らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【スマホを落として考えが変わった】格安スマホ・格安SIMはトラブル時の対応が大変なのでデジタル音痴には考えもの


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今回スマホ落としたのはサブマシンとして使っていた iPhone の方で、メインマシンとして使ってるPixel 3a XLの方ではなかった。iphone は Pixelへテザリングでつないで使っている。このため iPhone は落とした時にネットに接続していなかったわけで、だから iPhone を探す機能も使えなかった。

 


ここでちょっと考えてしまった。Pixelを購入した時に、iPhone の新型も一緒に買ってしまおうかと考えたことがあった。二台持ちだと家族割が使えるのでびっくりするほど安くなるからだ。


この時ショップの店員から言われたことは、2台それぞれ電話回線を割り当てましょうということだった。電話番号を二つ持つということになる。その場合いかにお得になるかを長々と説明してくれたけど、なんだかややこしいのでやめておいた。そのこと思い出したのである。

 

 

もしも2台とも新しくしていて、落とした iphone が常時ネットに接続しているものだったら、すぐに探し出すことができただろうし、落とした時にソフトバンクのショップへ電話して事情を話して対応を依頼したり相談したりすることができただろう。もっとも、どの程度、相談に乗ってくれるかは分からないけど。

 

 

もし2年後あたりに、新しいスマホを買うことになったら、今度は通販で購入して格安 SIM で使おうかと考えていたけれど、今回落としてしまったことによって、考え方は大幅に変わってしまった。

 


格安スマホや格安 SIM の場合、料金は安いけれど何かトラブルがあった時には自己責任になることが多い。それも大抵はネット上で何とかしなければいけない。これはデジタル音痴な自分にはとても無理な話だ、と痛感した。


何かあった時にかけ込めるような窓口がないと自分には厳しい。だから料金が高くてもキャリアの方が良いということになる。格安 sim でもイオンモバイルみたいなショップや窓口があればいいかもしれない。

 


ネット上での意見を見てると、まだ格安SIMにしていないの? て感じだけれど、人は人、自分に向いてるものは何かということを重要視しよう。自分のようなうかつな人間だと、この先、どんなトラブルがあるか分かったもんじゃない。

 

 

後は電話回線だけではなくてwi-fi 環境もいい加減なんとかした方がいいのかもしれないと思うようになった。

 

別にモバイルなwi-fi じゃなくても、家の中に wi-fi 環境があれば、スマホ落とした時に、押入れから値段がつかなくて下取りに出せなかった古いスマホや塩漬けになっているタブレットを取り出してネットに繋いで対応することができる。

 


まぁ古いスマホタブレットを持ってファミレスへ駆け込めば済む話だけれど、スマホを落としてパニクっていると、なかなか冷静には動けない。このことも今回いやというほど痛感した

 

バッテリーがもたなくなっていたり画面が反ってしまっていたりするけど、一応使えるデバイスがあるので、ハード的にはバックアップは大丈夫ということになる。あとはネットへの接続環境のバックアップをなんとかしなければ……。

 

【漫画化計画】『青のメソポタミア』を読んでメソポタミア文明に馴染む。


最近の読書は世界史方面を攻めている。このため学習漫画などを読んだり、概論みたいな本を読んでいると、どうしても世界4大文明のあたりから始まることが多い。

 

世界の歴史 1 文明のあけぼのとピラミッド (集英社版・学習漫画)

世界の歴史 1 文明のあけぼのとピラミッド (集英社版・学習漫画)

 


自分が授業を受けていた頃には、世界4大文明は、エジプト文明から教わることが多かった気がする。西から東へ、エジプト文明、チグリスユーフラテス文明、インダス文明黄河文明て感じで。

 


まぁ、それはともかくとして、今時は最古の文明としてメソポタミア文明から始まるようだ。さすがにこれをテーマにした漫画はなかったよなぁ。

 

強いて言えば旧約聖書の漫画版か。これは最近読んだけど、旧約聖書って歴史的な資料としてはどれぐらいの扱いなんだろう?

 

マンガ旧約聖書〈1〉創世記

マンガ旧約聖書〈1〉創世記

 

 

 

そんなことを考えていた時に思い出したのはこちら。タイトルにちゃんとメソポタミアと入っている。

 

青のメソポタミア (白泉社文庫)

青のメソポタミア (白泉社文庫)

 

 


なんですぐに思い出せなかったかと言うと、この作品は脳内では歴史のカテゴリではなくてSFカテゴリに入っていたのだ。何しろ古代メソポタミア人は宇宙からやってきたという設定だったから。


でも作者があとがきで述べているように、宇宙人だとしたら長命だというのもつじつまが合うことになる。ノアの箱船エピソードも宇宙人の科学力で可能となるw

 


王族の争いがきっかけで、主人公とヒロインは地球に逃れるんだけど、この後、アダムとイブになっていく二人が抱き合う時に旧約聖書の言葉がナレーションとしてかぶさるシーンが印象的だ。

 

生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。
また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ。

 

 

