らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【漫画で動物行動学】クジラとダイオウイカとのバトルを探る?! 「海とドリトル」

 

海とドリトル(1) (Kissコミックス)

海とドリトル(1) (Kissコミックス)

 

 

今回は動物行動学。

 


動物のお医者さん」もそうだったけれども、大学の研究室って、妙な研究をやっていて、教授や院生に変人がいたりして面白いところが多かったりする。

 

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

 

 


特に文学部で本ばかり読んでいた自分と違って、理系の学問というのは、実験やったりフィールドワークに出たり、研究室に何日も泊まりこんだりと、なかなか楽しそうだった。

 

まぁ、実際には大変そうで自分にはとても勤まらなかったと思うが……。

 

 

ここ 烏丸研究室は小型記録計 データロガーを使って海洋動物の行動測定をする研究室だ


要するにカメやクジラや鳥などにGPS&カメラを取り付けて後ほど回収しデータから動物の行動を探るものだ。

 

 

まず、主人公は船でクジラに近づいてロガーをクジラに取りつけるところから始めなければいけない。

 

う~ん。クジラを間近で見る機会なんて、なかなか無いから想像出来ないが体当たりで吹っ飛ばされたりしないもんだろうか?

 


主人公が海の中でクジラと目を合わせてしまい思わず魅入られそうになるエピソードがあったけれど、これ、「海獣の子供」でも似たようなシーンがあったなあ。

 

海獣の子供 (1) (IKKI COMIX)

海獣の子供 (1) (IKKI COMIX)

 


クジラって知能が高いらしいし、なんだか哲学的な感じ。存在そのものが。王蟲のような(笑)。

 

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

 

 

 

測定器「ロガー」の回収も一苦労。ロガーの発する信号をキャッチするために高いところ、富士山にまで登ったりする。海洋動物学なのに?!

 

 

こうして苦労して回収したロガーからは、クジラが思っていたよりも深く潜っていたり(東京タワーよりも!)、時にはダイオウイカとのバトルの映像が映っていたりする。面白そうだな~。

 

 

もちろん研究は大変だし、主人公は海に落ちてしまったショックで海へ出られなくなってしまったりするし、研究者同士の恋愛は遠恋で壊れたりするし(求愛行動はカツオドリのように珊瑚を渡す?!)、自分が本当は何をやりたいのか分からなくなったりもする。

 

 

それでもこの作品が魅力的なのは、本が好きで本や漫画ばかり読んでいた子ども時代に憧れた、ドリトル先生やニルスの冒険やティコ(これは観てない)の世界がリアルワールドでも実現していたと思えるからだ。

 

ドリトル先生航海記 (新潮文庫)

ドリトル先生航海記 (新潮文庫)

 

 

ニルスのふしぎな旅 (講談社青い鳥文庫)

ニルスのふしぎな旅 (講談社青い鳥文庫)

 

 

世界名作劇場・完結版 七つの海のティコ [DVD]

世界名作劇場・完結版 七つの海のティコ [DVD]

 

 


正直、動物になんて別に興味がないし、動物園なんて臭いだけだと思うたタチだけど、クジラだけは一回見てみたい、小笠原あたりまでホエールウォッチングに出かけてみようかと思ってしまった。


あ、あとウミガメの産卵も見たいな~。


全4巻――。

 

海とドリトル(4)<完> (KC KISS)

海とドリトル(4)<完> (KC KISS)

 

 

 

【漫画化計画】

 

漫画化計画とは、世界中のあらゆる事象に漫画を始めとするエンタメからのリンクをはって、面白おかしく楽して世界を理解できるようにすることです。

 

主な対象は以下の通りです。

・日常生活での出来事

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・日本史

 

世界中のあらゆる情報が漫画化されることを願ってやみません。

 

 

【プロフィール】

 

がんばらないライフスタイルとそのためのライフハック がテーマ――。

 

・物より面倒を減らすミニマリスト 

・食事はMEC食、糖質制限、高脂質

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・住まいは断捨離中

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スマホiPhoneからPixel 3a XL へ

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最近、取り組んでいるもの――。

・音声入力

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Excel自動化

・漫画化計画

    (エンタメ、入門書、情報収集すべて漫画で)

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これから、やりたいこと――。

古武術介護

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【漫画で本能寺】麒麟は来なかった? 高転びの因果とは……。「センゴク一統記」

 

センゴク一統記(1) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク一統記(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

 

戦国一挽回した男・仙石権兵衛シリーズも第3部。通説を次々と覆す意欲作だ。

 

今回はいよいよ本能寺の変を含む。いやでも期待は盛り上がる。

 

 

実際、それらしい伏線も張られていた。「高転び」の因果だ。要は貨幣政策のことで、交易の突然の変化などによって、銭の不均衡が起こると高転びが生じる。山陰の大内家、尼子家も高転びして消えていった。

 

センゴク一統記(2) (ヤングマガジンコミックス)

センゴク一統記(2) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

 

信長は金・銀両方を貨幣政策に組み込み、茶器を高騰させて安定化を図り、銭を安定化させた。

 

では、天下統一後は?  新たな富の確保のために海外へ進出、てことになる。

 

 

一方、秀吉陣営は――。

 

一統後

銭不足の対応に「米」 を銭貨として

銭流通を安定せしめ

不入の地に入り

検断人以外の武器を捨て去り

 

徹底した管理の下秩序を布く

たとえ上様のご意向と違えど

智の刃を向けん

 

この時点では海外進出は反対の立場であった(結局するけど)。さては本能寺の変の黒幕は秀吉、という設定なのか? とワクワクしてきたけれど、そういうわけでもなくて拍子抜け。

 

そもそも、作中、高転びの因果は、明智光秀徳川家康へ伝えたのであって、もちろん、その場に織田信長もいたのである。

 

