フリーランスは職業、デジタルノマドは生き方
新型コロナウイルス以来、テレワーク・リモートワーク・ワーケーションが注目を浴びるようになった。
では、「ワーケーションのその先」や「ノマドライフ」はどうなってるんだろう?
デジタルノマドの最先端テクノロジーが知りたくなって読んでみた。
意外だったのは、デジタルノマドのサービスやインフラが思っていたより整っていたこと。
そして、何より驚いたのは、日本人が世界で一番ノマドライフに向いているってことだった。
ノマドライフは定着済み
テレワークやリモートワークはだいぶ進んだけど、「ノマド」については、まだまだな印象。
でも、ヨーロッパでは「マーケティングワード」となって完全に商品化されている。
もちろん、サービスやインフラ も整っているそう。
「デジタルノマド」のネーミングは日本人だってのも驚きだ。
日本のパスポートは世界一ィ!
日本人は世界一デジタルノマドに向いているそうだ。
なにしろパスポートが最強。
日本のパスポートはビザなしで訪問可能な国が192 国。
なんと、トップだ。
(ワーストはアフガニスタンの24 国)
それなのに日本人のパスポート取得率は25%。
4人に1人しかいない。
実を言うと自分もそのうちの1人。
確かに、もったいない……。
デジタルノマドビザもあるでよ
デジタルノマドビザはエストニアをはじめ30カ国で発行されている。
例えば──。
・所得税の減税
・住居補助
・複数年のビザ付与
こんな感じでインセンティブを提供しているのだ。
サッカーのロナウド選手の出身地、ポルトガルのマデイラ島には「デジタルノマドヴィレッジ」というコミュニティ まであるそうだ。
デジタルノマドのサービスとインフラ
パスポートやビザ以外にもデジタルノマド向けのサービスやインフラは増えている。
例えば──。
・LCC
(最近はピーチ航空ががんばってる)
・ソーラーパネル
・3Dプリンター ハウス
(お手軽に小屋暮らし?)
・キャンピングカー、バンライフ、車中泊
などなど。
その他、コワーキングスペースやワーケーションなどのインフラも整いつつある。
コロナで加速するノマドライフ
コロナ以来、テレワークやリモートワークが増えた。
もう 「通勤電車や無駄な会議はゴメンだ!」て人も多い。
「デジタルノマド」を読んでみると、ノマドライフは未来の話じゃなくて、すでに進行中なんだってことがわかる。
自分も、とりあえず家を出て、街中のフリースペースや公園でブログの更新でもしてみようか。
Zizi さんの本
「デジタルノマド」の作者 Zizi さんは、他にも何冊か Kindle 書籍を出版している。
Kindle unlimited 読み放題なのも嬉しい。
現在は佐渡島在住。
週3日仕事の脱力ライフを継続中だ。
ストレスフルな SNS を卒業して、Kindle本出版をメインとした活動をしている。
インフルエンサーを目指すのとは違った、オルタナティブなライフスタイルに注目したい。
今後も著作品をフォローしていくつもりだ──。
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