何より見てるだけで感心してしまう。
表面が艶やかで綺麗なのだ。
酒粕豆乳ヨーグルトの容器のフタを開けたときの気分は、村上春樹さん言うところの小確幸の一つだ。
味も良くなった。
正直、それまでの豆乳ヨーグルトは、味がイマイチだった。
なので、甘酒をかけたり、黒豆にかけて食べたりしていた。
それはそれで美味かったけど。
今の酒粕を使って発酵させるようになってからは、単品で食べても満足できるレベルになった。
実際、酒粕豆乳ヨーグルトになってからは、黒豆などの煮豆は買わなくなってしまった。
思えば、ヨーグルトについては、色々、変わってきた。
もともと、発酵食品を食べるようになったのは、ヨーグルトがきっかけだったので感慨深い。
そもそもは、スーパーで「生乳タイプ」のヨーグルトを見つけたのがきっかけだ。
生乳タイプは、こってりと濃厚で、あまり酸っぱくなかった。
すっかりハマって、一時期は毎日のように食べていた。
たまたま、その時期は花粉症シーズンだったけど、例年に比べると、明らかに症状が軽かった。
それが発酵食品を食べるようになった理由だった。
そのうち、生乳タイプのヨーグルトが高いので、自分で作ろうと考えるようになった。
それからは、いくつかの失敗を繰り返した。
カスピ海ヨーグルトのタネを買ってきて発酵させたこともあった。
ぬるぬるしてる感じで思好みではなかった。
ヨーグルトメーカーを買おうか、と考えたこともあった。
結局は、スーパーのブルガリアヨーグルトをタネにして発酵させることに落ち着いた。
初めてヨーグルトが固まったときは、大袈裟だけど感動した。
もともと、牛乳と腹具合との相性が良くなかったので、すぐに豆乳を発酵させることになった。
最初は、たまたまメールシロップがあって、豆乳ヨーグルトにかけるとメチャ美味だった。
今、思うと運が良かった。
豆乳ヨーグルトは単品だと、さほど美味くなかったので、始めて作ったときにメールシロップがなかったら、そのまま、あきらめていたかもしれない。
メールシロップがなくなるまでは、けっこう時間がかかったので、豆乳ヨーグルトにすっかり慣れることができた。
身体にも良さそうな実感も持てた。
メールシロップがなくなってからは、甘酒や黒豆との組み合わせへシフトしていった。
酒粕と言えば、酒蔵で働いている人は、お肌がつるつるの人が多くて、酒蔵の菌や酒粕のおかげだ、という話を聞いたことがある、
確か、酒粕を使った美容液なんてものもあるらしくて、試しに検索してみたら、それどころか、酒粕から自家製の美容液を作ってる人もたくさんいるようだった。
う〜ん。
凄いぞ、酒粕!
カテゴリー紹介 #発酵
花粉症対策がきっかけで「発酵」にハマる。
週末に仕込み、平日に食べる発酵食品ライフを継続中。
マネしてやってみようという人は自己責任でお願いします。