もう一つこの作品が歴史カテゴリから抜け落ちていたのは、この作品の裏テーマが「補佐官」だったからだ。


補佐官というのは徹底した洗脳教育で感情を取り去った人間。人間そっくりの機械を作るのではなく、人間を機械に近づけていくという発想で作られた。


社長に秘書がつくように、上官に補佐官がつく。この上官と補佐官との友情というか恋愛というかが、この作品のポイントだったと言っても過言ではない。

 

今で言えばBL 的な要素もあったし、今時だと人間とAIとの恋愛みたいな感じになるのかもしれない。


そういえば、清水玲子さんは、初期の頃、人間とロボットとの切ない恋愛についてよく描いていたなぁ。こちらもオススメ。

 

100万ポンドの愛 (白泉社文庫)

100万ポンドの愛 (白泉社文庫)

 

 


それはともかくメソポタミア。青のメソポタミアは幸い図書館にあったので、借りてきて再読した。


少なくとも、メソポタミア文明が以前よりも少しだけ身近になった。チグリス川とユーフラテス川は、どっちがどっちだったかうろ覚えだったけど、これからはもう間違えることはなさそうだ。たぶん。

 

 

【漫画化計画】『ヒストリエ』に見る西洋と日本の戦闘シーンの違い

 


続けてヒストリエについて。今度は戦闘シーン。


これまで、主に古代から中性あたりまでのヨーロッパの戦闘シーンと日本の戦のシーンとを漫画で読み比べてみると、結構、違和感があった。


今回、ヒストリエを1巻から10巻までを一気読みして、なんとなくその理由が分かったような気がした。

 

ヒストリエ(10) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(10) (アフタヌーンKC)

 

 

 

西洋と日本との大きな違いは、兵士が盾を持っているかどうかの違いだと思う。西洋の兵士達は左手に盾を持ち、右手に剣や槍を持つ。片手で剣や槍を振り回すのはさぞかし疲れるよなと思うんだけど、とにかくまあそういうことになっている。


少なくとも古代ギリシャマケドニアの軍隊から見ると、日本の戦国時代の戦さ人たちは、盾も持たずに、刀や槍を両手で持って捨て身で突っ込んでいくのだから、とても勇敢に見えるに違いない。


ちなみに司馬遼太郎さんの小説で読んだ記憶があるのだが、中国人は普通を刀を片手で半身になって振り回す。ところが日本人は刀を両手でもって体ごとぶつかってくるので恐れられたと言う。

 

ヒストリエでは、左手で防御、右手で攻撃するので、進行方向や戦列は、少しずつ右へ右へとズレていくと言う豆知識も紹介されていた。

 

 

それにしても、漫画で読む限りでは、マケドニアの軍隊は組織的に統率のとれた集団で戦っている。「アーラララーイ」などと声を上げながら長い槍を持ち、整然と、それぞれ集団ごとに階段状で行進しながら相手を突きまくる。

 

これに比べると、日本の戦国時代の織田信長の初期の軍隊などは、長い槍を使った足軽の集団戦法が画期的だと言われているけれど、とても組織的とは言えそうもない。マケドニアの時代から1000年は経っているはずなのだが。

 

 

もう1つ、日本の戦国時代の戦のシーンでは見掛けないのに、古代西洋の戦闘シーンでよく見るのは、城攻めの時の、城壁を乗り越えるための雲梯・攻城塔や投石器だ。

 

 

これらのアイテムは、西洋だけでなく、三国志やチンギスハンなどの中国史ものでも見かけた。モンゴルのチンギスハンなどは、もともと遊牧民族なため、城攻めは後から覚えた口で、それなのにちゃんと雲梯などを使っている。

 

三国志 全60巻箱入 (希望コミックス)

三国志 全60巻箱入 (希望コミックス)

 

 

 

 

なんで日本人は使わなかったんだろう? 盾も持たず我が身をかばうこともせず、城壁にとりついて一番乗りを目指すのだから、戦国時代の日本人って、しみじみと勇敢だったんだな、と思う。

 

 

同調圧力による集団主義な割には統率が取れてなくて組織的に動けない日本人は個人の勇敢さに頼らざるを得ないのかと思うと、昔からずっとそうだっだんなぁと思わず納得してしまう。

 

やっぱり、「文化が違~う」なのかな。

 

 

【漫画化計画】

 

漫画化計画とは、世界中のあらゆる事象に漫画を始めとするエンタメからのリンクをはって、面白おかしく楽して世界を理解できるようにすることです。

 

主な対象は以下の通りです。

・日常生活での出来事

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世界中のあらゆる情報が漫画化されることを願ってやみません。

 

 

【プロフィール】

 

がんばらないライフスタイルとそのためのライフハック がテーマ――。

 

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【漫画化計画】『ヒストリエ』で古代ギリシア世界の奴隷制度を垣間見て身分制度や自分探しについて思う。


日曜日から月曜の夜にかけて、DMM レンタルコミックで借りたヒストリエ1巻~10巻を一気読みした。

 

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 

 


月曜の夜は寝苦しかったし、後半はまだ読んでいなかったこともあって、ついつい夜更かしして寝不足になってしまった。

 


