
その代わり、まめまめしく家事をしていた。
家事がトレーニング代わりではなかったか、と思うのである。
例えばーー。
小学生の頃にやっていた、体育館の雑巾がけ。
あれはキツい作業で、よく、雑巾しぼり係を買って出てサボっていたけれど、体幹の筋肉のトレーニングとしては、理想的ではなかったか?
四つん這いになっての拭き掃除だから、足首は柔らかくなるし、股関節や肩甲骨だって動的ストレッチになるし、体幹の筋肉だって使うのである。
自然に、お腹はぽっこり出るし、ある意味、やまめ乗りの理想の姿勢だ。
よく、おばあちゃんが「草刈りでもしようかね」と言うのを聞いて、こんなに暑いときなやらなくても、などと思ったりしたけど、あれは、あえて暑いときに汗を流す、という意味もなかったか。
しゃがんでの草刈りは、やはり、足首、股関節、肩甲骨のストレッチになる。
高い位置の棚にハタキをかけるのも、ストレッチになる気がしてきた。
家事のAI化を進めて、そのうち、ルンバやブラーバや自動食洗機を買おうと思っていた。
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: アチーブメント出版
- 発売日: 2017/03/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
でも、家族がいるわけでもない独り者に、はたして自動食洗機が必要だろうか?
食器なんて、どんぶりとマグカップとハシ・スプーンぐらいしか使わない。
それに、家電製品は10年に一回ぐらいは買い換えなきゃいけなくなるだろう。
家事を、「ついで」トレーニングや「ながら」エクササイズと考えたら、なかなか、良い運動になるのではないか?
ジムでパターン通りの筋トレをするよりは、複雑で複合的な筋肉の使い方をするし。
家事に対する考え方が変わりつつある。
あまり負担が大きすぎて、やる気がしなくなるのは困りもんだけど、だいぶ慣れてきたようだし、そろそろ次のステップへ行く時期なのかもしれない。
カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。