らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【新 理系の人々】都心を水害から守る地下巨大トンネルの取材が圧巻!

 

 

いのちを救え! 防災プロジェクト最前線

 

安定の

理系あるあるコミックエッセイ。

今回手に取ったのは、

防災をテーマにした取材が

3本入っていたからだ。

 

なかでも、

都心を水害から守るトンネル

神田川・環状七号線地下調節池」は

ピカイチのおもしろさだった。

 

2019年の台風19号で活躍したから

名前は知ってたけど、

これほど巨大なものだとは

思わなかった。

 

なにしろ

建設費だけで1,010億円。

 

新国立競技場と

たいして変わらない。

 

よしたにさんも感心してたけど、

土地のない東京で

調節池を作る時に、

環状7号線の下なら

東京都の土地だと

地下に作ることを

思いついた人は天才!

 

 

高度経済成長期に

森林や田畑が

アスファルトで覆われて

一気に水害が増えた。

 

おまけに地球温暖化

 

地面をふさいで地下を掘ることに

矛盾を感じないわけじゃないけど、

もう東京は後戻りできないだろうし

地下トンネルの存在感は増す一方だ。

 

実際、

同じ地下型の白子川地下貯水池との

連結計画も進んでいる。

 

地図で見るともう地下鉄。

 

 

地下巨大トンネルは、

防災としても

理系カテゴリとしても

魅力的な取材先だった。

 

もういっそのこと、

防災だけで丸々一冊、

コミックエッセイに

してくれないかな。

 

編集者さん、ぜひぜひ!

 

 

よしたにさんは

地政学をテーマにした

コミックエッセイも描いている。

こちらも、おもしろかった。

 

 

「理系の人々」は全6巻。

 

 

「新理系の人々」は

続巻が刊行されている。

 

 

【プロフィール】

節約系底辺FIRE

セミリタイア)目指す

ナマケモノ&寝そべり族。

 

寝そべりながら

年100冊の本を読み、

年1,000冊のマンガを読む。

 

片道一時間の自転車通勤は

10年を突破。

 

食事は

肉・卵・チーズのMEC食&

メガビタミン実践中。

 

料理はレンチン&時短料理。

 

親が遺してくれた生家に籠城中。。。