アレクサンドロス大王の書記官となったエウメネスの波乱に満ちた生涯についての作品なんだけど、作品のあらすじや面白さについてはAmazonのページでも読んでもらうことにして、ちょっと気になったことについて書いてみたい。

 

ヒストリエ(10) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(10) (アフタヌーンKC)

 

 

 

この作品は紀元前の古代ギリシア世界、特にマケドニアを舞台にしているわけだけど、当時は奴隷制度があったようだ。

 

奴隷というと主人から鞭打たれたりして、虐待のような扱いを受けているというイメージが強い。実際、そういう登場人物も出てくる。


でも読んでいる限りでは、この奴隷達、結構身分が流動的と言うか、扱われ方がそれぞれ違っていたり、たくましく生きぬいていったり、色々だ。


主人から虐待されて復讐する奴隷がいる。子供の頃から家族同然に育てられて主人が死ぬと奴隷扱いに落とされる子供がいる。能力を認められて執事のような役割を果たしている奴隷がいる。船で反乱を起こして主人を海へ放り込む奴隷たちがいる。コツコツお金を貯めて自分の身分を買い取り奴隷から抜け出すものもいる。


もちろん身分としては1段階低く置かれているんだけど、能力や才覚次第では抜け出すことも可能なようだ。


周りの人間も、奴隷だからと露骨に見下す人間もいれば、特別にこだわりなく付き合う友人もいる。付き合っていた彼氏がいきなり奴隷になってしまって気持ちの整理がつかない彼女もいる。


で、主人公も奴隷の身分に落とされたり、奴隷の反乱に巻きこまれて自由の身になったり、最終的にはアレクサンドロス大王の書記官になったりする。

 


なんとなく江戸時代の士農工商身分制度を思い出す。この身分制度もけっこう流動的だったようで、例えば剣術の才能があったり、そろばんが上手かったり、商人でも金の力があったりすると、サムライの身分になれた。

 

 

現在ではもちろん身分制度はないけれど、その分、自分は何をしたいのか、何ができるのか、このままで良いのか、この先ずっとこのままなのか? などの自分探しに迷うことになる。


身分制度というものは、生まれた時にサムライをやれとか農業をやれとか役割が振られているわけで、特に不満のない者はそのまま続ければいいし、不満がある者、野心がある者、特別の才能がある者は自分の力で身分制度を突破すればいい。運が良い者はどこかの婿に入る、そういうこともできただろう。

 

自分探しで疲れ果てるよりは、案外そういう方が気楽なのかもしれないなと思ったりする。

 

 

だからといってヒンドゥー教徒のような身分制度もどうかと思ったりする。


島耕作シリーズの中には、インドへ行った時に、この身分制度がからんだエピソードがあった。インドでは子供の手を切ってしまって物乞いに仕立てるという悪習がある。体が不自由な方がお金をもらえるからだ。

 

 


島耕作は手を切られそうになっていた少女を助けて、キリスト教系の施設へ預けたりと手を尽くすのだけど、少女は結局そこを抜け出して元の世界へ戻り、手を切られてしまうと言うカットでそのエピソードは終わる。

 

日本人の我々からすれば信じられないエピソードだけど、自分が生まれ育った世界からはなかなか抜け出せないということだろう。書記官エウメネス君からすれば、「文化が違~う」と言いたいところかもしれない。

 

 

奴隷つながりでもう一つ漫画を思い出した。

 

アルスラーン戦記(1) (講談社コミックス)
 

 


このシリーズの中に、奴隷を解放してあげて良いことをしたと思っていたのに、肝心の奴隷達からはなんてことをしてくれたんだと責められてしまうエピソードがある。

 

これまではただ言われたことをその通りにやっていればよかったのに、そうすれば食べ物も眠るところも十分に確保できていたのに、これからはどうやって生きていけば良いのか自分で考えなければならない。なんてことをしてくれたんだ、そういうわけだ。


これまで共産主義社会だった人たちが、いきなり資本主義社会に放り込まれたらこんな感じかも。

 

でもこれって現在の日本社会でも、ごく普通の会社でも当たり前のように存在する。私は○○なので責任取れません。指示してくれれば言われた通りにやりますから。こういう思考停止してしまった人達。でもこんな人たちは指示したところでなんだかんだと理由をつけて言われた通りにやることは少ない。まあでも一番たくましく生きてるのはこういう人たちなのかも。

 

え~と、まぁ、ほどほどの義務感と、ほどほどの自由と、ごく普通の凡人には、それぐらいがちょうど良いということで。

 

 

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【漫画化計画】織田信長とチェーザレボルジア。漫画で時代のイメージをつかんで新解釈を仕入れる。


漫画の愉しみの一つに、その時代やその世界がなんとなくわかるということがある。なんとなくのイメージがつかめるのだ。

 


例えば今は世界史方面を読んでいて、ヒストリエを1巻から10巻まで一気に読んだところだけど、古代、紀元前のギリシャ世界の街の様子や人々の服装や戦闘シーンはこんな感じだったのか、と思いながら読んでいる。小説でも面白く読めるけど、細かい視覚的なところは想像出来ない。