 

結局、この「センゴク一統記」では、明智光秀本能寺の変を起こした理由は良く分からなかった。「信長越えで下克上を完成」? ピンとこないなあ~。

 

 

もう一つ面白い伏線があった――。

 

織田信長は武士の下剋上精神を惹起した

 

しかし我は民の理性と変革

是を惹起する

 

惣町が上から下を選ぶでなく

民の中から町代表を

町代表から町組代表を

町組代表から惣町代表を選び
政の主体を担う

 

武家は土地を民に任せ

政の執行と検断監視を担う

 

古代ギリシャアテネの民主制あたりをイメージしてたのかな? ただ、かなり唐突に出てきたし、秀吉の大返しであっさり倒されてしまったので、消化不良に終わった印象――。

 

本能寺の変の謎に関してはイマイチだったなぁ。

 

 

自分の場合、本能寺の変については「最後のレストラン」説が今のところ一番しっくりくる。

 

西郷隆盛西南の役同様、部下の暴発を抑えられなかった、というものだ。

 

最後のレストラン(12) (BUNCH COMICS)

最後のレストラン(12) (BUNCH COMICS)

  • 作者:藤栄 道彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: コミック
 

 

 

そういえば、「へうげもの」では、秀吉が光秀を唆した設定になっており、黒幕には「わびさび」の世を作ろうとする千利休だった。

 

へうげもの(2) (モーニングコミックス)

へうげもの(2) (モーニングコミックス)

 

 

 

本能寺の変に関しては、これからも様々な説が出てきそう。楽しみに待ちたい。

 

そういえば、最近は秀吉黒幕説が増えてきたような気がする。

 

 

ところで、明智光秀――。

 

ファーストコンタクトが「国盗り物語」だったので、明智光秀に対して世間一般と比べてあまり悪い印象はない。

 

国盗り物語(三) (新潮文庫)

国盗り物語(三) (新潮文庫)

  • 作者:司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1971/12/22
  • メディア: 文庫
 

 

国盗り物語(四) (新潮文庫)

国盗り物語(四) (新潮文庫)

  • 作者:司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1971/12/22
  • メディア: 文庫
 

 

 

織田信長は後世から見るとかっこいいけど、現実の職場の上司だったらたまらない。織田家ブラック企業そのものだ。血が乾いたような赤黒さだ。

 

そんなわけで、明智光秀が主人公となった大河ドラマが放映されるのは何となく嬉しい。観ないとは思うけど(笑)。

 

 

最後に明智光秀がらみで一つ――。

 

歴史4コマ漫画の大家? で「信長の忍び」作者による、「明智光秀放浪記」。ほのぼのとして読んでいて楽しかった。

 

明智光秀放浪記 (ヤングアニマルコミックス)

明智光秀放浪記 (ヤングアニマルコミックス)

 

 

信長の忍び 1 (ジェッツコミックス)

信長の忍び 1 (ジェッツコミックス)

 

 

人間関係に不器用な光秀と「聖妻」のラブっぷりが微笑ましい。

 

今のところ、無料漫画アプリで読める。

 

 

 

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【漫画で世紀末】夕凪の時代、てろてろの時間の過ごし方「ヨコハマ買い出し紀行」「カブのイサキ」「コトノバドライブ」

 

ヨコハマ買い出し紀行 1 新装版 (アフタヌーンKC)

ヨコハマ買い出し紀行 1 新装版 (アフタヌーンKC)

 

 

芦奈野ひとし」の作品を3シリーズ立て続けに読んだ。最初は「ヨコハマ買い出し紀行」。新装版になってた。

 

お祭りのようだった世の中が
ゆっくりと落ち着いてきたあのころ
のちに夕凪の時代と呼ばれる
てろてろの時間
夜の前に、あったかいコンクリートに座って

 

 

芦奈野ひとしの描く世界は共通している。

 

おそらくは近未来。大規模な地殻変動や気候変動があったっぽい。文明は衰退して人口も減っているようだ。富士山が欠けていたり、東京タワーのような人工物が自然物に変化していたり(スカイツリーじゃないところが「らしい」)。

 

 

茶店を営んでいるロボット、アルファもコーヒー豆を手に入れるのに苦労したりしている。

 

北斗の拳」みたいに、核戦争後、モヒカン&革ジャン軍団が我が物顔にヒャッハーしてるようなのとは違うのだ。

 

北斗の拳 1巻

北斗の拳 1巻

 

 

 

いたって、ゆるゆるとのんびりしている。作中では「夕凪の時代」と評されている。「風の谷のナウシカ」風に言えば「永き黄昏の時代」か。最もらこんなにシリアスじゃない。腐海王蟲も出てこない。

 

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

 

 

 

主人公が飛行機乗りになったり、場所の記憶を幻視する女の子だったりするけど、この世界観はあまり変わらない。

カブのイサキ(1) (アフタヌーンコミックス)

カブのイサキ(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 

 

コトノバドライブ(1) (アフタヌーンコミックス)

コトノバドライブ(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 

 

令和時代の日本は景気の悪い話ばかりで、来年はオリンピックをやるというのに、マラソン会場が変更になるように先行きが不透明なことハンパない。

 

 

ま、それでも、芦奈野ひとしの漫画を読んでいると、先進国からずり落ちようが、少子高齢化で世の中が縮小しようが、気にせず何とかのんびりとやっていけるんじゃないか、と思えてくるから不思議だ。別にコンビニエンスストアが24時間やってなくても困らないし。

 

 

高層建築がほとんど無く(地震で壊れた?)、やたらと草原の多い風景。かっては海沿いの道に建っていた街灯が海面下でいっせいに点灯する風景。以前の軍艦は大型花火の打ち上げ台だ。

 

