ちょうどいいかげん発酵術:発酵生活を始めるのは夏が良いと言われてるけど、あえて冬をオススメする理由


この頃は、豆乳ヨーグルトを発酵させるときに、冷蔵庫の上に置くのが定番になった。

常温発酵だ。

始めは心理的な抵抗があったけれど、慣れてしまうと、どうと言うことも無かった。

むしろ、効率よくなった。

一晩、または、朝置いて帰宅する頃には固まっている。


これから寒くなるにつれて、発酵のスピードはゆるやかになっていく。

夏の間、豆乳ヨーグルトや野菜の塩麹漬け・酢麹漬けは冷蔵庫の中でやってきた。

冬になって寒くなったら、豆乳ヨーグルトのように、野菜の塩麹漬け・酢麹漬けも常温発酵させた方がいいのかもしれない。

試行錯誤の冬になりそうだ。


こんな書き方をしてると、冬は発酵に向かない印象を与えてしまうかもしれない。

実際、発酵生活を始めるなら、夏の暑い時期がいい、と言うのが定説だ。

自分も、そう思っていた。


けれども、今では、初めて発酵させるなら、冬の寒い時期のほうがいいと考えている。

もちろん、なかなか発酵しないで時間がかかるけど、急な温度変化もないので、のんびり構えている限りは安心していられるのだ。


初めて、どぶろくを作ってみたときは、初夏の頃だったけど、日中にいきなり気温が上がって、ほとんど酢みたいなどぶろくができあがってしまった。

しかも、初めてなんだから、少ない量で試せばいいものを、参考にした本の分量そのままに大量に作ってしまった。

今なら思いきりよく捨てるところだけど、当時はもったいなくて、ちびちびと料理用に使った。

全部、使い終わるまでに、どれだけかかったか記憶にないが、使い切ったときにはガッツポーズをしてしまった記憶がある。


そんなわけで、初めての季節には冬をオススメしたい。

気の短い人には向かない季節だけど、そもそも、発酵生活自体、気の短い人には向かない。


放置したまま忘れていたら、びっくりするほど美味しくなっていた、ということは、発酵の世界ではよくある。

自分の場合、キュウリの味噌漬けや酢麹がそうだ。 キュウリは別の食材みたいになってたし、酢麹は驚くほど甘くなっていた。

そんなわけで、安心して放置プレイに取り組もう。


ちょうどいいかげん発酵術プロフィール

花粉症対策がきっかけで「発酵」にハマる。
週末に仕込み、平日に食べる発酵食品ライフを継続中。
マネしてやってみようという人は自己責任でお願いします。