 

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 


もちろん漫画はフィクションでありエンターテイメントなので、100%正確とは限らないし、時代考証も怪しいところがあるのかもしれない。史実ではこうなっているけれど、エンタメ性を重視してあえて変えたというところもあるだろう。


けれども基本的にまっとうな漫画家や編集者たちは、よく調べているし、監修者の力を借りたりもしている。


歴史もので言えば、史実がはっきりしているところはその通りに描いて、所々はっきりしていないところは作家の想像力で補う、そういった感じなんじゃないだろうか。

 

 

漫画の場合それだけじゃなくて、新しい歴史的解釈を付け加えることもある。

 

 

例えば、織田信長――。

 

 

このシリーズでは戦の「殺し間」や戦国時代の「銭」がいかに世の中を変えていくかに目を見張った。

 

センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス)

センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

 

この作品では比叡山の焼き討ちについての解釈が面白かった。

 

信長のシェフ 8巻 (芳文社コミックス)

信長のシェフ 8巻 (芳文社コミックス)

 

 

 

逆に、全く史実とは異なるけれど、それらしいと話題になることもあった。こちらは茶人大名古田織部を主人公にした漫画だけれど、信長がピアスをつけているのが話題になった。確かに織田信長とピアスってよくハマる。

 

へうげもの(1) (モーニングコミックス)

へうげもの(1) (モーニングコミックス)

 

 

 

世界史方面に目を向けると、気になるのはチェーザレボルジアだ。チェーザレ織田信長って何となく共通点がありそう。

 

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

 

 


この作品は途中まで読んでいたけれど、しばらくご無沙汰している間に随分新刊が出ていた。読み返すと同時に最新刊まで一気読みしよう。最新刊はこちら。

 

チェーザレ 破壊の創造者(12) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(12) (KCデラックス)

 

 


以前読んでいたときは、随分と立派そうな学者の先生が監修者をやっていて、漫画もアカデミックになってきたものだと感心していたけれど、Amazon の紹介文を読んでみると、思っていたよりも、すごい監修者&こだわり抜いた作品だったようだ。ちょっと長いけど引用してみよう。

 

新鋭ダンテ学者の原基晶を監修者に迎え、最も信憑性の高いとされているサチェルドーテ版のチェーザレ・ボルジア伝(本邦未訳)をはじめ、膨大な資料を精緻し生み出された全く新しいチェーザレ像や、当時の絵画を参考に、その美麗な線によって忠実に再現されたイタリアの街並みなどが話題を呼び、漫画としての面白さはもちろん、権威ある歴史学者からの評価も高い。 


なんかすごそう。読み返すのが楽しみだ。

 


チェーザレと言えば、塩野七生大先生が第一任者だけど、実は塩野版は以前読んだ時に難しくて挫折してしまったことがある。

 

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

 

 


漫画で一通り読んだ後に挑戦してみれば最後まで読めるかもしれない。今は活字の本は Kindle の読み上げで聞いているので、さらにハードルは下がると思う。


今や古典的な作品となった小説と新しい解釈の漫画を読み比べてみるのも楽しみだ。

 


なんにしろ、漫画で歴史ものを読むのは楽しいってことで。

 

 

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【スマホを落として考えた②】優先順位は、デバイス削除、各種パスワード変更、警察へ届け出の順だった。

 

サブマシンとして使っていたiPhone を落としたと分かった時の対応の仕方はどうだっただろうか?

 

かなりパニクっていたので、まず自分を落ち着かせて、メインマシンのPixel 3a XLでスマホ落とした時の対処法について検索した。


iPhoneを探しての機能を使おうとして、よく考えたらできないことに気づき、iCloud に接続しようとしてパスワードなどを思い出せず、Amazon楽天のパスワードを変えて、職場に連絡して明日の休みを今日にスライドしてもらい、自転車通勤コースを戻りながらiPhoneを探し、途中で交番によって盗難届を出して、家に帰ってから、なんとか icloud に接続して落としたiPhone のデバイスを削除して、パスワードで接続していたサービス全てのパスワードを変更した。

 

まぁ、そもそも iCloud に接続できるようにパスワードなどを覚えておくべきなのは置いといて、もし同じようなケースがまた起こしてしまったら、真っ先に家に帰って、iCloud に接続して、デバイスを削除するべきだった。


これをやっておけば、とりあえずは安心できる。次に各種パスワードの変更をすべき。警察に盗難届を出すのは翌日でも良かった。今回はたまたま翌日に届いたけど、普通は何日か、かかるものらしいから。店で拾われたりすると、その店で一週間ぐらい保管しておいて、その後警察に届けたりすることも多いようだ。

 

ちなみにデバイスの削除と言うとなんだか大ごとなような気がするけど、あっさりと復旧できた。もし iPhone を落としてしまってiphone を探す機能が使えない状況だったら、とりあえず iCloud に接続してデバイスを削除してしまおう。

 

それから各種パスワードについては、今回で懲りたので、紙にメモして保存しておくことにした。パスワード管理アプリもあるようだけど、ややこしくて自分には使えそうもない。これは今後の課題にしておこう。

 

今回、ホッとしたのは画面ロックをかけていたこと。もともとiPhoneは家でだけ使ってた時期があったので、もしかしたら、それ以来、画面ロックは外したままかもしれないと思っていたのだ。

 

それと、二段階認証をやっておいたこと。恥ずかしながら、7payの事件が起きるまで、二段階認証の設定はやってなかった。ラッキー!