便利さや効率性はどこかへ行ってしまったけれど、あくせくと競争せずにゆったりと暮らせるならば、夕凪の時代、黄昏の時代も悪くなさそうな気がしてくる。

 

 

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【漫画でスーツ文化】いよいよ日本編。そろそろとスタート。Cool Japanなスーツを発信出来るか? 「王様の仕立て屋~下町テーラー~」

 

 

メンズ・ファッションお勉強漫画も第4部。今回は1~2巻を読んだ。

 

 

 

「満を持して」と言うよりは、編集部サイドの提案で唐突にリニューアルされた印象の日本編。

 

イタリアのナポリやミラノだけでなく、イギリス、フランスはてはアメリカまでを股にかけた舞台と多士済々なキャラクター達がごっそり無くなったので何となく寂しい感じ。

 

野球でも勝ってる時は打順をイジらない方が良いって言うしね。

 

 

それでも日本編には期待するところがあった。

 

第1~3部までも時々取り上げられていたけれど、日本のスーツ文化は、ヨーロッパから比べると遅かったし、ファッション後進国アメリカから伝わったので間違った進化を辿ったようなところがある。

 

日常的に白シャツ・黒スーツ、スーツにショートソックス、シャツに胸ポケ、半袖ワイシャツ、スリッポンの革靴などなど。

 

その一方で、地球温暖化の影響か、春は花粉症でマスク、梅雨でレインウェア、夏は酷暑で熱中症対策にクールビズ、秋は台風直撃で防災ファッション、冬は厳寒ヒートショック対策、何とも過酷な環境になってしまった。

 

 

 

そんな過酷な環境の中で、日本発のクールなスーツ文化を発信してくれないかな、出来るだけ「コンフォート」な方向で、と期待していたのだ。なるべくストレッチ重視で。

 

個人的にはマスクに似合うスーツ・ジャケパンとか、逆にスーツに相性の良いダウンの選び方とか。日本人のマスクは外国人から見ると異様に見えるらしいし、日本人ほどダウンが好きな民族もいないらしいし。

 

 

さて、「下町のテーラー」編はそろそろと出発した感じ。まだ大胆な提案などはだされてはいない。それでも、なるほど~と思わせてはくれる。

 

西洋人に比べて腕が前気味に付いているので

西洋で既成のブランド服を買うと
着心地の標さを感じるなんて話が割とある

 

ううむ。これで海外ブランドには目もくれずUNIQLOと心中する覚悟がついた。まぁ、ブランドものには、もともと手が出ないけど。

 

 

これを着た紳士の横に和服の美人が侍ると
古き良き日本の男女が絵に収まる

 

言うなればこれは和装が日常にあった時代
日本人が作った美意識なんだ

 

これも納得――。

 

日本のスーツには和服文化の影響で立体感が欠けていると言われるけれど、例えば小津安二郎あたりの古い映画に出てくる古いはずの日本人のスーツ姿はそれなりに絵になっている。不思議に思っていたのだ。

 

 

脇役の女の子も、ビリギャル、大学デビューしてチョロい女の子になりそうな真面目メガネ女子がぽつぽつと出てきた。

 

中でもコスプレイヤーの衣装を作る女の子は今時の日本にあるあるな感じ。どうやら弟子キャラになりそうだ。

 

伝説の仕立て職人が唯一認めた弟子、織部悠に「百年に一人の逸材」では? と思わせた一幕も――。

 

糸を切る作業を三方向から撮影して
諸々のデータを型紙CADにぶっ込んだら
パソコンがナビゲートしてくれました

 

大型アップデートが起こって使い慣れた設定が全てパアになるお約束付き。あるあるだなぁ……。

 

ともかく、これからに期待!

 

 

最後に、第1部第1巻――。

 

 

 

第2部第1巻――。

 

 

 

第3部第1巻――。

 

王様の仕立て屋 1 ~フィオリ・ディ・ジラソーレ~ (ヤングジャンプコミックス)

王様の仕立て屋 1 ~フィオリ・ディ・ジラソーレ~ (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

【漫画化計画】

 

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【漫画で軍師】おっちょこちょいな黒田官兵衛。幽閉されたり失言したり。

 

軍師 黒田官兵衛伝 1 (ジェッツコミックス)

軍師 黒田官兵衛伝 1 (ジェッツコミックス)

 

 

今回は黒田官兵衛もの。4巻までを読んだ。

 

軍師 黒田官兵衛伝 4 (ヤングアニマルコミックス)

軍師 黒田官兵衛伝 4 (ヤングアニマルコミックス)

 

 

 

この作者のは、しばらく前に信長ものを読んだばかり。こちらは最新刊。

 

信長の忍び 16 (ヤングアニマルコミックス)

信長の忍び 16 (ヤングアニマルコミックス)

 

 

 

その他、真田一族や伊達政宗も描いている。

 

真田魂 1 (ジェッツコミックス)

真田魂 1 (ジェッツコミックス)

 

 

政宗さまと景綱くん 1 (SPコミックス)

政宗さまと景綱くん 1 (SPコミックス)

 

 

 

たまたま大河ドラマになったこともあって(と言うか大河ドラマになったから描くチャンスがめぐってきた?)、描きすぎでは? と思わないでもなかったけれど面白いのだからしょうがない。

 

 

4コマ漫画と歴史は意外な組み合わせだけど、信長=甘党、秀吉=丈夫、家康=脱糞など特徴的なキャラづけや小ネタが満載で楽しく読める。

 

この作者の漫画で、戦場では、こんな侍大将が活躍してるのか、と知ったこともある。これまでは歴史小説にあまり出てこなかったけれど、現場=戦場で名前を売っていた者もいたのだ。

 

 

ちなみに、この作品の黒田官兵衛のキャラづけは、家伝の目薬売り、愛妻家、せっかちで準備不足、口が悪いなど。

 

黒田官兵衛は主君にハメられて荒木村重に幽閉され、片足が不自由になってしまったりするのだが、このキャラだったら納得できる気がする。信長が死んだときに、秀吉に失言したとされてるのも頷けるし。

 

 

実を言うと、以前、司馬遼太郎大先生の黒田官兵衛ものを読んだことがあるけれど、頭が良いはずの軍師が何であっさり騙されるのか、今ひとつピンとこなかったのだ。

 

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

 

 

 

そういえば、以前読んだ孫子ものでも、軍師なのにライバルにハメられて両足を切断されている。軍師って、足元が隙だらけなの?

