らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【BLUE GIANT】このジャズ漫画を読むと、ジャズがつまらなく聴こえてしまう

 

jazzを超えた

ジャズ漫画を読んだ。

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

 

 

なんだろう、この、音圧。

紙面から、

空気がビリビリと震えるのが

伝わってくる。

ジャズって、

バーか値段の高い蕎麦屋

かかってる心地良いBGM

だと思ってたけど、

パワフルさで

人を夢中にさせる

音楽だったのだ。

 

しかし、

さっそく影響されて、

Amazonプライム

世界的・歴史的に有名な

ジャズを聴いてみたけれど、

「ブルージャイアント」を

読んだ時のような

インパクトはなかった。

 

これはもう、

作者の力量だ。

 

暴言を承知で言えば、

世界的な

ジャズプレイヤーの演奏よりも、

日本の漫画家の

ジャズ演奏シーンの方がスゲぇ、

てわけだ。

 

日本の漫画の

素晴らしさに乾杯!

 

ちなみに、シリーズ最終巻はこちら――。

BLUE GIANT(10) (ビッグコミックス)

BLUE GIANT(10) (ビッグコミックス)

 

 

 

さて、

主人公は、宮本大。

 

高校時代の3年間、

大はひたすら広瀬川

サックスを吹き続ける。

 

来る日も、

来る日も、

雪の日も。

 

いつしか、

圧倒的な練習量で、

圧倒的な音を

出すようになる。

 

こんな大を

周りがほっておかない。

 

 

世話を焼く人が現れ、

師匠が見つかり、

彼女?  もできる。

 

高校を卒業して東京へ出て、

メンバーとバンドを組み、

ライブで実績を上げていく。

 

絵に描いたような

サクセスストーリーだけど、

そんなドラマさえ、

空気が震える「絵」に

圧倒されてしまうので、

オマケみたいに思えてしまう。

 

すごいよなぁ。

 

 

ヒロインらしき

女の子もいたけれど、

いつのまにか、

ナチュラルに

フェイドアウトしてしまった。

 

 

前作もそうだったけど、

主人公が天才すぎて、

天然すぎて、

女の子の入る余地が

なくなってしまうのだ。

岳(1) (ビッグコミックス)

岳(1) (ビッグコミックス)

 

この作者の

わずかな欠点かもしれない。

 

このシリーズは、

ヨーロッパ進出がセカンドシーズン、

アメリカ進出がサードシーズンに

なっている。

 

すでに

サードシーズンも

始まっている。

 

楽しみはつきない。

BLUE GIANT EXPLORER(1) (ビッグコミックス)

BLUE GIANT EXPLORER(1) (ビッグコミックス)

 

 

 

最後に繰り返すけど、

ジャズは、

このジャズ漫画ほど

エキサイティングではなかった。

 

ジャズじゃない。

このジャズ漫画がスゲぇ、のだ。

 

この漫画を読んだあと、

ジャズを聴いて、

がっかりしないように!

 

 

【プロフィール】

 

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。

 

 

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