 

落としたiPhoneを引き取ってから、落としたiPhoneの削除してしまったデバイスの復活を試みてiCloudに接続してみたとき、ちゃんとPixelの方に、接続をしても良いか問い合わせがきた。どれだけ安心できたことか。面倒くさくて後回しにしてる人は必ずやっておこう!

 

 

 

 

【スマホを落として考えた】寝不足、マンネリ油断、ポケット問題……


7月もそろそろ終わり。令和元年の7月はスマホを落とした月として記憶されるだろう。

 

スマホを落としてから翌日には警察から受け取ることができたし、今のところは被害は見当たらないし、もう平常運転に戻っている。けれども自分の生活が脅かされるかもしれないという恐怖感は、しっかりとトラウマになっている。

 


振り返ってみると、今回一番まずかったのは寝不足だったということだ。自分の場合寝不足になるととたんにポカをやらかす確率が跳ね上がる。分かっちゃいたけど改めて認識した。


なんで寝不足になるかと言うと運動不足だからというのが一番大きい。雨続きだったので自転車通勤もペースダウンしていた。2番目の理由は仕事で少し楽をしていたということがあげられるだろう。


昼間にダラダラと過ごしていると途端に夜が眠れなくなる。ギアを一つ上げていこう。

 

 

寝不足の次はマンネリによる油断。

 

 

自分の場合、なんとなくマンネリだなあと思っているととんでもないポカをやらかすことが多い。ポカばっかだな。これまたわかっちゃいるけどやめられない。


これからはマンネリを感じたら何か不吉なことが起きる前兆だと思うことにしよう。

 

 

マンネリの次はポケット。自転車通勤のときは、ユニクロのアンクルパンツを履いているんだけれど、落としてしまったスマホは無造作にパンツの前ポケットに突っ込んでいた。


角度的に落ちるはずはないと思い込んでいたけれど、寝不足のぼんやりとした頭で適当な突っ込み方をしていたのだろう。


それと、どうやら落とした場所は地下道の入り口手前であるような気がしてきた。地下道の手前で自転車から降りるとき、シクロクロス風に自転車の左側に右足から降りるようにしている。その時に落としたのかもしれない。

 


とりあえず今はスマホスマホパンツのバックポケットに入れて必ずジッパーをかけるようにしている。まあ最初からやってろよという話だよなぁ。


バックポケットに入れているとたまに位置がずれてつっかえるように感じることがあって前ポケットに入れるようになった気がする。でも本当にまさか落ちるとは思ってなかった。

 

 

そもそもなんでスマホをポケットに入れていたかと言うと、自転車通勤中にスマホのカメラで写真を撮りたいからだった。このためサブマシンのiPhoneをデジカメ代わりに使っていた。


自転車のハンドルにアタッチメントをつけて、そこに iPhone を固定することも考えたけれど、結構面倒くさそうで、おまけに振動で落っこちてしまうこともありそうだった。

 


逆にもっと小さいデジカメを買うかとも考えた。今ではスマートウォッチでも写真が撮れるらしいし。


そんなことを考えながらも、これまで何もせずに放置してしまっていた。どうしたらよいのか今一度考えてみよう。

 

 

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スマホiPhoneからPixel 3a XL へ

・マンガと歴史好き

 

最近、取り組んでいるもの――。

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【漫画化計画】もっとカレー漫画が増えてもいいはずだ


図書館で夏のコーナーに置いてあった本書。確かに夏といえばカレーだ。元々グルメ系の漫画は大好物。早速借りることにする。

 

 


読みながら思った。そういえば最後にカレーライスを食べたのっていつぐらいだろう。ちょっと思い出せなかった。


自分にとってカレーライスと言えば家庭料理だった。外食で食べるという発想はなかった。だから母親が亡くなって作ってくれる彼女もいなければ当然食べる機会もなくなってくる。


おまけに糖質制限で炭水化物をなるべく減らそうとしているので、ますます縁遠くなってしまった。今ではたまに鳥のレバーや鶏皮を炒めるときにS & B のカレー粉をぱらぱらとかけるぐらいになってしまった。

 


本書によれば、本場インドの汁っぽいシャバシャバしたカレーと、もったりしたカレーとが2大勢力で、その他、蕎麦屋のカレーとかスープカレーとか焼きカレーとかオリジナルなカレーがニューウェーブのようだ。

 


あと、やたらとキーマカレーが出てくるのが気になった。たぶんキーマカレーって割と歴史は浅い方で、おそらく自分がカレーを食べなくなってきてからメジャーになったんだろう。今度外食する機会があったら食べてみよう。

 

 

その一方でこうも思った。これだけ日本人は大好きで、これだけバリエーションが豊富なのにカレーをテーマにした漫画って少ないんじゃないだろうか?