 

 

いくら智謀を謳われても、足が不自由になるのはごめんだよなぁ。

 

 

さて、「軍師 黒田官兵衛伝」で一番印象的だったセリフ。

 

世の中には天下を誰が治めるかなど些細な事と考え…

 

播磨をよそ者に好きにさせたくない
馴染みの深い者と共に戦いたい

 

それだけのために命を賭ける者が大勢いるのだ

 

 

これは黒田官兵衛の妻の父親のセリフ。このあと彼は毛利方について敵味方になってしまう。

 

この時代、本気で天下統一を狙っていたのは信長くらいだと言う話だし、ほとんどの人間はこんな感じだったんだろう。

 

そういう自分でも、戦国時代のことならいくらでもツッコめるけど、これが職場の話だったら、仲の悪い奴と組んでまで何かプロジェクトを立ち上げようとまではしないしね。

 

 

小ネタの中で掘り出し物だったのは、宇喜多直家。毒殺・暗殺が趣味という凄いキャラづけ。

 

毒殺がお家芸と言うと、なんとなくボルジア家を連想させる。

 

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

 

 

 

ちなみに、斎藤道三松永久秀と合わせて戦国時代三大梟雄らしい。そんな「三大」ものがあったとは知らなんだ。

 

 

陰謀家で弟からも信用されない人間のくせに、作中では意外と愛妻家。その一方で自分が死んだあとは豊臣秀吉の側室になるよう示唆して、お家の存続をはかっている。

 

身内は暗殺・毒殺するけれど、部下思いで領民にも優しかったようだ。

 

「宇喜多」と言うと関ヶ原の戦で負けて八丈島へ流された宇喜多秀家しか知らなかったけれど、父親はずいぶんファンキーだったんだね。

 

 

さて、「軍師 黒田官兵衛伝」ではすでに信長は本能寺で死んで豊臣秀吉が天下取りに向けてばく進中。

 

出来れば、関ヶ原の合戦あたりまでは続けて欲しい。

 

関ヶ原合戦中、黒田官兵衛は九州を平定しており、もし関ヶ原合戦が長引くようなら九州から得意の大返しをして中央に攻めこんだのではないか、と言われている。

 

司馬遼太郎の「播磨灘物語」では、この辺りを実にあっさりと書いており、官兵衛がどんな気持ちだったのか、いまいち分からなかった。こちらは最終巻――。

 

新装版 播磨灘物語(4) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(4) (講談社文庫)

 

 

 

歴史ものを読んでいると、「その後どうなったのか?」を詳しく知りたい欲求に駆られることが多い。

 

「軍師 黒田官兵衛伝」の官兵衛は、日本一の権力者(つまり秀吉)に恐れられる軍師になることが目標らしいし、実際に秀吉が夜話で自分が死んだら官兵衛か天下を取ると発言した史実はあるようだけど、それだけで終わってしまうのはもったいない。

 

最後の最後まで天下を取ろうとあがく野心家官兵衛が見てみたい。

 

 

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【Kindle読み上げ】I.W.G.Pにも高齢化の波が……。「池袋ウェストゲートパーク15 」

 

 

絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV

絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV

 

 

 

池袋ウエストゲートパークの最新刊を読んだ。正確にはKindle読み上げで聴いた。

 

これまでは図書館で借りて読んでたけど、活字の本は電子書籍として購入して聴くようになったのだ。

 

「目で」読むのはもっぱらDMMレンタルコミックで借りた漫画や図書館で借りたエッセイコミック。読書スタイルも変わったもんだ。

 

さて、池袋ウエストゲートパークの最新刊。ずいぶん長い付き合いになった。Amazonのレビューなんかだと「偉大なるマンネリ」などと厳しい評価だけど、「でも読んでしまう」のは自分も同じだ。

 

 

今回のテーマは――。

①目白キャットキラー(動物虐待)

②西池袋ドリンクドライバー(悪質ドライバー)
③要町ホームベース(引きこもり)
④絶望スクール(外国人人材)

 

相変わらずニュースなテーマを物語を通じて解説してくれる。

 

下手なニュース解説本を読むよりも、よほど分かりやすいし馴染みやすい。

 

 

こち亀両さんがパソコン、インターネット、ブリキおもちゃなどのオタク趣味解説本になっていたこともあったし、今や会長になった島耕作シリーズも最新ビジネス解説本と化している。

 

 

 

 

 

ジェットコースターのような急展開が無くても、面白おかしく時事ネタを扱ってくれるだけでも十分読む価値があると思うのだが。

 

次回は「高齢者ドライバー」や「あおり運転」をテーマにすること希望! 毎日、自転車通勤してる身にとっては切実なネタだ。

 

人生100年計画」や「老後2,000万円問題がテーマだったりして……。

 

 

それにしても、今回読んでみたら、この物語世界にも高齢化の波が押し寄せていて驚いた。

 

「おれはおまえの無駄づかいは嫌いじゃない。ただうちの財務部門がうるさくてな」 

街によどんだ、うたかたみたいな不良少年の互助団体が、いつのまにか国やEUみたいな官僚組織になっていく。これが時代というものかもしれない。

 

