サブタイトルは「53歳シングルマザー」。
別に53歳でもシングルマザーでもないけど、漫画なら読みやすいかと思って読んでみた。
これが大正解！
今までライフプランとかファイナンシャルプランとかの本を読んで来なかったのはややこしくて難しそうだったから。
ちゃんと考えておかなきゃと思いつつ手が出ないでいた。
優しい絵柄の漫画を読むことで、ようやく実現した。
でも内容はかなりシビア。
いきなりエンディングノートの話から始まるのには驚いた。
確かにシングルマザーだと、病気で寝こんだ時に自分の子供の行く末が心配になるのも無理はない。
でも、お一人様だって「入院セット」は作っておいた方が良さそうだ。
「人生の見える化」も重要。
人生の夢は？ と聞かれても特にないけど、本書のように細分化するといくつか出てきそう。
・死ぬまでにやらないと後悔すること
・これから手に入れたい暮らし
・欲望リスト
・習いたいことリスト
リスト化はやる気スイッチでもある。
夢や希望だけじゃなくて自分の置かれる現実も見なきゃいけない。
人生100年時代だと、どうしてもサービス付き高齢者住宅への入所が避けられそうもない。
でも、決して軽い負担ではない。
気の滅入る話──。
それでも、作者が言うことには、やりたいことや気がかりなことについて考えているうちに、「死んだらどうしよう」とは思わなくなってきた、気が楽になっていたとのこと。
これがライフプランを考える一番のメリットかも。
ひとつエンディングノートの完成目指して取り組んでみるか。
意外だったのは「デジタル遺品」。
これはについては考えたことなかった。
「個人アカウント管理連絡先」や「アカウント無効化管理ツール」などのサービスも始まっているそう。
ライフプランやファイナンシャルプランについての情報収集開始1冊目にこの漫画を読めたのは幸運だった。
作者の星わにこさんの絵はほっこりしてて好感度高い。
他のコミックエッセイも読んでみるつもり。
【プロフィール】
自称セミリタイア・節約系FIRE民。
健康優良寝そべり族。
家でごろごろしていたい。
街をぶらぶらしていたい。
健やかにだらだらしたい。
寝そべりながら本を読みマンガを読む。
自転車通勤を卒業して「歩く人」へ。
睡眠重視のロングスリーパー。
食事は
肉卵チーズのMEC食＆メガビタミン。
料理は電子レンジ調理・時短料理。
親が遺してくれた生家に籠城中。。。
