「儲け方」より「支払い方」
電子マネー、ポイント、そして Pay。
お金はどんどんバーチャルになっていく。
やたらと複雑な高度資本主義社会。
お金を儲けても使い方や支払い方がおかしいと損をしてしまうようだ。
作者の橘玲さんは「たった3万円で1週間のハワイ豪華旅行」をしたという。
好奇心たっぷりで読み始めた。
金持ちほど「現ナマ」を使わない？
「得する生活」で検証されてるお金の使い方・支払い方はこんなにある。
・クレジットカード
・金券
・マイレージ
・生命保険
・宝くじ
・消費者金融
・住宅ローン
・リゾートマンションと会員権
金券やマイレージなどは懐かしさを感じる……。
クレジットカードの仕組み
そもそも、クレジットカードって、アメリカ国内の旅行者に支払い手段を提供することを目的としていたそう。
だから、よく飛行場でクレジットカードを提示すれば、ラウンジでタダ酒が飲めたりするワケか。
知らなかったな〜。
それに、カードを使えば客は楽だけど、その分を店が負担していることって考えたこともなかった。
支払いを受ける店からすれば割引販売したことになる。
目からウロコだ。
金券─アナログすぎなポイ活─
スマホ決済するようになってから、すっかり忘れていた「金券」。
でも、金券ショップはちゃんと今でも営業してる。
どうしてだろう？
金券は「贈答用」として、しっかり役割を果たしていたのだ。
中小企業や自営業の裏金作りにも使われる。
選挙の時は金券が飛び交うらしい。
節税対策にもなるのかな？
どうりで金券ショップがなくならないわけだ。
久しぶりに金券ショップをのぞいてみよう。
経済合理的に考える
「お金持ちになる人の考え方」は「経済合理的に考える」に尽きるようだ。
何かサービスを使う時には、誰が得をして誰が損をしているのかを考える。
得をする人がいれば必ずそのシワヨセをカブって損する人がいるわけだ。
お金のヒミツと世の中のカラクリ。
この本を読んだおかげで、少しは見えてきたようだ。
「お金」についてのフォロー継続
橘玲さんのマネー本・経済本は身近なところからマーケットの世界について解き明かしてくれるのでおもしろい。
次はこちらを読むつもり──。
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【プロフィール】
セミリタイア済み節約系FIRE民。
年間約150冊の本と約1,500冊のマンガを読む。
食事は肉・卵・チーズのMEC食＆メガビタミン。
料理は電子レンジ調理・時短料理オンリー。
築50年超の生家でサバイバル中。。。