まさかGボーイズのキングがこのようなセリフを吐こうとは!  世知辛い世の中になったなぁ。

 

 

おまけにゼロワンも元気ない。

 

おれは最近ネットのなかには、ほんものの人間はいないんじゃないかと思うようになった。偽ものと噓とお手軽な金儲けばかりだ。昔はネットがこんな腐った世界を正しい方向に導いてくれると信じてたんだがな

 

北東京一のハッカーの敗北宣言だった。自分が生涯をかけた世界が偽ものだったと発見するのは、どんな気分だろうか。それでもゼロワンは今日も明日も、この東池袋デニーズのボックス席に座り続けるのだ。

 

しかし、あらためてみると、「北東京一」と言うのも微妙な肩書きだ。遠征気分にひたらず、せめて東京一を目指して欲しい。

 

 

んで、とどめのトリは主人公のマコト。 I.W.G.P界も永き黄昏の時代を迎えたようだ。

 

「まあこの国と同じで、Gボーイズも高齢化はすすんでるけどな。最近はこの街もお行儀のいいよい子が増えて、新しいメンバーはなかなか集まらないらしい」

 

このまま、オフクロさんと5080問題に突入しないことを祈る。でも、Gボーイズに「イクジイ」は登場しそうだな。

 

サザエさんのように年をとらないのもありだし、読者とともに歳をとっていくのもありだ。もう、ここまで来たら、完結しようがしまいが最後まで付き合うし、時々は読み返すだろう。

 

 

ついでと言っては何だけど、Kindle unlimited 読み放題で池袋ウエストゲートパーク漫画版が2冊登録されていたので読んでみた。

 

 

IWGP 電子の星

IWGP 電子の星

 

 

どちらもキング・タカシのビジュアルには首をひねる。前作はほぼヤンキーだし、後作はホストみたいにチャラい。人気小説の漫画化は難しい。

 

 

さらに別の作家の作品もあって、こちらはシリーズ化してる。まだ未読。そのうち読んでいこう。

 

池袋ウエストゲートパーク 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

池袋ウエストゲートパーク 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

 

 

 

池袋ウエストゲートパークR 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

池袋ウエストゲートパークR 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

 

 

 

実は、今回、最新刊を購入したことをきっかけにして、現在のところの全15巻をKindleでまとめ買いしてしまった。

 

これまで長い間、本は図書館で借りてばかりだったので、金を払って手に入れると何だかいけないことをしているような背徳的な気分になってしまう。倒錯してしまった……。

 

いずれにしても、しばらくはKindle読み上げで楽しめる。耳にイヤフォンを差しこむのが待ち遠しくなりそうだ。

 

 

【漫画化計画】

 

漫画化計画とは、世界中のあらゆる事象に漫画を始めとするエンタメからのリンクをはって、面白おかしく楽して世界を理解できるようにすることです。

 

主な対象は以下の通りです。

・日常生活での出来事

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世界中のあらゆる情報が漫画化されることを願ってやみません。

 

 

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がんばらないライフスタイルとそのためのライフハック がテーマ――。

 

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【漫画で織田信長】威嚇戦から鉄砲による集団包囲殲滅戦へと戦が変わった! 「センゴク天正記」

 

 

 

戦国時代一挽回した男、仙石権兵衛シリーズの第2部を一気読みした。

 

全15巻――。

 

 

第2部を読み終わって、ようやくこの作品に慣れてきた感じだ。とにかく濃ゆい。

 

 

絵も、主人公のゴンベイや秀吉や竹中半兵衛あたりはマイルドヤンキーあんちゃんみたいで今でもそのあたりにいそうなのだが、それ以外の武将は皆ヒゲダルマで容赦なく画面が真っ黒だ。

 

 

そして、意欲作にはありがちなのだが、どうも読みづらかった。通説では○○だけど、実は□□だ、と言う時代考証・解説シーンがやたらと多い。

 

もちろん、新解釈を知るのも歴史ものを読む楽しみには違いないし、解説がないと分かりづらいのも確かだけど、読みたいのはアカデミックな学術書じゃなくて、あくまで歴史物語、エンタメなのだ。

 

歴史小説にもありがちだけど、某巨匠のように、とにかく調べたことを全部書いてしまう作家はけっこう多い。やたらと引用文が多くなる。当然、漢字だらけで読みづらくなる。読むのがシンドクなってしゃーない。

 

それでも、第1部とあわせて30冊も読んでると、さすがに慣れてはきた。慣れるまでに脱落した読者も多そうだけど……。

 

ちなみに第1部の第1巻と最終巻――。

 

 

センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス)

センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

 

 

まぁ、駄目ならサッサと放り出して、また時間がだいぶ経って気が向いたら手に取ってみると良いと思う。がんばって読むのもシンドイし、全く読まないのももったいない。

 

 

さて、慣れてくると、意欲作の新説もなかなかに面白い。

 

合戦ちゅうもんのほとんどは
武力を敵に見せつける威流行動なんじゃ

 

もし敵と遭うても「言合戦」や
「焼き働き」で、あらかた勝敗がつく                 

 

 

これ、目からウロコだった。案外、そんなものかもしれない。いつもいつもガチで殺し合いしてたら、いかに戦国時代だっていっても、たまったもんじゃない。

 

まぁ、ヤンキーの抗争でも、メンチの切り合いから始まるようで、いきなり金属バットで殴りかかるわけじゃなさそうだし。

 

 

けれども、口喧嘩や放火の段階をすっ飛ばして、いきなりガチ殺し合いをするようになったのが、信長なんだと解釈すれば、しっくりくる。「第六天魔王」と呼ばれるわけだ。

 

天正三年五月二十一日
設楽ヶ原において
火砲を用いた集団殲滅戦と
これまでに見られない
近代戦の歴史が幕を開けた

 

