「東京基準」で稼ぎ「地方基準」で暮らす
著者の方針はシンプルだ。
賃金が高い東京の仕事をリモートワークで受けて、物価の安い地方で暮らすというもの。
「最新のリモートワーク・テレワークってどんな感じなんだろう?」と知りたくなったので読んでみた(本書は2022年3月刊行)。
読み終えた時には「リモートワークって、ここまで進んでいたのか!」と驚くことになった。
すべてオンラインで完結
作者は、現在、佐渡島在住。
オンライン編集者として活躍中だ。
驚いたのは、面接・採用・実務、すべてオンラインで完結してるってこと。
リモートワークに特化した求人サイトもあるという。
作者によれば、ワーケーションのインフラもだんだん整いつつあるそう。
想像以上にリモートワークって進んでいたのだ。
東京は世界で一番キケンな街?!
もう一つ驚いたのがコレ。
なんでも世界主要50都市の中で最も自然災害リスクが高い、とのこと。
まあ、確かに、もともと日本って台風や地震も多いし。
南海トラフ地震や富士山の噴火 だって心配だ。
東京生活ってハイリスクだったんだな……。
「複業」から「百姓」へ
作者は「副業」から「複業」へとシフトしていくこと、そして「百の仕事をする=百姓」になることを提案。
実際に、佐渡島で、畑で野菜を育てたり、海で魚を釣ったり、ソーラーパネルで自家発電したり、と充実した毎日を過ごしている。
ワーケーションのその先は?
そんな作者は、たくさんの Kindle 書籍を刊行済み。
ほとんどが、kindle unlimited で読み放題だ。
次はこの辺りを読んで行こうか──。
「ワーケーションのその先」が知りたい……。
【プロフィール】
セミリタイア済み節約系FIRE民。
年間約150冊の本と約1,500冊のマンガを読む。
食事は肉・卵・チーズのMEC食&メガビタミン。
料理は電子レンジ調理・時短料理オンリー。
築50年超の生家でサバイバル中。。。