今回読んだコミックエッセイのテーマは宅配、宅急便だ。
今ならKindle unlimited 読み放題で読める。
宅急便といえば仕事の大変さがたびたびニュースで取り上げられるようになった。
実際金曜の夜に注文すると土日のうちに届いたりする。
いったい何でこんなに早く届くんだろう? と疑問に思ったことはあるはずだ。
作者は現役で宅急便会社で働いてるので、このコミックエッセイを読むと宅配業界のバックヤードがよく分かる。
確かにきつい仕事のようで、配達がメインの人だと、朝8時から夜9時までの勤務がデフォルトらしい。
13時間勤務……。
たびたび昼飯を食べられないことがあるようで、夕飯の支度をする時間になると、キッチンの窓からもれるカレーのにおいで腹がへっていたことに気づく、と言う。
早朝スタッフなどは、朝6時には出勤して仕分け作業を始めているそうな。
ハードだなぁ。
そしてハードな仕事の上、予想外の出来事が次々と起こる。
それは個性的なお客さんのせい。
突然店番を頼まれて身動きできなくなってしまい店長の家族に不思議がられる。
お疲れ様と言って飲み物やお菓子を差し入れしてくれる人もいれば、袋を開けたポテチをそのままくれる人もいる、
なぜか猫をくれようとする人もいる(笑)。
これからは、お客さんに高齢者や外国人が増えていくのでハプニングに出会う確率はさらに上がっていきそう。
かまぼこをくれるおじいちゃん。
「ハンコをポン」の「ポン」に笑い転げる外国人とか。
どうも日本人の擬音は外国人には笑いのツボらしい。
お客さんも色々なら、運ぶ荷物も色々だ。
母の日にはカーネーション、年末にはおせち料理の配達が増えて大変なのはともかく、箱の中からカニやカブトムシが脱走してしまうのはいただけない。
本当に毎日よくいろんなことがあるものだと笑ってしまうやら呆れるやら。
いつか定年退職したら、体を動かす仕事をやりたい、唯一の趣味である自転車を使った仕事かな、新聞配達、郵便配達、ウーバーイーツに自転車宅急便あたり? などと考えていたので宅配業者のバックヤードは個人的にもとても興味深かった。
変化に富んだ毎日が送れそうでボケる心配はなさそうだけど、このハードさについていけるだろうか?
いつか、自転車宅急便をやってる人のコミックエッセイも読んでみたい。
あと、ウーバーイーツを実際にやってる人のコミックエッセイも――。
【プロフィール】
年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。
のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!
・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリストに
・歴史と地理とニュースの社会科好き!