グルメ漫画のシリーズの中でちょくちょくカレーが取り上げられることはよくあるけれど、カレーひとつだけをただメインにしてやっている漫画って記憶にあっただろうか。

 


シリーズの中で読んだ漫画で一番古いのはやっぱり包丁人味平。グルメ系の漫画ではおそらく始祖。カレーをテーマにしたものは最後の方のクールで、ライバルがスパイスの闇に溺れていく姿が印象的だった。

 

包丁人味平 〈19巻〉 カレー戦争6

包丁人味平 〈19巻〉 カレー戦争6

 

 


あと長いシリーズではカレーをテーマにした部分だけを抜き出して編集した本なんかも出されている。

 

 

 

 

でも自分が思い描いているのはこれとはちょっと違う。例えばラーメンをテーマにした漫画だったらまさにジャストのやつがある。

 

ラーメン発見伝(1) (ビッグコミックス)

ラーメン発見伝(1) (ビッグコミックス)

 

 

らーめん才遊記(1) (ビッグコミックス)

らーめん才遊記(1) (ビッグコミックス)

 

 


うまいラーメンを作るだけではなく、行列のできるラーメン店を作るためにはどうすれば良いのか、うまさだけを追求するのではなく安定供給やサービスについても踏み込んでいてうまいラーメン店を作るためのノウハウがぎっしり詰まっていた。もう、ひたすらラーメンだけだ。

 


ラーメンでは、有名店の店長をドキュメンタリーもので漫画にしたもあるのである。

 

一杯の魂 1―ラーメン人物伝 (ジャンプコミックスデラックス)

一杯の魂 1―ラーメン人物伝 (ジャンプコミックスデラックス)

 

 


カレーライスは国民的な人気としてはラーメンに負けないはずなのに、なんでこんなにカレー漫画が少ないんだろうか?


試しに検索してみたらやっぱり少ない。唯一それらしいのがひかかったのがこちら。

 


何話か読んだことがあるけれど通して読んだことはなかった。さっそく、DMMのレンタルコミックで借りてみようとしてみたけれど、全部で49巻だった。読みきれるかな……。

 


けれども今読まなかったら、このまま読まずに終わってしまうだろう。漫画でも本でも、こんな風に読まずに終わってしまいそうなシリーズをそれこそ山ほど抱えている。今読むべし!

 


まあ全部で49巻の長編シリーズになるぐらいだから、やっぱりカレーライスは漫画のネタになるのだろう。魅力的なカレー漫画がこれから出てくることを望む。キーマカレーも食べてみよう。

 

 

【世界の歴史 3 (集英社版・学習漫画) 】ダイジェスト版を作る編集の苦労をしのぶ

 

世界の歴史 3 始皇帝と万里の長城 (集英社版・学習漫画)
 


図書館から借りて少しずつ読み進めている世界の歴史シリーズ。第3巻はインドを舞台にした仏教の広がりと中国で、だいぶ馴染みのあるものばかりだ。

 


特に項羽と劉邦の章では、司馬遼太郎の小説や横山光輝の漫画で大体分かっているので、あれほど長い物語をどうやってまとめるのだろうと思いながら読んだ。

 

項羽と劉邦(上中下) 合本版

項羽と劉邦(上中下) 合本版

 

 

項羽と劉邦全12巻箱入 (潮漫画文庫)

項羽と劉邦全12巻箱入 (潮漫画文庫)

 

 


始皇帝の巡行を眺める2人のシーン、陳勝呉広の反乱(燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや)、鴻門の会、四面楚歌、垓下の唄、どれもこれも有名なエピソードばかり。韓信なんかは出てこなかった。二人に絞ったのだろう。

 


どのエピソードも歴史の教科書というよりは漢文の教科書に出てきたような題材だ。


後世に残るエピソードというのは何かしら文学的な物語になったりワンフレーズで印象に残るキャッチコピーとかをもってないと駄目なようだ。

 

「漢」が成立するまでの歴史も、項羽と劉邦の2人のライバル争いと言う物語になることによって分かりやすく理解できるようになったのだろう。

 

そうでないと、歴史は年表を読み上げるだけのつまらない分かりにくいものでしかなくなってしまう。

 

 

【漫画化計画】

 

漫画化計画とは、世界中のあらゆる事象に漫画を始めとするエンタメからのリンクをはって、面白おかしく楽して世界を理解できるようにすることです。

 

主な対象は以下の通りです。

・日常生活での出来事

・ニュース(政治・経済)

・世界史

・日本史

 

世界中のあらゆる情報が漫画化されることを願ってやみません。

 

 

【プロフィール】

 

がんばらないライフスタイルとそのためのライフハック がテーマ――。

 

・物より面倒を減らすミニマリスト 

・食事はMEC食、糖質制限、高脂質

・服は制服化済み

・住まいは断捨離中

・片道1時間の自転車通勤継続中

スマホiPhoneからPixel 3a XL へ

・マンガと歴史好き

 

最近、取り組んでいるもの――。

・音声入力

・耳活(Kindle読み上げ)

Excel自動化

・漫画化計画

    (エンタメ、入門書、情報収集すべて漫画で)

・徒歩通勤

 

これから、やりたいこと――。

古武術介護

小笠原流礼法

競歩

・積み立て投資

【自転車通勤】UNIQLOアンクルパンツは自転車通勤にもベスト!

