らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【大黒柱 妻の日常】男女役割逆転! 抱える プレッシャーやモヤモヤも逆転!!

 

共働きワンオペ 妻が、夫と役割交代してみたら?

共働きが増えて、女性の方が収入が多いというのも今時は珍しくなくなってきた。

なんなら専業主夫もいる。

 

特別 珍しいことでもないよなぁ、と読み始めてみたのだが、なかなかどうして面白かった。

 

「大黒柱妻~」の場合、女性の方が思いっきり仕事をしたい、金を稼ぎたいと思っていて、男性の方はそれに合わせて家事や育児を積極的に引き受けるために負担の少ない仕事に転職した。

 

妻が大黒柱になる、経済を支えるとはっきりさせてからのスタートだってのがポイント。

それだけ プレッシャーも大きくなる。

 

そして男性の方も、はっきりと専業主夫になったわけではなくて仕事もしているってのが悩ましいところ。

仕事をしながら家事・育児を主に担当ってことで、いろいろ割り切れないモヤモヤが大きくなってくるのだ。

 

役割交代しただけで、これまで男女が抱えてきた悩みもそっくり 入れ替わってしまうというのは、ちょっと驚き。

でも、あるある――。


大黒柱妻が夫や子どもの輪に入れず仕事に逃げてしまうエピソードには笑ってしまった。

昭和のオヤジそのまんま。

大黒柱 妻も、それを「わかっちゃいるけどやめられない」。

 

夫は夫で、仕事に夢中な妻に何を言っても生返事ばかり返ってくるのにイライラ。

主婦の不満が理解できるようになってしまう。

 

家事や育児をお金に換算するとどうなるか? 

愛情とハカリにかけるとどうなるか? 

同調圧力にはどう向き合う?  

このあたりは逃げ恥でも取り上げていたなぁ。

こちらは初巻と最新巻――。

 

「大黒柱妻~」ラスト、大黒柱妻は仕事を詰めこみすぎて ダウンしてしまい、家族や健康のありがたみを改めて理解する。

あまりにも予定調和すぎて、ちょっと肩すかしな感じ。

これは作者も同じようで消化不良みたい。

『大黒柱妻の日常』 1冊目が終わったばかりですが、 続編が出ます。
大黒柱妻というテーマで絶対に描きたい、書かざるを得ないエピソードが盛りだくさんです。 時間は少しかかると思いますが、是非読んでいただきたく思います。

続編に期待したい――。

 


【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。