らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【 行動経済学まんが ヘンテコノミクス】まるで心理テストのよう。マーケティングに騙されないための必需品!

 

行動経済学
【behavioral economics】 とは 

 

今までの経済学は、

「人間は必ず合理的な経済行動をするもの」

という前提で構築されてきました。

 

ところが普段の私たちは、

それでは説明できない

非合理なふるまいを多くしています。

 

行動経済学とは、

従来の経済学では説明しきれない

人間の経済行動を

人間の心理という視点から

解明しようとする新しい経済学です。

例えば「極端回避性」。

 

あるレストランで

A ランチが1500円、

B ランチが1300円。

これだと安いB ランチばかりが売れてしまう。

 

もう1つ S ランチ1700円を作ると、

真ん中の A ランチが売れるようにな る。

 

これって日常生活あるあるだ。

「ヘンテコノミクス」では

心理テストのような

行動経済学用語が次々と紹介されていく。

 


面白かったのは 「プラセボ効果」 。

偽物の薬を

本物と偽って飲ませると

本当に効果が出てしまうってやつ。

 

これをラーメン屋に応用すると、

秘伝のたれを使ったと嘘をついて、

いつもと同じラーメンを、

高級な丼に入れて、

値段を高めにしてお出しする。

これだけで売り上げが

アップしてしまう。

このネタ、

ラーメン発見伝」でもやっていたな。

ちなみにこのプラセボ効果

偽物の薬というものが

本当に存在して販売されている。

 

薬を飲まないと気がすまない

高齢者のためにあるそうだ。

 

行動経済学

騙しのテクニックだけ

というわけじゃないってこと。

 


もともと行動経済学は、

中国嫁日記」作者のコミックエッセイで その存在を知った。

こちらは「 中国嫁日記」 最新刊。

 

最近は

新しい学問として注目されてるようだ。

 

 

次はこちらを読んでみるつもり。

 

エンタメでも

行動経済学をテーマにした

漫画が出始めている。

これまで

騙しをテーマにした作品を

手がけてきた作者が

行動経済学

どう料理するのか楽しみだ。

 

単行本化が待ち遠しい。

 


【プロフィール】
節約系底辺FIRE(セミリタイア)目指すナマケモノ&寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み、年1,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食でメガビタミン実践中。
料理はレンチン&時短料理。。。