 


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自転車通勤中の服装がどんどんラフになってきている。一時期はサイクルジャージレーサーパンツと言う正装でいたこともあったというのに。

 


今はユニクロのエアリズムのポロシャツとアンクルパンツ。どちらも去年はメインで着ていた服だけれど今年になってからは自転車通勤用に降格したものだ。ほどよくくたくたになっていて着心地が良い。

 


特にアンクルパンツは裾が絞ってあってゴムになっているタイプなので自転車に乗っていてもチェーンに触れることがない。

 

●ボトムスアンクルパンツ・ジョガーパンツ | UNIQLO

https://www.uniqlo.com/jp/store/list/basic/mobile/menbottoms/anklepants?quickviewproduct=421511

 

薄いし軽いし洗濯してもすぐ乾くし、なにより生地が丈夫なのでサドルに当たる部分の生地が全くへたらない。これはすごいことだ。これまでレーサーパンツ以外にどんなパンツを履いても、必ずサドルに当たる部分がすり減っていた。

 


アンクルパンツを自転車通勤に使い始めたのは今年になってからなんだけど、すっかり気に入ってしまった。


元々アンクルパンツはストレッチが効いているので気に入って履き始めた。職場でも履いているし、休みの日の外出の時にも履いている。

 


これからは今年履いていたアンクルパンツを来年は自転車通勤用に降格させて、新しいアンクルパンツを買って更新するというサイクルになりそうだ。

 


これまではウォームビズで着ていた同じくユニクロのウルトラライトダウンを、翌年は自転車通勤用に降格させるということをしてきたけれど、これからはポロシャツやアンクルパンツも同じ事になっていく。

 


実を言うと最近こんまりさんの本を読んで服を降格させて着るのはやめよう、その時その場でベストの服を着るようにしよう、そう思ったばっかりだったけど、どうも自分の場合、少なくとも自転車通勤中は、くたくたになった着心地の良い降格した服を着る方が心ときめくのだった。

 

マンガで読む人生がときめく片づけの魔法

マンガで読む人生がときめく片づけの魔法

 


汚れてきたら気楽に捨てられるのもありがたい。

 


あと、もうすっかり当たり前になっていて全く意識しなくなっていたけれど、今着ている服は全てストレッチが効いているものばかりで、だから自転車通勤用にしても全く違和感がない。

 


とにかく楽な服が着たいと突き詰めてきたけれど、結果的には金がかからなくなったしエコにもなってきているのは思いがけなく嬉しいことだ。


いざ捨てる時にもユニクロのリサイクルボックスに持っていけばいいので、あまり罪悪感も感じなくて済むし。

【「超」AI整理法】アナログな紙の本とデジタルなスマホがシームレスに! 画像検索はまだまだ……。


2ヶ月前にPixel 3a XLを買って、スマホの AI 機能をトコトン使い倒してみようと思っていたので本書を読むのはすごく楽しみだった。

 

「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す

「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す

 

 


読んでみると希望が半分がっかり半分といったところ。それはどちらも画像認識に関することだった。

 


例えば図書館から借りてきた本で面白いと思った箇所を、スマホのカメラで撮影して、google lens で取り込んで、気に入った文章をコピーして、ブログに引用文章として貼り付けたりする。こんなことが実にスムーズにできるようになった。


そして自分は使ったことはないけれど、Google Lens の取り込んだ文章を外国語に翻訳してくれるし、外国語で読み上げてもくれるらしい。これはすごい。


紙の本をスキャンしてOCR 機能でテキスト化することをスマホで手軽にできるようになってしまったのだ。


さらに、例えば海外旅行をしている時に案内板何かがよく分からなくてもスマホのカメラで撮影して翻訳させればすぐにわかるわけだ。


画像から文字への認識・翻訳に関してはAI機能が格段に進歩していることを感じられた。

 

 

その一方で、画像認識・画像検索に関してはまだまだであると思わざるを得なかった。


実際自分でも行ってみてはいるけれど、お、賢いなあと小さな子供を褒めるようなレベルだ。

 


特に一番期待していたのは、やたらめったらたくさん撮りまくった写真の中から見たい写真をピンポイントで取り出してくれる能力だったけれど、とても実用にはほど遠い。


例えば猫とか自転車とかで検索すると写真が何枚か出てくるのだが全部出てくるわけではない。建物で検索すると何も出てこないけど、倉庫で検索するとなぜか出てくる。そんな感じで。


作者はこれに対してキーワードを振ることやキーワードを音声入力でやることやその他いくつかの提案しているけれど、正直面倒くさがりの自分にとってはどれもこれも長続きしないようなことだった。

 

 

ただ一つだけ光明があって、日付で呼び出すとちゃんと出てくるのである。


Google フォトアプリを開いて、検索欄で6月3日で撮った写真を出してと音声入力で入れると、今年と去年の6月3日に撮った写真を一覧表示してくれる。一昨年の6月3日には撮らなかったのかな?