 

んで、具体的なガチ殺し合いが、大量の鉄砲による集団殲滅戦へとなっていく。長篠合戦は、鉄砲を次々と交換する三段構えの策と言われてるけれど、「センゴク天正記」では、包囲してからの鉄砲による虐殺と位置づけている。

 

信長以前、戦は勝ち負けを競うスポーツのような側面があったけど、信長以降は、天下布武を邪魔する者を削除する戦争になってしまったようだ。

 

現代に生きる我々から見ると、戦争=殺し合いが当たり前では? て感じになるけど、むしろ当時は珍しかったのだな。

 

この「センゴク天正記」のゴンベイを通じて、その辺の感覚がようやく飲み込めた気がする。

 

まぁ、さらに時代を遡って源平時代になれば、「やあやあ我こそは」と名乗りを上げてから一騎打ちしたりしてたわけだしね。元寇でやって来た蒙古軍団からすれば、何やってんだ? てことだったろう。文化が違~う。

 

 

センゴク天正記」には、その他、新説がいくつか提示されていて、最も面白かったのが、雑賀衆は単なる鉄砲傭兵集団ってだけでなく、「武装商人集団」だって言う指摘だった。

 

海好きは船に乗り

合戦好きは鉄砲を撃ち

銭好きは商売する

 

 

そう、信長は楽市楽座で銭を稼いで鉄砲を買い足軽を雇った訳だけど、雑賀衆は、どうやって鉄砲を買う金を作ったんだろう、と不思議に思っていたのだ。

 

 

それにしても、「センゴク天正記」でも上杉謙信はやっぱり不思議ちゃんであった……。

 

 

 

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【漫画で戦国時代】弾よけの竹把をかついで虎口へ飛びこむ! 城攻めの難しさを教えてくれる「センゴク」!!

 

 

センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス)

センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

今回は第一部の第15巻迄を一気読み。織田信長が美濃を滅ぼし、浅井家の小谷城を落城させるあたりまで。

 

 

 

戦国時代もの、とくに信長ものは層が厚い。この作品も、戦国一挽回した武将「仙石権兵衛」が主人公だけど、織田信長豊臣秀吉もクローズアップされてる。

 

特にこれまでの通説をひっくり返すことに意欲的で、新説が次々と登場する。実際に現地を歩いてみると、これだけの狭い土地にあれだけの大軍は常駐するのは不可能……云々かんぬん。

 

 

新説を披露と言えば、比叡山焼き討ちに新解釈を加えた「信長のシェフ」、脇役キャラにスポットを当て小ネタを満載した「信長の忍び」など読んできたけれど、読み比べてみると楽しい。

 

 

信長の忍び 1 (ジェッツコミックス)

信長の忍び 1 (ジェッツコミックス)

 

 

 

センゴク」ではキャラがとても人間くさい。と言うか、地方都市のマイルドヤンキーにいそうなタイプが多い。

 

「ハゲネズミ」の愛称がぴったりなハゲ方の豊臣秀吉やスカした竹中半兵衛、大阪芸人そっくりの顕如など、今の時代でも、そこらにいそうだ。

 

オレぁ、頭(ここ)!!

べしゃりと
おべっかで、
出世するんだよっ!

 

こういうこと言う秀吉って新鮮だ。

 

 

そして、リベンジの鬼、斉藤龍興。城を奪われ、信長に復讐を企てるが、竹中半兵衛他たった16名に城を乗っ取られるエピソードがあるように暗愚なイメージがあった。

 

ところが意外の女にモテるイケメン設定。これは「信長の忍び」でも同じだった。なんか静かなブーム? 特に逸話も無さそうなんだが……。

 

逆転に残念なのは、「センゴク」でも「信長の忍び」でも、豊臣秀吉の妻ねねの影が薄い(「信長のシェフ」では豊臣秀吉自体が薄い)。賢婦人として名高いし、もっと魅力的なキャラになっていいはずなんだけどなぁ。

 

 

センゴク」のクライマックスは何と言っても浅井家の小谷城の攻略シーンだ。大手堀、畝堀、曲輪群、そして隠し銃座込みの虎口。難攻不落の小谷城だ。

 

この難所を、一兵卒であるゴンベイは、竹を何本も束ねた竹把を盾にして攻め込んでいく。竹把は銃の弾ははじくけど、火矢には弱い。そんな頼りないものをかついで、ひたすら走る。いくさ人とは何と勇気のある者どもだったか。

 

城をめぐる攻防を描いた歴史漫画は数多かれど、これだけ綿密に城攻めを教えてくれたのは「センゴク」が始めてだ。

 

 

これからは第2部、3部、4部と読み進めていこう。

 

センゴク天正記(1) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク天正記(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

 

 

 

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【漫画でファッション】ヨーロッパのエレガンテより日本のコンフォートが世界を席巻する⁉️

 

 

 


今回は第1部、全32巻までを一気読み――。

 

 


イタリアは南部のナポリで日本人の仕立て屋が活躍するこのシリーズも現在第4部に達するロングランとなった。


順番が逆になったけれど、先日、第3部を一気読みしたばかり。

 

 


この後は第2部、そして第4部と読んで行くことになりそう。

 

 

 

それにしても、紳士服の世界は奥が深い。とりあえず、スーツ着てりゃO.K.でしょ、ではないんである。

 

 

そして、日本の紳士服事情の特殊性も、この作品によって知った。


冠婚葬祭でもないのにブラックスーツ&白シャツ、シャツの下に肌着、胸ポケ付きワイシャツ、紐靴ではなくスリッポン、形状記憶合金シャツや洗濯機ウォッシャブルスーツも、たぶんローカル・スタンダード。

 

どうもこれらはファッション後進国アメリカから洋装が伝わったことにも原因があるようだ。

 


この漫画の凄いところは、紳士服が、イギリスとフランスとイタリアでどう違うのかを解説してくれる所だ。


自分の存在証明となるレジメンタルタイにエンブレムをつけた軍服のようなイギリス服。

 

対しては、「雨振り袖」のようにリゾート地みたいにリラックスした風情のナポリ。華麗さ追求のフランス。

 

 

お国柄だけでも違うのに、同じイタリアでも、北部のフランス寄り貴族風味なミラノと南部リゾート地でざっかけないナポリとでは全くスーツの「景色」が違ってくるそうな。ああ、ややこしい。

 


毎日着る服、ファッションで自分を表現しなければならないというのは、ほとほと面倒くさい。ファッション後進国の日本で良かった気がする。

 

 

そういう自分はファッションで何を表現しているのか?

