らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

漫画【BLUE GIANT SUPREME】圧倒的な練習量が圧倒的な音圧を産みだす

 

 

ジャズ漫画、セカンドシーズン――。

 

 

ついに、

ヨーロッパへ

進出した宮本大。

 

ドイツのミュンヘン

到着したその日から

さっそくサックスを吹いている。

15時間、

飛行機に乗ったあとだというのに。

 

外国を舞台にすると

際立つのだが、

とにかく

圧倒的な練習量だ。

 

日本にいたときから

そうだったけど、

サックスのメンテナンスの日以外は、

川辺で吹きまくってきたのだ。

そして、これからも。

 

 

もちろん、

ヨーロッパでも、

様々なドラマが展開される。

一人でやってきたミュンヘン

大を引き立てる協力者。

バンドメンバー探し。

地方へのドサ回り。

初開催されるジャズフェスへの出演。

ロックフェスでのロッカーとの軋轢。

ライバルの登場。

そして大舞台へ――。

 

 

こうしたドラマの間にも、

ひたすら大は

川辺でサックスを吹く。

歩く人は足を止めて聴き入る。

ちいさな子どもに

話しかけられたりもする。

(彼は後にサックスプレイヤーになる)

みんな、みんな、

立ち止まってしまう。

 

 

ドイツの川辺で

大がサックスを吹いているシーンがあって、

それがとてもお気に入りだ。

 

通りすがりの人が、

つい、立ち止まってしまうのだが、

大は川に向かって吹いているので

「観客」に気づかない。

 

聴いている人たちは

「こっち向いてくれないかな」と

思っているのだが、

一心不乱に吹き続ける大は

全く気づかない。

夕暮れの中を吹き続ける。

 

 

こうした圧倒的な練習量に支えられて、

ライブで観客を圧倒する

「音圧」が生まれる。

 

大にとっては、

この練習時間こそが

人生のメインで、

それ以外のことは

サブなのかもしれない。

イチロー

ルーティンのように。

 

 

これだけサックス一筋なだけに、

セカンドシーズンでも、

ヒロインは誕生しなかったなぁ。

 

これだけの天才・天然になると、

釣り合う女の子はなかなか難しい。

 

まあ、そうはいっても、

ほかの漫画、

天才を主人公にした漫画でも、

ちゃんとヒロインはいるのだから、

サードシーズンでは、

ぜひ、納得できるヒロインを

登場させて欲しい。

 

ちなみに、

ちゃんとヒロインがいる漫画――。

め組の大吾(1) (少年サンデーコミックス)
 
capeta(1) (月刊少年マガジンコミックス)

capeta(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

 

 

ともあれ、

楽しく読ませてもらった。

セカンドシーズン最終巻はこちら――。

 

 

次はいよいよジャズの本場、

アメリカ編――。

BLUE GIANT EXPLORER(1) (ビッグコミックス)

BLUE GIANT EXPLORER(1) (ビッグコミックス)

 

 

お楽しみは終わらない――。

 

 

 

【プロフィール】

 

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。

 

 

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