第7巻からはキャンパスライフ編──。
意外だったのは 東京芸大にも「文化祭」があること。
美大生っていかにも共同作業が苦手そうなイメージ。
でも全員参加で法被と神輿を作る。
芸大生はみんなアーティストの卵たちばかり。
だからクオリティも凄まじく高い。
上野なら割と近い。
見物してみたくなった。
ただ主人公・矢口八虎の大学生活は苦戦中のようだ。
八虎はコミュ力が高い。
何でも、そつなくこなせるタイプ。
その分、人の顔色を伺ってしまう。
「自分勝手力」が足りない。
ソリの合わない教授に「これ、絵画でやる意味ある?」と言われると言い返せなくなってしまう(キツイ……)。
この辺りは「ラーメン発見伝」を思い出す。
「ラーメン発見伝」の主人公はライバルに言わせると「偉大なるラーメンマニア」。
課題を与えればソツなくこなす。
でも自分で課題を見つけることができない。
自分がどんなラーメンを作りたいのかもわからない。
八虎と重なって見えた。
八虎の救いになるのは 友人・仲間たちだ。
東京芸大は多浪が当たり前。
現役合格の八虎だと年上の友人ばかりになる。
年上の奇人変人にもまれながら八虎は成長していく……。
東京芸大のキャンパスライフについてはこちらの漫画もある。
彫刻家の人間がすぐチェーンソーを振り回してた記憶が……。
迷走する八虎の大学生活は、これからどうなっていくんだろう?
できれば芸大生の就活編まで読んでみたい。
【プロフィール】
セミリタイア済み節約系FIRE民。
健康優良寝そべり族。
家でごろごろしていたい。
街をぶらぶらしていたい。
健やかにだらだらしたい。
寝そべりながら本を読みマンガを読む。
自転車通勤を卒業して「歩く人」へ。
睡眠重視のロングスリーパー。
食事は
肉卵チーズのMEC食&メガビタミン。
料理は電子レンジ調理・時短料理。
親が遺してくれた生家に籠城中。。。