 

職場用、家用、休日外出用をそれぞれ制服化して同じ服装を3セット用意しローテーションしてミニマリストであることを表現。

 

職場用の服は全身UNIQLOでどうしようもなく日本人であることを身分証明としている。

 

シャツ、パンツ、ジャケット全てストレッチ効きまくりのジャージー素材にしてエレガンテよりコンフォート(シンドない)であることを追求。

 

 

まあ、ドレスコードがユルい職場であることが前提だけど、かなり良い加減な服装だ。

 

言い訳になるが、春は花粉症、夏は酷暑、秋は台風、冬は厳寒のニッポンでは、ヨーロッパのエレガンテはどだい無理である。湿度、高いし。オリンピックのマラソン会場が変更になるぐらいだしなぁ。

 

 

それだけに、日本から、出来るだけ身体に負担をかけない、コンフォートな紳士服モデルを世界に向けて発信出来ればなぁ、と思うのだが、無理かな?

 

 

 

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【漫画で日本の中世】悪党の世界と楠木正成。歴史好きになった原点「千早城のまもり」

 

 

バンデット(1) (モーニングコミックス)

バンデット(1) (モーニングコミックス)

 

 

鎌倉時代から南北朝時代への過渡期が舞台。漫画で日本の中世が舞台になるのは珍しい。

 


主人公は下人。早い話が奴隷だ。


奴隷身分から抜け出し、腕っぷしにものを言わせ、弓や馬を覚えて、いっぱしの「悪党」になっていく。悪党は、透波(すっぱ)、乱波(らっぱ)、野武士、後世に下って足軽などと呼ばれた。

 


ビッグネームとしては、赤松円心、大塔宮、楠木正成後醍醐天皇足利尊氏新田義貞などが出てくる。

 


物語は第6巻で唐突に終わる。打ち切り? 検索してみたけどよく分からなかった。惜しい! これから北条政権が倒れて南北朝の争いが本格化するところだったのに。朴訥過ぎる新田義貞とか、もうちょっと読んでいたかった。

 

バンデット(6) (モーニングコミックス)

バンデット(6) (モーニングコミックス)

 

 

 

それにしても、武士と「悪党」の違いがリアルに分かる物語だった。

 

武士とは、系図がはっきりしていて、家族や親類もいる。

 

悪党は、早い話が住所不定無職の一人者、「ならず者」だ。どこから来たのか、親は誰か、さっぱり分からない。ただ腕力だけがあって、それを頼りに無法なことをする。地縁も血縁も無いからやりたい放題。

 

武士と言うのは、少なくとも鎌倉時代あたりまでの武士は、現代の我々から見ると、ヨーロッパの貴族のような者のようだ。

 

だから、悪党であった楠木正成がどんなに意見を言っても、やんごとない武士の方々がちっとも言うことを聞くわきゃないのだった。

 

むしろ、後醍醐天皇って、よくもまあ楠木正成に召集をかけたもんだと、そっちの方に感心してしまった。当時の感覚としては犯罪者を仲間に引き入れたようなものだ。

 

 

その楠木正成は、この物語では「ひりつく」感覚を求めて戦へと没入していく。かの有名な千早城に立てこもったりもする。

 

忠義の士というよりは天然な感じ。ぼやんとした人間が生死の境に分け入っていく様は、一般人から見ると異様に見える。本人はいたって平静なのがまた不気味だ。

 

 

思えば、歴史ものに興味を持ったのは、小学校の図書館で借りた本がきっかけだったように思う。

 

太平記―千早城のまもり (はじめてであう日本の古典)

太平記―千早城のまもり (はじめてであう日本の古典)

 

 

少数で大軍を追い返し、悲劇的な最後を迎える。この楠木正成に胸ときめかせたものだ。真田幸村なども、この延長上かもしれない。

 

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

 

 

同世代の歴史好きと話をしていたとき、お互いに、「千早城のまもり」を読んでいたことが分かって盛り上がったことがある。似たような人が他にも居るのかな?

 

 

歴史好きになった原点とも言える中世の時代。漫画はあまり見当たらないから小説の方になりそう。これからはガンガン読んでいこう。

 

私本太平記(一) (吉川英治歴史時代文庫)

私本太平記(一) (吉川英治歴史時代文庫)

 

 

 

 

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【漫画で都市生活】生きづらくても栄誉ある孤立を選んだ人だけが楽しめる都市生活の魅力!

