エアーコンプレッサーを使って、マウンテンバイクの空気を機械で入れるようになったり、エンジンクリーナーをオプションで追加して、洗車も機械でやるようになった。
電動歯ブラシやジェットウォッシャーを使って、歯磨きも機械でやるようになった。
自転車のメンテナンスと歯磨き、どちらも精神的な負担の大きいものだったけど、機械化してからは、ずいぶんと楽になったし、自転車も歯も、どちらもキレイになって調子良くなってきた。
これは家事のAI化を進めてきた一環だ。
『勝間式 超ロジカル家事』を読んだのがきっかけだった。
ちなみに、炊飯器調理も、この本がきっかけで始めたものだ。
ただ、ここで一つ、指摘したい。
AI化・機械化すれば楽になる、と簡単に思いがちだけど、実は意外とそうでもない。
エアーコンプレッサーにせよ、電動歯ブラシ&ジェットウォッシャーにせよ、かかる時間は前よりも長くなっているのである。
例えば、エアーコンプレッサーは、コンセントをさして、スイッチを入れてから、使えるようになるまで、1〜2分かかる。
いや、その前に、コンセントの近くへ持っていくまでの手間もある。
エアーコンプレッサーはクルマを処分して広くなったガレージに置いてあるんだけど、コンセントはガレージの端にあるので、その都度、移動させなければならない。
コンセントは出入り口付近にあるため、ゴツいエアーコンプレッサーを、その場所に置きっぱなしにするわけにはいかないのだ。
エアーコンプレッサーはかなり重いので、キャリアー付きとは言え、一苦労である。
作業が終わったら、スイッチを切ったあと、タンク内の空気を抜く作業もある。
元の位置に戻すのも、また、一苦労である。
まあ、空気を入れたり、洗車したりの作業は、あっという間に終わるのだが、前後の作業を入れると、けっこう時間がかかってしまうのだ。
これは電動歯ブラシ&ジェットウォッシャーについても言えることだ。
それでも、人力でやっていた以前よりも楽だ、と感じるのは、どうも「機械にやらせている」という満足感から生じるのではないか、と最近は思っている。
そして、手作業でやっていたよりはキレイになっていることが実感できること。
さらに言えば、洗車やジェットウォッシャーでは、水遊びしてるような楽しさもあるようだ。
シンプルライフを追求するなら、人力でやった方が、時間的にも効率が良い。
機械は、時々、故障するかもしれないし、何年かすれば楽になる買い換える必要も出てくるかもしれない。
それでも、メカ音痴の自分が機械で作業をやったという妙な達成感の方が、ストレスフリーに近づいているようだ。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。