だから撮影した日付さえ分かっていれば一瞬で呼び出せるわけだ。


試しに6月1日から6月3日に撮った写真で検索してみたけれど、ありませんと返事されてしまった。6月に撮った写真でもダメだった。


作者は写真の日付を検索するためのインデックスを作ることを提唱しているが、自分が長続きしないであろうことは容易に想像がつく。


まだまだ画像検索や画像認識については時を待たねばならないようだ。

 

 

まあないものねだりをしてもしょうがないので、とりあえず文字認識やスキャン機能や ocr 機能、それから翻訳・読み上げ機能はガンガン使っていこうと思う。

 

むしろ、アナログな紙の本の取り扱いが楽になった印象だ。

 

 

【漫画化計画】はた迷惑な英雄アレクサンドロス大王を漫画で読む


世界の歴史の学習漫画のシリーズが図書館にあったので少しずつ読んでいる。今回は第2巻。古代ギリシャからアレクサンドロス大王、そしてローマ帝国とイエスキリストまで。

 

世界の歴史 2 アレクサンドロス大王の帝国 (集英社版・学習漫画)

世界の歴史 2 アレクサンドロス大王の帝国 (集英社版・学習漫画)

 

 


この手の学習漫画はスタンダードなエピソードを並べたダイジェスト版みたいなもんだけど、本書ではアレクサンドロス大王が東方遠征をした時の、兵士たちが嫌がる様子を必要以上に描いていて思わず笑ってしまった。


まあそりゃそうだ。まだ地球が丸いということも分かってなかった時代だ。平凡な人間からしたら何でインドくんだりまで行かなきゃならないのかということだ。


歴史に名を残すような英雄は狂気にも似たモチベーションで大事業を成功するけどワークライフバランスについては考えたこともないだろう。実際アレクサンドロス大王疲労のため若いうちに死んでしまった。

 


学生の頃は 英雄の格好良さばかりに目が行ってしまっていたけれど、社会人になってからはヒーローに引きずられてしまう名も無き人々の方にも目がいくようになった。


会社でも、いくら有能とは言え、部下をこき使う上司は傍迷惑だ。何でそこまでやらなきゃいけないんだよ、一定の成果は出してるんだからいいじゃないか、と言いたくもなる。

 


アレクサンドロス大王とその時代について理解しようとしたら、強い援軍がある。押しも押されぬ人気作品だ。

 

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

 


実際の主人公はアレクサンドロス大王の書記官と言うシブい役どころだ。実在の人物らしい。


ヒストリエはちょうど主人公がマケドニアに到着してアレクサンドロスを見かけるところまで読んでいた。アレクサンドロスは二重人格っぽい設定。このあたりが東方遠征への強い情熱につながっていくんだろうか。

 

 


しばらくご無沙汰している間に最新巻が11巻にもなっていた。早速 DMM のレンタルコミックのバスケットに入れておく。レンタルコミックなのでこっちの最新刊は10巻までだ。これを機会に、1巻から読み直そう。

 

 


漫画を読んでいて楽しいのは好きなシリーズにいつのまにか続刊が随分出ていて、最初から最新刊まで一気読みすることだなぁ。

 

 

ヒストリエの作者のつながりでもう一つ思い出した。

 

ヘウレーカ (ジェッツコミックス)

ヘウレーカ (ジェッツコミックス)

 


ヒストリアのプロトタイプみたいな作品だ。舞台はハンニバル率いるカルタゴ軍とローマ軍の戦い。確かアルキメデス先生も出ていて殺気だったローマ兵士に殺されていた。


主人公がローマ兵士に向かって、あんたらは確かにすごいけど、ほかにすることはないのかぁと言うシーンが印象的。こちらは図書館から借りて読んだ。再読のためにサイトからリクエストした。

 

 

アレクサンドロスつながりで怪人荒俣宏先生が書いた小説も思い出した。こちらはまだ読んでない。

 

幻想皇帝―アレクサンドロス戦記〈第1巻〉

幻想皇帝―アレクサンドロス戦記〈第1巻〉

 

 


なんと宣教師が織田信長アレクサンドロスについて語るという設定。さっそくポチろうとしたが、Kindle 書籍ではなかった。基本的に活字の本はKindle 読み上げで聞いていこうとする方針だ。Kindle化してくれないかなあ。

 

この作品はアニメ化もされている。アレクサンドロスはやっぱり英雄なのだなあ。

 

 


いろいろ検索していたらこちらの作品が出てきた。そういえばこちらの作者も歴史ものをたくさんかいていたっけ。

 


ラッキーなことにAmazon の読み放題サービスで読める。早速ダウンロードした。

 


う~ん。しばらくはアレクサンドロス大王で楽しめそうだ。


それにしても次から次へと読みたい作品が出てくる。死ぬまでに全部読みきれるのだろうか?