らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【生家サバイバル】築50年の家を相続して住み続けることにした。住居費削減以外の思いがけないメリットとは!

 

固定費、住居費を下げたい

物価が上がって社会負担が増えた。
社会負担の年金・税金・社会保険はトータルだと収入の約半分。
固定費や住居費を下げたい人は多いだろう。
賃貸か持ち家どちら?  って問題もある。

 

空き家一歩手前の生家を相続して住む

もし、生まれ育った家が空き家になっていたり空き家になりそうだったら、自分が住むことを想像してほしい。
古い家だから眼中にないかもしれないけど。

 

もちろん、これは一部の恵まれた人にのみ可能なことだ。
でも、空き家がどんどん増えている。
古いというだけで、住める家を放棄している人は多いのでは?

 

賃貸派の自分が持ち家派に

自分の場合、セミリタイアした後、両親が遺してくれた生家(築50年)に住み続けることにした。
最初は違う考え方だった。

できるものなら売却。

そして、団地か学生アパートにでも引っ越そう。

そんで、ミニマルな生活を送るのだ。

こんな感じだった。

 

持ち家派に転んだきっかけは、固定資産税が思っていたよりも安かったことだった。
家が意外としっかりしていたこともあった。

もちろん、あちこちガタがきてるけど、致命傷というようなものはなかった。

f:id:rakuda95:20230522085403j:image

 

生家に住む意外なメリット

とりあえず、という感じで生家に住み続けることにした。
でも、思いがけないメリットがあった。
・生家というバイアスがあるのでストレスフリー
・引っ越ししないので「親の家を片す」もスローペースで良くなった。
──などなど。
どちらも経済合理的な理由ではない。

でも、かなりのストレスから解放された。
こういったことは、ライフプランを考える際に見落とされているのでは?

 

生家というバイアス

住んでいる家は、あちこち黒ずんでいる。

壁や床も所々たわんでいる。
あまり入らない部屋はホコリっぽい。
去年の夏はGがしょっちゅう出た。


もしこれが賃貸 だったら、すぐにでも引っ越しを決意しただろう。

でも生家だったら不思議とあきらめがつく。
「しかたないな」と思える。
意外とストレスがたまらないのだ。

 

「なんでそんな古い家に住んでいるの?」と聞かれても大丈夫。
「生まれ育った家で愛着があるから」と言えばすむ。

 

「親の家を片づける」はゆっくりで

生家で暮らすことにしてホッとした面もある。
引っ越しをしなくてよくなったからだ。
「親の家を片づける」もゆっくりでOK。


両親は物を捨てられない人たちだった。
急いで引っ越しすることになったら、トラウマに残るぐらい大変だったろう。

 

ゆっくりと遺品を整理しながら故人をしのぶ

そんなわけで、セミリタイアした今は、ゆっくりと家の中を片づけながら暮らしている。

メモや書類や道具などを一つ一つ確認して整理する。
整理しながら両親のことに思いをはせる。

古い生家に住むのは悪くない

もし生まれ育った家が空き家だったら、自分が住むことを想像してみてほしい。
お金に換算できない意外なメリットがある。

少なくとも自分は、悪くないじゃん、と思っている。

 

 

【プロフィール】

セミリタイア一年生。

節約系底辺FIRE民。

 

年間約150冊の本と約1,500冊のマンガを読む。

 

食事は肉・卵・チーズのMEC食&メガビタミン。

 

料理は電子レンジ調理・時短料理オンリー。

 

築50年超の生家でサバイバル中。。。