東京街歩きとカメラ女子のマリアージュ。
主人公の歩は写真初心者の女子高生。
フィルム写真が好みで二眼レフのカメラを使ったりもする。
被写体は身近な東京の街並みだ。
街歩きは、かっての自分の趣味なので、ところどころ懐かしく思ったり、こんなところがあったのかと思ったりしながら読んでいく。
それぞれの話の後に掲載される作者のコラムや街歩きマップも楽しい。
中でも行きたくなってしまったのは「小名木川エコボートツアー」だ。
中でも、荒川ロックゲートは水面の高さが違う二つの川の間を船が通行できるようにするための施設で川のエレベーターのよう。
「水の東京」は心揺さぶられるテーマだ。
今なら全3巻、Kindle unlimited 読み放題で読める。
第3巻になると、歩は所属する写真部で写真甲子園を目指すのだが、これもまた魅力的なイベントだった。
写真の町、北海道東川町で開催されていて、5ヶ所のステージを転戦しながら撮影して競い合う。
3人一組の団体戦だ。
大会は写真部 OB ・OG のボランティアで運営され、出場者は地域住民の家へホームステイしたりもする。
なんとも魅力的な大会だなぁ。
なんだか羨ましい。
作者も気に入っていたようで、写真甲子園をフォーカスした作品もある。
こちらも読んでみよう。
この「東京シャッターガール」、全3巻らしいけど、最終回のお知らせもなく唐突に3巻が終わる。
ネットで検索してもよく分からない。
「実質、打ち切り」って?
実写化もされたようなのに、なんでこんなことになったんだろう……。
しかたがないので同じ作者の類似作品を読んでみることにしよう。
第4巻の発行、連載再開を強く望む!
【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。