ミニマリストに憧れて断捨離にハマったことがある。
かなり、モノを減らしたおかげで、生活が楽になったことは間違いないけれど、その一方で、ミニマリストのあまりにもストイック過ぎるライフスタイルにはついていけないものを感じていた。
まあ、人間、ほどほどがいいよね、などと思っていたけれど、何となく、もやもやしたものが残っていた。
モノを少なくして、シンプルに楽に暮らしたいけれど、めんどうくさいのは嫌。
節約して、金のかからない、あくせく働かなくてもいい生活をしたいけど、めんどうなのは嫌。
結局、めんどうなのは嫌いだ、ということだけがはっきりしてるけど、じゃあ、何がしたいんだ、と言われると、よくわからない。
何もしたくない、ただの怠け者なのかもしれない。
そんな、もやもやが消えないのである。
最近、Chikirinさんが勝間和代さんの家を訪問するブログを読んだ。
勝間さんの家の中には、場所ごとにモバイル端末があちこちにあったり、効率良く料理するために計りが2つ並べてあったりしてた。
ミニマリスト的に言えば、モノがやたらとダブってる状態だけど、勝間さんは、モノを減らすよりも効率良く家事をしたいだけなのだ。
自分の場合、iPhoneを2つ持ってたり、舌ブラシを複数使っていたり、職場用の服を制服化してる割には平日5日分で5セット持っていたりする。
自転車通勤の雨用ウェアセットも4セットある。
この方が生活が上手く回っているのだが、ミニマリストじゃあないよなあ、と思っていて、時々、もっとモノを減らせないか、と思ったりしてた。
けれども、自分がやりたいことは、無理してモノを減らすことではなくて、手間を減らすことなのだ、とようやく気づいた。
家の中で、しょっちゅうハサミを使う場所が2箇所あれば、ハサミを2本買って、それぞれの場所に置いとけばいい。
何もハサミ1本でやっていこうと努力することではないのだ。
自分の生活を最適化して、できるだけ楽に過ごす。
精神的にストレスのたまらないように。
肉体的にも疲労しないように。
ウツっぽくなったときにも乗り切れるように。
余裕を作り出して、元気なときは何かにチャレンジできるように。
そんなコンデション、ライフスタイルを作ること。
それが、目指すものなのだ。
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