らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

―がんばらないライフスタイルとそのためのライフハック―

【1%の努力/ひろゆき】「働かないアリ」であれ!

 

 

いわゆるビジネス本、自己啓発本は決して嫌いではないけれどイマイチ相性がよろしくなかった。

 

と言うのも、その手の作者らは努力家でセンスも良くて情熱を持って仕事や事業に取り組んでいるからだ。

 

自分だって仕事や日常生活の参考になるならビジネス本だってガンガン読んでいきたいのだが、作者自身と自分とがあまりにもかけ離れているので最初から参考になりそうもない、 としり込みしてしまう。スタート地点から違っている。 いや、ゴールも違うし、ゴールまでの道のりも異なっている。

 

 

いわば脱力系でナマケモノで効率良く仕事をこなして給料分だけはきっちりと働き、家事や日常生活では最低限度のことだけを押さえておいて残りの時間はできるだけのんびりと過ごしたい。もっともらしい言い方をすれば、 ワークライフバランスに留意してスローライフ(今は「ていねいな暮らし」?)を送りたいってとこだ。

 

こんなことを年がら年中考えているので、何事かを成し遂げようと野心にあふれているビジネス本作者たちとは 相性が悪い。とんでもなく悪い。

 

 

そんな自分でも面白いと思えるのが本書などを始めとする「ひろゆき」さんのものだ。

 

1%の努力

1%の努力

 

 

 

かの有名な「2ちゃんねる」の管理人であり、今でも様々なビジネスを展開して著作も多い。

 

なによりも睡眠を重要視し、遅刻が多いことでも有名。これだけでも、いきなり親近感が増す。

 

 

考えてみると2ちゃんねるだって、ひろゆきさんは「場」を作り、基本的にはユーザーがそれぞれ好き好きに場を広げていくスタイルを取っていた。

 

中央集権的に自分が全部管理しようとするワンマン体制とは違い、トップが何もしなくても自動的にビジネスが展開される仕組みやビジネスモデルを作った。

 

乱暴な言い方をすれば、これはナマケモノの仕事のやり方だ。だから自分のような人間にとっては好感が持てる。

 

「働きアリ」は、任された仕事を一生懸命にこなす。巣を掃除し、エサを運び、せっせと働く。

「働かないアリ」は、ダラダラと何もせず過ごし、たまにぷらぷらと外を出歩く。サボっているように見えて、たまに「バカでかいエサ」を見つけて、巣に戻って報告をする。それを他のアリたちが運んできてくれる。
そんな「働かないアリ」であれ。

 

 

本書を読んでいると、とにかく自分の頭で考えている人だな、という印象が強い。

 

必要だったのは、お金や時間ではない。「思考」だった。工夫を取り入れ、「やり方」を変えられること、ヒマを追求し、「何か」をやりたくなること。
つまり、自分の頭で考えるということが大事だった。

 

自分の考えがある人なので、 既定のやり方におかしなところがあるのに気づくし、さらに、そのおかしなところを大げさに改革しようなどと大上段に構えることもなく現実路線に即して修正し、良い意味でちゃっかりと自分のマージンを確保する。結果的にあくせくとがんばらなくても他の人に差をつけてしまうことになる。

 

 

本書は、真面目な人によっては嫌悪感を持つかもしれない。「ズルい」「もっと真面目にやれ」「私はこんなに 我慢しているのに」「私はこんなにがんばっているのに」と言いたげな人たちだ。

 

 

今回の新型コロナウイルス騒ぎの時にも目についたのだが、こういう人たちは、何かはっきりとした方針を国や 地方に決めてもらって、マニュアル通りに動きたいようだ。マニュアルがおかしいと言っては大騒ぎするし、かと言って自分の判断で動くわけでもない。

 

人に言われたとおりに動いて、こんなに自分は真面目にやっていると主張し、 ストレスを貯めこんで、マニュアル通りに動かない人を見ると糾弾する。

 

おかしい所があれば自分の判断でさっさと動いてしまえば良いのにと思うのだが……。

 

 

本書でもさまざまなケースが紹介されているが、つまるところは自分で考え、自分で判断し、自分で決断し、自 分でアクションを起こす。それに尽きるようだ。

 

天才は「1%のひらめき」をして、凡人は「99%の努力」をする。
そのあいだを取り持つ僕は、「1%の努力」で最大の成果を得てきた。

 

 

もう一つ面白かったのは、ひろゆきさんのルーツが赤羽街であったことだ。

 

昼間から働かずにぶらぶらして酒を飲む大人がいっぱいいる「せんべろ」の街。ナマケモノにとっては住みやすそうな街だ。ある意味、シリコンバレーやシアトルとは対極の街(笑)。

 

 

ひろゆきさんが、 ベンチャー企業の創業者たちによく見られる単純な上昇志向に陥らなかったのは、この街 による影響も少なからずあったのでは?

 

赤羽で、昼間から、日本酒をおでんの汁で割って飲みたくなったな。味は実際のところ微妙なようだけど。

 

孤独のグルメ 【新装版】

孤独のグルメ 【新装版】

  • 作者:久住 昌之
  • 発売日: 2008/04/22
  • メディア: コミック
 

 

 

【プロフィール】

 

夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。

空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。

 

 

・片道1時間の自転車通勤中

・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。

・ホットクック 1.0Lで自炊中

・服は制服化済み

・住まいは断捨離してミニマリスト

スマホiPhoneからPixel 3a XL へ移行

・マンガと歴史好き 

(特に世界史へ進攻中)

 

 

これから、やりたいこと――。

・英語で読み書き

古武術介護

小笠原流礼法

楽天ポイ活

・積み立て投資