押しつけられてはいないか?
どうしても気になってしまう。
「損をしてはいないだろうか?」
「割りを食ってはいないか?」
「我慢してはいないか?」
でも断れない。
嫌われるのが怖いから。
評判が悪くなったらどうしよう。
だから、この本を読んだ。
「究極の優等生」だった
作者の勝間さんも最初は断れなかったそうだ。
上司から言われたことを素直にやっていた。
振り回されて十二指腸潰瘍に。
さらに、メニエール病にも。
もちろん、長時間労働。
いつも胃痛がしていた、とのこと。
コモディティと子どもサッカー
「コモディティ」とは代わりがきく汎用品ということ。
そうなってしまうのは、「子どもサッカー」をやっているから。
子どものサッカーは、何の戦略もなく、ただボール追いかけ回す。
毎日バタバタと雑用に追われているのが子どもサッカーってワケ。
コモディティも子どもサッカーもNGだってことになる。
「断る力」による理想の世界
戦略的に自分の得意分野に集中してスペシャリティを高める。
「自分の軸」を持った人同士が得意分野を出し合い、不得意分野を補うことで 好循環が生まれる。
これが「断る力」によって起こる理想の世界。
「断る力」は「自分勝手力」とは全く違うのだ。
「断る力」は突破口
勝間さんはこれまで一貫してライフハックやテクノロジーで生産効率を上げようと主張してきた。
しかし、自己啓発のためには、まず時間を確保しなければいけない。
時間を確保するための突破口が「断る力」なのだ。
戦略とスペシャリティ
そして、「断る力」をフル活用するためには、自分の戦略とスペシャリティが必要。
戦略とスペシャリティがはっきりしないと、断るか断らないかの判断ができない。
今まで自分が断れなかったのも、戦略や得意分野がはっきりしなかったからだ。
しみじみ思いあたる……。
「断る力」はAudible で
今回、「断る力」はAudible 聴き放題サービスで耳読した。
朗読は、なんと作者自身による。
プロが演劇調で大げさに読み上げているのと違って、勝間さんがどの部分に力を入れて伝えたいかがよくわかる。
耳読で読書量up
食事をしながら、散歩をしながら 、ぼーっと聴いてるだけで、1日か2日あれば1冊の本を読了できてしまうのだからすごい。
勝間さん自身もAudibleをフル活用している。
https://www.katsumaweb.com/news.php?id=5210
自分もKindle書籍を読み上げさせて耳読するようになってから読書のスピードが上がった。
Audibleでも聴くようになってから、さらに読書量が増えた。
楽して読書量がいつの間に増えているんだからたまらない。
これからも耳読に励もう。
【プロフィール】
セミリタイア済み節約系FIRE民。
年間約150冊の本と約1,500冊のマンガを読む。
食事は肉・卵・チーズのMEC食&メガビタミン。
料理は電子レンジ調理・時短料理オンリー。
築50年超の生家でサバイバル中。。。