 

 

 

今回はファーストシーズンとも言うべき計27冊と、最新シリーズの計7冊を一気読みした。こちらは最新シリーズ――。

 

Papa told me Cocohana ver.1 ~丘は花でいっぱい~ (マーガレットコミックス)
 

 

最初の第1巻が発売されたのがもう30年も前になることに驚き、今なお描き続けられていることに驚いた。

 


テーマは一貫している。

 

都会のマンションで暮らしている父子家庭を軸に、お一人さまキャリアウーマン、子どもができない主婦、イジメにあってる子ども、一人暮らしのお年寄り、LGBTの人など、世間の普通とはちょっとだけずれてしまった、それ故に生きづらい人達が登場する。


この人たちは世間から見ると孤独な人生をおくってるように思われてるけど、本人達は「栄誉ある孤立」を選び、潔く、そして意外と楽しく生活している。

 

かわいそうなコ?
その本当の意味は
「かわいそうであって欲しい」コよ
「かわいそうであるべき」コ

かわいそうじゃないコと
つまり自分の子供と区別するために必要ってわけ


悪意はそんな風に私達を縛るの
素朴で優しい人たちの「罪の無い」悪意はいっそう強く

 

 


敵となるのは、ごく普通の人の、あくまで善意なので根は深い。目の前の敵を倒せばそれで済むわけでもない。華麗にスルーしてやり過ごすしかないのだ。

 

 

もう一つ、この物語で印象的なのは都市生活の鮮やかさだ。


都会には自然がない。食べ物もまずい。人間関係も希薄だ。人の住むところじゃない。都市生活はそんな風に言われ続けてきた。


でも新しいビルができれば、必ずエアポケットのような小さな公園ができるし、公園の緑は専門家が管理して季節ごとに都市生活者の目を楽しませる。


自分しか客がいないんじゃないかと思う不思議な店、意外な掘り出し物が見つかるフリーマーケット、時間が止まったような古本屋・古道具屋、テイクアウトが美味しい中華、などなど。

 


この漫画を読んでると、都市生活が実に楽しそうに魅力的に見えてくる。


特に、爽やかな季節にマンションのベランダで食事をしたりお茶をしたりするのに憧れた。自分の経済力ではとても無理な話だが……。


将来、都会のマンション暮らしは無理としても、団地暮らしをしてみようかな、などと思っていたけれど、この物語を読んで、気持ちが加速した感じだ。

 

 

 

最後に――。

 

この物語はシリーズとシリーズの間にも4冊ほどあって、セレクションかと思って読まなかったけど、どうもそうでは無かったようだ。

 

まだ、あと、4冊、楽しめる。

 

 

 

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【漫画で元寇】今なお鎧を着て海に向かって弓を放つ儀式。対馬に燃える!

 

 

 

 

今回は9巻まで一気読みした。あまり縁のなかった鎌倉時代。有名な割には、よく知らない「元寇」。同時に分かる作品だ。「一生懸命」ではなく「一所懸命」なのだ、と。

 

元寇だって、社会科の授業では、モンゴルが二回やって来たけど、二回とも神風が吹いたらもうお終い。鎌倉武士は勇敢に戦いました、で終わり。

 

 

当たり前と言えば当たり前だけど、モンゴル側にだって色々ある。

 

モンゴル民族単独ではなく、モンゴルに降伏した民族の連合軍だ。先に降伏したものが優先されるクラスカースト? はあるし、服属して良い地位をとろうとする者があり、反抗的な者もある。抜け駆けする者もあれば、戦いに消極的な者もある。

 

日本側にだって、家族のために命懸けになる者がいれば、家族にために裏切りする者もいる。

 

様々な者を呑み込んで生き物のように戦が動いていくのだ。

 

 

このような戦のバックヤードも面白かったけど、それ以上に舞台となった「対馬」の魅力にも圧倒された。

 

十年位前に用事で福岡に行った時、暇をもてあまし
て町中を散歩していると小さな石垣を見つけました。
看板には元寇防塁とありました。

かつてこの国が存在するか消滅するかがこの石垣の形作る華奢なライン一本にかかっていたのです。
しかし今では見る影も無くひっそりと、それは大学か
何かの敷地の片隅に横たわっていました。

自分はそのギャップに燃え続けます。

 

自分が一番燃えたのは蒙古上陸の浜で今でも行われている「鳴弦の儀」だ。鎧武者が海に向かって並んで、海に向かって弓を射る。燃えるな~。

 

対馬の森の奥深くにある金田城も燃える。元寇の時代をさらに遡って古代の頃、防人が築いたという立派な石垣。この城にこもって蒙古と戦ったのはフィクションらしいが、古代にこんな城が作られて、今なお森の奥深くに存在しているというのが凄い。

 

 

本筋とは関係ないのでさらりと描かれていたけど、津島は内湾が入り組んでる島で、島中央部を西から東へ抜けるときは、一部、陸の上を、船を綱で引っ張って通り抜けたという。

 

世界史で、○○の戦いとかで、船を陸の上を運んで奇襲したって話がなかったかな。「海皇紀」でも似たようなネタがあった。何から何まで燃えるなぁ。

 

 

 

対馬、行ってみたくなったな。

 

 

物語は、9巻ラストでは押し寄せる蒙古大軍に皆殺しにされそうな雰囲気が濃厚。悲惨なラストになりそうだ。

 

 

 

でも、次シリーズの博多編が始まってるので、少なくとも主人公は生き残りそう。

 

 

 

そもそも、よく考えたら対馬編は元寇全体から見れば単なる局地戦なのだ。そんな単なる局地戦にこれだけのドラマを詰めこんだ作者の力量に敬服!

 

 

正直、ファーストシーズン最終巻をこれから読むのが辛い。あれだけ躍動していたキャラクター達が次々と死んでいくのを見なければならないような予感で……。

 

 

 

最後に――。

 

物語の登場人物は、返事をするときに「エイ!」と言う。たまに「オウ」とも言う。「エイエイオウ」のエイ? 検索したけど、よく分からんかった。

 

これは戦場で武士が「エイ」と返事だけでなく、姫様が貴人(安徳天皇?)に返事する時も「エイ」なのだ。

 

返事ひとつで、この物語が戦国時代ではなく鎌倉時代なのだ、と分かる。なんか良い! 雰囲気が伝わってくる。「神は細部に宿る」のだ。

 

 

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