らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【ナウシカ考 風の谷の黙示録】難易度高め。でも、たくさんの参考文献や関連作品を読んでみたくなる。

民俗学者 赤坂憲雄さんが25年にもわたって考え続けた「風の谷のナウシカ」論。

赤坂さんも 漫画版「風の谷のナウシカ」に魅せられた一人だったのだ。

 

ナウシカ考」を手に取ったのは、最近、新聞で「コロナ下で読み解く『風の谷のナウシカ』」を読んだのがきっかけ。

で、「危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』」を読んでみた。

ちなみに赤坂さんも「危機の時代に〜」に寄稿している。

 

「危機の時代〜」では、ジブリのプロデューサー 鈴木さんのインタビューも載っている。

インタビューでは、宮崎駿さん自身が「ナウシカ考」を読んで「俺こんなこと考えて描いていないよなぁ。でも面白いよ」などと言っていたというのだ。

そんなわけで「ナウシカ考」を読んでみた。

 

結論から言ってしまうと、内容は難しくて何が何だか さっぱり よくわからなかったw

しかし 学者の先生が書かれているだけあって、とにかく深く読みこんでいるのは伝わってくるし、参考文献が山ほど出てくる。

宮崎駿さんの過去作品とナウシカとのつながりや、過去作品・ナウシカの元ネタがこれでもかというぐらい 次々と出てくるのには感心してしまう。

ナウシカが「虫めづる姫君」からインスピレーションを得たのは 有名な話だけど、「エフタル」や「ペジテ」などのネーミングは中央アジアからの影響が濃い、など。

内容が理解できなかったのは残念だけど膨大な参考文献集として読んだ。

 

過去作品ではこちらを読みたくなった。

シュナの旅 (アニメージュ文庫)

シュナの旅 (アニメージュ文庫)

Amazon

アニメ化はされてないけど、かなりナウシカとの関連性が強い作品のようだ。

 

こちらも見てみたい。

この画集の存在は知らなかったなぁ。

下手な美術館のカタログよりも クオリティ高そう。

 

どちらも図書館で借りられるのが ありがたい。

 

 

宮崎駿さん関係ではこちらの本も面白かった。

自分の場合、アニメーターとしてよりも漫画家としての宮崎ファンなのだ。

アニメもいいけど 漫画を描いて欲しいなぁ。

 

ジブリ美術館にも行ってみたい。

セミリタイアして暇になったことだし、花粉症 シーズンが終わる5月の連休明けあたりにでも行ってみようかね……。

 

 

【プロフィール】

自称セミリタイア・節約系FIRE民。

 

健康優良寝そべり族。

家でごろごろしていたい。

街をぶらぶらしていたい。

健やかにだらだらしたい。

 

寝そべりながら本を読みマンガを読む。

 

自転車通勤を卒業して「歩く人」へ。

睡眠重視のロングスリーパー

 

食事は

肉卵チーズのMEC食&メガビタミン。

料理は電子レンジ調理・時短料理。

 

親が遺してくれた生家に籠城中。。。