らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【身体の使い方】日本人は家事トレ!

最近、日本人は家事をしすぎる、と言う感じの本を読むことが多かった。

「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす (光文社新書)

「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす (光文社新書)

その家事、いらない。

その家事、いらない。


自分自身、家事がシンドくて、しょうがなかったので、いかに家事をしなくてすむか、いかに楽に家事をするか、を考え続けていた。


でも、ちょっと違う考え方もわいてきたのである。


昔の日本人(ばくぜんと昭和時代の初め頃をイメージ)は、ジムに通ったり、ジョギングしたりはしなかった。

その代わり、まめまめしく家事をしていた。

家事がトレーニング代わりではなかったか、と思うのである。


例えばーー。

小学生の頃にやっていた、体育館の雑巾がけ。

あれはキツい作業で、よく、雑巾しぼり係を買って出てサボっていたけれど、体幹の筋肉のトレーニングとしては、理想的ではなかったか?


四つん這いになっての拭き掃除だから、足首は柔らかくなるし、股関節や肩甲骨だって動的ストレッチになるし、体幹の筋肉だって使うのである。

自然に、お腹はぽっこり出るし、ある意味、やまめ乗りの理想の姿勢だ。


よく、おばあちゃんが「草刈りでもしようかね」と言うのを聞いて、こんなに暑いときなやらなくても、などと思ったりしたけど、あれは、あえて暑いときに汗を流す、という意味もなかったか。

しゃがんでの草刈りは、やはり、足首、股関節、肩甲骨のストレッチになる。

高い位置の棚にハタキをかけるのも、ストレッチになる気がしてきた。


家事のAI化を進めて、そのうち、ルンバやブラーバや自動食洗機を買おうと思っていた。

勝間式 超ロジカル家事

勝間式 超ロジカル家事


でも、家族がいるわけでもない独り者に、はたして自動食洗機が必要だろうか?

食器なんて、どんぶりとマグカップとハシ・スプーンぐらいしか使わない。

それに、家電製品は10年に一回ぐらいは買い換えなきゃいけなくなるだろう。


家事を、「ついで」トレーニングや「ながら」エクササイズと考えたら、なかなか、良い運動になるのではないか?

ジムでパターン通りの筋トレをするよりは、複雑で複合的な筋肉の使い方をするし。


家事に対する考え方が変わりつつある。

あまり負担が大きすぎて、やる気がしなくなるのは困りもんだけど、だいぶ慣れてきたようだし、そろそろ次のステップへ行く時期なのかもしれない。


カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま 

空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。