らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【泥まみれの虎  宮崎駿の妄想ノート】「風の谷のナウシカ」以外でも読める宮崎駿さんの漫画

 

 

偉大なアニメーターの脳内は

こんなにも広大で緻密なのか……。

1944年 エストニア

ドイツとソ連軍(ロシア)の

戦争があった。

「泥まみれの虎」は

ソ連軍の進出をくい止めた

若きドイツ人戦車長の活躍を

宮崎駿さんが漫画化したものだ。

漫画だけじゃなくて、

たくさんの写真やイラストで

戦車に乗って戦うということは

どういうことなのかを教えてくれる。

 

弾丸の薬莢を尿瓶代わりにしたり、

トイレ(大)は交代で野グソしたり、

狭い空間で風呂にも入れないから

匂いがひどかったり……。

 

戦場というものは

最初から最後まで混乱していて

その中で

どうやって勝機を見い出すかが

勝敗の分かれ目だということも。

 

皮肉なのは

宮崎駿さんも驚いているように

ソ連兵が

凍りつく泥土においても

愚直に執拗に不屈の精神で

次々に仕掛けてくること。

これが今現在は

ウクライナへ向けられて

しまっているのだ……。

 

 

それにしても、

宮崎駿さんの妄想力には驚愕。

たくさんの資料の読み込み、

現地を訪ねた上で、

インプットしたものを

絵や漫画で広げていく。

いったい、

どんな脳みそしてるんだろう……。

もう一つの 妄想ノートも

読んでみたくなった。

単行本 なので

図書館でも借りられるのが ありがたい。

 

もともと、

「泥まみれの虎」は

ナウシカつながりで

読んでみたくなったもの。

セミリタイアして暇になったし、

スタジオジブリ美術館にも

行きたくなったな。

 

ところで、

妄想ノートを読んでいるうちに

軽いデジャヴを感じたのだが、

よく考えたら これだった。

アニメーターが設定を考えていく様を

エンタメ化して大人気の作品。

無料漫画アプリでも

かなり読めるのがありがたい。

 

漫画は好きだけどアニメは見ない。

でも、

アニメーターが描いた漫画や

アニメーターを主人公にした漫画は

なぜか大好物。

このジャンルは

これからも読んでいこう。

 

 

【プロフィール】

自称セミリタイア・節約系FIRE民。

 

健康優良寝そべり族。

家でごろごろしていたい。

街をぶらぶらしていたい。

健やかにだらだらしたい。

 

寝そべりながら本を読みマンガを読む。

 

自転車通勤を卒業して「歩く人」へ。

睡眠重視のロングスリーパー

 

食事は

肉卵チーズのMEC食&メガビタミン。

料理は電子レンジ調理・時短料理。

 

親が遺してくれた生家に籠城中。。。