「ゲーム理論」て聞くとチャラい 印象があるけど、ゲーム理論は問題解決のためのツールだ。
物語では、さびれた温泉街で地域を活性化しようと奮闘する主人公を通じて描かれる。
ゲーム理論としては「囚人のジレンマ」「コーディネーションゲーム」「ダイナミックゲーム」「行動経済学的ゲーム」などが紹介されていく。
でもそれより重要なのは、「モノの見方を変える」こと。
・全体像を客観的に俯瞰する。
・複雑な事態を単純化する。
・自分と相手の利得を考えwin-winの状態(ナッシュ均衡)を探る。
などなど――。
別に 魔法のようなものでもなくて、思ったより地道な印象。
当たり前のことを当たり前にひとつひとつ丁寧に考えていこう、と聞こえた。
これは、ややこしい現実を無理やり ゲーム理論に当てはめていくものではなくて、一歩引いて冷静に考えていくきっかけになるものじゃないか。
高度情報化、デジタルトランスフォーメーション、グローバル化、高度資本主義化などなど、今時の世の中は複雑すぎる無理ゲー社会なので、どう判断すれば良いのか分からなくなることがしょっちゅうある。
難しくて、よくわからないところもたくさんあるけど、ゲーム理論は自分にとって役に立つものになりそう。
元々 ゲーム理論に興味を持ったのは 橘玲さんの本がきっかけだった――。
ゲーム理論については、次にこの本を読んでみようかと思ってる――。
行動経済学もおもしろそう――。
【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。